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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

2.4.1 CT稼働状況ログファイル

CT稼働状況ログファイルは、デフォルト設定では以下の場所に格納されます。

注) SVPolicy.exe(サーバ環境設定)コマンドを使用して、CT稼働状況ログファイルの格納先と管理日数を変更できます。


ファイル形式

CT稼働状況ログファイルは、以下の書式に従ったCSV形式(SJISコード)の情報です。また、CT稼働状況ログファイルはCT単位で管理されています。

項番

内容

備考

1

ユーザーID

CTの[環境設定]画面の[利用者識別情報]タブで定義されたユーザーID

2

PC名

CTの[環境設定]画面の[利用者識別情報]タブで定義されたPC名

3

接続サーバ名

CTの[環境設定]画面の[サーバ切替え]タブで定義された接続サーバ名

4

日時

フォーマット:YYYY/MM/DD hh:mm:ss.xxx

5

種別

情報種別
INFO : “情報”レベルの内容です。
WARNING: “警告”レベルの内容です。
ERROR : “エラー”レベルの内容です。

6

機能概要

下記の稼働記録の“機能概要”が出力されます。

7

機能詳細

下記の稼働記録の“機能詳細”が出力されます。

8

処理結果

OK : 成功です。
OK(復帰値): 成功です。
NG(復帰値): 失敗です。(注1)
RC(復帰値):ソフトウェア実行時の復帰値です。(注2)
“機能詳細”の内容によっては、省略される場合があります。

9

文字列

文字列
セキュリティパッチ/ソフトウェア名称等が出力されます。
“機能詳細”の内容によっては、省略される場合があります。

注1)NG(復帰値)に設定される復帰値の値は、以下を参照してください。

-“表3.1 ネットワークエラー詳細

-“表3.2 パッチ適用エラー詳細

-“表2.1 ソフトウェアダウンロードエラー詳細

注2)RC(復帰値)に設定される復帰値の値は、配信したソフトウェアを自動実行した、そのソフトウェアの復帰値となります。


Windowsの稼働記録

機能概要

機能詳細

意味

WINDOWS

SUSPEND

Windowsがサスペンド状態になりました。(注1)

RESUME

Windowsがサスペンド状態から復帰しました。(注1)

BATTERYMODE

PCがバッテリ運用へ移行しました。

ACLINEMODE

PCがAC運用へ移行しました。

LOGON

Windowsへログオンしました。

LOGOFF

Winodwsからログオフしました。

SWITCHUSER

ユーザー切替えを行いました。(注2)

USERLOCK

Windowsがユーザーロック状態となりました。

NETWORK

CONNECT

PCがLANに接続しました。

DISCONNECT

PCがLANから切断されました。

注1) Windows® 8の場合、[コントロールパネル] - [ハードウェアとサウンド] - [電源オプション] - [電源ボタンの動作の選択] - [シャットダウン設定]の[高速スタートアップを有効にする (推奨)]にチェックが入っていると、Windowsシャットダウン時およびWindows起動時にも出力されます。

注2) スクリーンセーバーやレジュームから復帰する際にパスワード入力要求の設定を行っている場合、復帰時にログが出力されます。


Systemwalker Desktop Patrolの稼働記録

機能概要

機能詳細

意味

DTP

SVCSTART

サービス:ITBudgetMGR(INV)が開始状態となりました。

SVCSTOP

サービス:ITBudgetMGR(INV)が停止状態となりました。

POLICY

RECEIVE

ポリシーの受信を行いました。

UPDATE

受信したポリシーの反映を行いました。

INVENTORY

COLLECT

インベントリ収集を行いました。

UPLOAD

収集したインベントリ情報を接続サーバに通知しました。

RESEND

未送信のインベントリ情報を送信しました。

PATCH

START

セキュリティパッチの適用を開始しました。

DOWNLOAD

セキュリティパッチのダウンロードを行いました。

APPLY

セキュリティパッチの適用を行いました。

STATUS

セキュリティパッチの適用が完了しました。

ATPCH

START

Systemwalker Desktop Inspectionからの要求により、セキュリティパッチの適用を開始しました。

CONTENTS

START

ソフトウェアのダウンロードを開始しました。

DOWNLOAD

ソフトウェアのダウンロードを行いました。

APPLY

ソフトウェアを実行しました。

STATUS

ソフトウェアの実行が完了しました。

UPDATER

DOWNLOAD

アップデータのダウンロードを行いました。

REBOOT

SELECT

再起動要求を行いました。

STATUS

再起動が行われず、保留状態となっています。


表2.1 ソフトウェアダウンロードエラー詳細

エラー番号

エラー原因

対処

-1

接続サーバ(CSまたはDS)からダウンロードしたパッチデータ(ZIPファイル)の解凍に失敗しました。

PCの負荷状態により、現象が発生している可能性があるため、PCの負荷状態を確認してください。

当エラーが再度発生する場合は、システム管理者に連絡してください。

システム管理者の対処

ソフトウェアの登録に失敗している可能性があるため、解凍に失敗したソフトウェアをメインメニューから再度登録してください。

-3

ソフトウェアダウンロード時にディスクの空き容量が不足したため、ソフトウェアのダウンロードを行っていません。

製品が導入されているドライブの空き容量を確認してください。

-13

ダウンロードしたソフトウェアを実行する際に、「指定したユーザー権限」の設定値への権限偽装に失敗しました。

ポリシーで定義したユーザー名が、PCに登録されているか確認してください。また、パスワードも合わせて確認してください。


ファイル出力例

ファイル名:dpsysd20070517.log

user01,pc01,server01,2007/05/17 14:52:53.221,INFO,PATCH,STATUS,OK(3010),MS07-021緊(930178)をWindowsVistaに適用