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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

1.22 dtpinvdl.exe(インベントリ情報の移出

機能説明

本コマンドを実行したPCで、インベントリ情報を出力するために使用します。


記述形式

dtpinvdl.exe

/tタイプ [/s部門コード] [/i] /o出力ファイル名 [/w]


オプション

/tタイプ

出力する情報のタイプ(ハードウェア情報/ソフトウェア情報)を指定してください。

タイプ

h :ハードウェア情報を出力します。

s :ソフトウェア情報を出力します。

a :プログラムの追加と削除情報を出力します。

p :セキュリティパッチの適用状況を出力します。

v :ウイルス対策ソフトウェアの適用状況を出力します。

/s部門コード

出力対象となる部門コードを指定してください。/s省略時は、すべての部門が対象となります。

/i

指定部門配下の全部門の集計を行う場合に指定してください。省略時は、配下の部門を除く指定部門の集計を行います。

本オプションは、/tオプションでハードウェア情報以外を指定した場合に有効となります。

/tオプションでハードウェア情報を指定した場合は、本オプションの指定にかかわらず指定部門配下の全部門の集計を行います。

/o出力ファイル名

出力するファイル名(拡張子を含む)を指定してください。拡張子は“.csv”としてください。

出力ファイルは絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符で囲んでください。また、文字列長は、引用符を除いて、最大256バイトまでにしてください。

/w

メインメニューの[PC情報]-[インベントリ情報]画面からダウンロードする形式と同じ形式で出力する場合に指定します。

本オプションは/tオプションでハードウェア情報を指定している場合のみ有効となります。


コマンド格納場所

CSの以下のフォルダ

CSのインストールディレクトリ\bnserv\bin


実行に必要な権限/実行環境

注意事項

出力ファイルが既に存在する場合は、上書きします。以前に作成したファイルが必要な場合は、コマンド実行前に名前を変更するか、別の場所へ移してください。


使用例

部門コードA001配下のハードウェア情報をファイルC:\inv\hard_inf.csvに作成

”C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\dtpinvdl.exe” /th /sA001 /oC:\inv\hard_inf.csv

全社のハードウェア情報をファイルC:\inv\hard_inf.csvに作成

”C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\dtpinvdl.exe” /th /oC:\inv\hard_inf.csv


実行結果/出力形式

出力ファイル形式は、2.2.1 インベントリ情報ファイル2.2.3 ソフトウェアの導入状況情報ファイル2.2.2 プログラムの追加と削除情報ファイル2.2.5 セキュリティパッチの適用状況情報ファイルおよび2.2.6 ウイルス対策ソフトウェアの適用状況情報ファイルと同じ形式となります。

処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.3 インベントリ情報の移出コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。