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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

2.7.2 機器情報ファイル

機器情報ファイルは、各項目をカンマ区切りのCSVファイル形式で作成します。なお、1行目は項目名として使用するので、実際のデータは2行目から入力してください。

ファイルに記述する項目とファイル例を、以下の順に説明します。

Systemwalker Desktop Patrolの機器情報ファイルの項目

No

項目名

必須/任意

指定文字

備考

1

資産管理番号

必須(注)

半角の英数字、および半角の記号を合わせて、24バイトまで設定できます。
ただし、英字では、大文字と小文字が区別されません。小文字を使用した場合、大文字として登録または変更されます。たとえば、「a001」は「A001」となります。

ATと連携した棚卸を行う場合は、バーコードシンボル体系のコード39に対応した以下の文字を設定してください。

  • 半角英字:「A」~「Z」

  • 半角数字:「0」~「9」

  • 半角記号:「-」、「.」、「 」(スペース)、「$」、「/」、「+」、「%」

上記以外の文字を使用した場合は、ATで読み込むためのバーコードを作成できません。

機器の資産管理番号です。

2

モデル名

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器のモデル名です。

3

シリアル番号

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、24バイトまで設定できます。

機器のシリアル番号です。

4

メーカ名

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器のメーカ名です。

5

分類

必須

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、32バイトまで設定できます。

なお、「PC」を設定した場合、[機器名]および[ユーザーID]が、すでに登録されているほかのPCと一致するとエラーとなります。

機器の分類です。

6

種別

必須

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器の分類の詳細区分です。

7

資産区分

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器の資産区分です。

8

ユーザーID

必須

半角の英数字、および半角の記号を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器を利用しているユーザーのユーザーIDです。

Systemwalker Desktop Patrolに登録されていない値を設定するとエラーとなります。

9

機器名

必須

半角文字および全角文字を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器として利用する名称です。

10

契約No.

任意

半角英数字、および半角記号(「-」)を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器に関連付けるリース契約またはレンタル契約の番号です。

契約情報として登録されていない値を設定するとエラーとなります。

11

保守コード

任意

半角英数字、および半角記号(「-」)を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器に関連付ける保守契約の番号です。

契約情報として登録されていない値を設定するとエラーとなります。

12

利用状況

任意

利用状況に応じて、以下のどれかを設定します。

  • 使用中

  • 遊休中

  • 故障中

  • 返却対象

  • 廃棄対象

  • その他

機器の利用状況です。

13

固有情報(1~30)

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器に関する任意情報です。

14

リンク先のパス名

任意

255バイトまでのUNC表記で設定できます。

ファイルのパス名だけでなく、ディレクトリのパス名、またはURLも設定可能です。
指定パスが、「http:」または「https:」で始まる場合はファイルの存在チェックを行わず、URLと判断します。

機器に関するデータ(例:機器の画像)、またはそれらの入ったディレクトリやURLです。

15

IPアドレス1(IPv4用1)

任意

以下の書式で設定します。

XXX.XXX.XXX.XXX

XXX:半角数字を0から255までの間で設定できます。

  

16

MACアドレス1

任意

以下の書式で設定します。

XX:XX:XX:XX:XX:XX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

区切り文字は「-」でも設定できます。また、区切り文字を省略して設定することもできます。区切り文字を「-」、省略した場合も、管理台帳では区切り文字が「:」で登録されます。

設定例:

FF:0B:5D:D0:D7:13

FF-0B-5D-D0-D7-13

FF0B5DD0D713

  

17

IPアドレス2(IPv4用2)

任意

以下の書式で設定します。

XXX.XXX.XXX.XXX

XXX:半角数字を0から255までの間で設定できます。

  

18

MACアドレス2

任意

以下の書式で設定します。

XX:XX:XX:XX:XX:XX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

区切り文字は「-」でも設定できます。また、区切り文字を省略して設定することもできます。区切り文字を「-」、省略した場合も、管理台帳では区切り文字が「:」で登録されます。

設定例:

FF:0B:5D:D0:D7:13

FF-0B-5D-D0-D7-13

FF0B5DD0D713

  

19

設置場所

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、60バイトまで設定できます。

機器の設置場所を設定します。

「ビル管理情報」に登録されていない値を設定するとエラーとなります。

20

関連資産管理番号

任意

半角の英数字、および半角の記号を合わせて、24バイトまで設定できます。

ただし、英字では、大文字と小文字が区別されません。小文字を使用した場合、大文字として登録または変更されます。たとえば、「a001」は「A001」となります。

なお、関連資産管理番号が未入力の場合は、資産管理番号と同一値が関連資産管理番号となります。

また、以下の関連資産管理番号が入力された場合は、入力値エラーとなります。

  • 入力された関連資産管理番号の機器が存在しない場合

  • 入力された関連資産管理番号の機器に対する関連機器数が100件以上の場合

  • 入力された関連資産管理番号の機器が、既に他の機器の関連機器の場合

  • (変更時のみ)入力された関連資産管理番号と資産管理番号とが異なる場合に、変更前の資産管理番号が他の機器の関連資産管理番号で使用中であった場合

21

製造年月

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器の製造年月です。

22

登録年月日

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、20バイトまで設定できます。

機器の資産台帳への登録年月日です。

23

固有情報(31~60)

