Linkexpress トラブル初期調査資料採取コマンド使用手引書
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目次
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2.3 lxgetcoreコマンド
[名称]
Linkexpress動作プロセスgcore採取コマンド(Solarisのみ)
[形式]
[コマンドの格納先]
Solaris: /opt/FSUNlnkexp/bin/lxgetcore
[機能説明]
Linkexpressの動作中プロセス全てに対して、gcoreコマンドを発行し、その結果をアーカイブ/圧縮します。
[復帰値]
0: 正常終了
0 以外: 異常終了
[使用例]
以下の操作画面に従い初期調査資料(lxcore.tar.Z)の採取が可能です。
#(操作) /opt/FSUNlnkexp/bin/lxgetcore
:: Solaris Linkexpress get core image tool
:
core imageの採取を開始します.
Please input core file directory(default /tmp)
(操作)調査資料の格納ディレクトリを指定しエンターキーを実行するか、空エンター(/tmp配下となる)実行。
:
: core image の取得が終了しました。
: /tmp/lxcore.tar.Zです。
:
: |
[注意事項]
- root権限で、実行して下さい。
- 問題発生状態のままLinkexpressサーバを停止せずに、コマンドを投入してください。Linkexpressを停止した場合は、必要な情報が収集されない可能性があります。
- ファイル転送の相手システム側の調査資料を同時に採取してください。相手システム側のファイル転送製品が、Linkexpressサーバの場合は、lxgetdataおよびlxgetcore(Solarisのみ)による資料採取を実施してください。
- lxgetcore による採取結果ファイルは、圧縮した状態で5MByte 前後です。
- トラブル発生時は、lxgetdataおよびlxgetcore両方を実行していただき、サポートセンターには最初にlxgetdata採取結果を送付していただくようお願いします。
- gcoreは、問題発生システムのシステムライブラリとgcoreを解析するシステムのシステムライブラリが一致していなければ、正しく参照できません。このため、本lxgetcoreの採取結果(lxcore.tar.Z)だけでは、サポートセンターでの調査ができず、別途システムライブラリ収集(lxcocore)を依頼することがあります。
lxgetdata調査資料よりサポート部門にてgcore 調査が必要か否かを判断し、gcore調査が必要な場合、そのプロセスIDを特定し、ご連絡いたします。その後の処置はサポート部門からの依頼(lxcocoreによる資料採取)に従ってください。
- lxgetcore結果は、“core.プロセスID”ファイルをアーカイブ/圧縮しています。
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