Linkexpress トラブル初期調査資料採取コマンド使用手引書
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目次
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2.2 lxgetdataコマンド
[名称]
Linkexpressトラブル初期調査資料採取コマンド
[形式]
[コマンドの格納先]
Windows(IPF)/Windows(x64)/Windows: Linkexpressインストールディレクトリ\BIN\lxgetdata.bat
Linux(IPF)/Linux(x64)/Linux: /opt/FJSVlnkexp/bin/lxgetdata
Solaris: /opt/FSUNlnkexp/bin/lxgetdata
HP-UX: /opt/FHPlnkexp/bin/lxgetdata
AIX: /opt/FJSVlnkexp/bin/lxgetdata
[機能説明]
Linkexpress内部動作ログ、Linkexpress共有メモリ情報、Linkexpress定義情報、システムログ、動作プロセス一覧情報等のLinkexpressトラブル初期調査に必要な資料を採取します。
なお、収集結果は、PCサーバの場合、利用者側にてディレクトリ指定ありのアーカイブ/圧縮を実施する必要があります。UNIXサーバの場合は、lxgetdataコマンド内でアーカイブ/圧縮を実施します。
[復帰値]
0: 正常終了
0 以外: 異常終了
[使用例]
以下の操作画面に従い初期調査資料(lxgetdataMMDDHHMMSS.tar.Z)の採取が可能です(以下の例は、Solaris版です)。
補足)MMDDHHMMSSは、lxgetdata投入の時間です。
#(操作) /opt/FSUNlnkexp/bin/lxgetdata
:: Solaris Linkexpress トラブル調査用データの採取
:
: All Rights Reserved, Copyright (C) Fujitsu Limited 1999-200x
:
:
データの採取を開始します.
データ採取用ディレクトリを指定して下さい。(デフォルト /tmp) [?,q]
(操作)調査資料の格納ディレクトリを指定しエンターキーを実行するか、空エンター(/tmp配下となる)実行。
データの採取中です。
クライアントより業務ログを採取してください。
:
: トラブル調査用データの採取は、終了しました。
: /tmp/lxgetdata0402061234.tar.Zです。
:
: 上記ファイルを、開発元に送付願います。
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[注意事項]
- root権限(UNIXサーバ)/Administrator権限(PCサーバ)で、実行して下さい。
- 問題発生状態のままLinkexpressサーバを停止せずに、コマンドを投入してください。なお、問題発生日より日数が経過、またはLinkexpressサーバを停止した場合は、必要な情報が収集されない可能性があります。
- ファイル転送の相手システム側の調査資料を同時に採取してください。相手システム側のファイル転送製品が、Linkexpressサーバの場合は、lxgetdataおよびlxgetcore(Solarisのみ)による資料採取を実施してください。
- lxgetdata による採取結果ファイルは、圧縮した状態で2MByte 以上になることがあります。ファイルサイズが大きくなる場合は,以下の条件に影響を受けています。
- Solarisの場合
/var/adm/messagesで始まるファイルの容量
- Linux(IPF)/Linux(x64)/Linuxの場合
/var/log/messagesで始まるファイルの容量
- Windows(IPF)/Windows(x64)/Windowsの場合
イベントビューア(アプリケーション/セキュリティ/システム)ログの容量
- UNIXサーバでコマンドを投入する場合、以下のディレクトリをデータ採取用ディレクトリに指定しないでください。
- Linux(IPF)/Linux(x64)/Linux
/opt/FJSVlnkexp/bin
- Solaris
/opt/FSUNlnkexp/bin
- HP-UX
/opt/FHPlnkexp/bin
- AIX
/opt/FJSVlnkexp/bin
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