任意

半角の英数字、半角の記号、および全角2バイト文字を合わせて、64バイトまで設定できます。

機器に関する任意情報です。

24

IPアドレス1(IPv6用1)

任意

以下の書式で設定します。

XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

IPv6としての省略形も指定できます。

機器のIPv6のアドレスです。

25

IPアドレス1(IPv6用2)

任意

以下の書式で設定します。

XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

IPv6としての省略形も指定できます。

機器のIPv6のアドレスです。

26

IPアドレス2(IPv6用1)

任意

以下の書式で設定します。

XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

IPv6としての省略形も指定できます。

機器のIPv6のアドレスです。

27

IPアドレス2(IPv6用2)

任意

以下の書式で設定します。

XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX

XX:00からFFまでの16進表記だけ設定できます。半角英字は、大文字/小文字のどちらも設定できます。

IPv6としての省略形も指定できます。

機器のIPv6のアドレスです。

注)資産管理番号の自動設定を有効にしている場合は、自動的に資産管理番号が設定されるため、任意となります。自動設定は、CSの[環境設定]画面の[資産管理番号の設定]タブで行います。

備考.部門管理者が資産情報の登録/変更を行う際に、登録/変更する機器の[契約No.]または[保守コード]を設定しない場合は、部門管理者が所属する部門、配下の部門、または未配置の[ユーザーID]だけが設定できます。


資産管理番号,モデル名,シリアル番号,メーカ名,分類,種別,資産区分,ユーザーID,機器名,契約No.,保守コード,利用状況,固有情報1,固有情報2,固有情報3,固有情報4,固有情報5,固有情報6,固有情報7,固有情報8,固有情報9,固有情報10,固有情報11,固有情報12,固有情報13,固有情報14,固有情報15,固有情報16,固有情報17,固有情報18,固有情報19,固有情報20,固有情報21,固有情報22,固有情報23,固有情報24,固有情報25,固有情報26,固有情報27,固有情報28,固有情報29,固有情報30,リンク先のパス名,IPアドレス1(IPv4用1),MACアドレス1,IPアドレス2(IPv4用2),MACアドレス2,設置場所,関連資産管理番号,製造年月,登録年月日,固有情報31,固有情報32,固有情報33,固有情報34,固有情報35,固有情報36,固有情報37,固有情報38,固有情報39,固有情報40,固有情報41,固有情報42,固有情報43,固有情報44,固有情報45,固有情報46,固有情報47,固有情報48,固有情報49,固有情報50,固有情報51,固有情報52,固有情報53,固有情報54,固有情報55,固有情報56,固有情報57,固有情報58,固有情報59,固有情報60,IPアドレス1(IPv6用1),IPアドレス1(IPv6用2),IPアドレス2(IPv6用1),IPアドレス2(IPv6用2)

A-000000030,FMV7TXJ121,MA1500428,FUJITSU,PC,クライアント,リース資産,fujitsugoro,CT30,Lease0001,,使用中,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

A-000000067,FMV7TXJ121,MA1500428,FUJITSU,PC,サーバ,リース資産,fujitsugoro,CT67,Lease0001,,使用中,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,


マルチテナント版Systemwalker Desktop Patrolの機器情報ファイルの項目

マルチテナント版での変更点は、以下のとおりです。

資産管理番号,モデル名,シリアル番号,メーカ名,分類,種別,資産区分,ユーザーID,機器名,予約域.,予約域,利用状況,固有情報1,固有情報2,固有情報3,固有情報4,固有情報5,固有情報6,固有情報7,固有情報8,固有情報9,固有情報10,固有情報11,固有情報12,固有情報13,固有情報14,固有情報15,固有情報16,固有情報17,固有情報18,固有情報19,固有情報20,固有情報21,固有情報22,固有情報23,固有情報24,固有情報25,固有情報26,固有情報27,固有情報28,固有情報29,固有情報30,リンク先のパス名,IPアドレス1,MACアドレス1,IPアドレス2,MACアドレス2,設置場所,関連資産管理番号,製造年月,登録年月日,固有情報31,固有情報32,固有情報33,固有情報34,固有情報35,固有情報36,固有情報37,固有情報38,固有情報39,固有情報40,固有情報41,固有情報42,固有情報43,固有情報44,固有情報45,固有情報46,固有情報47,固有情報48,固有情報49,固有情報50,固有情報51,固有情報52,固有情報53,固有情報54,固有情報55,固有情報56,固有情報57,固有情報58,固有情報59,固有情報60

A-000000030,FMV7TXJ121,MA1500428,FUJITSU,PC,クライアント,リース資産,fujitsugoro,CT30,,,使用中,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

A-000000067,FMV7TXJ121,MA1500428,FUJITSU,PC,サーバ,固定資産,fujitsugoro,CT67,,,使用中,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,