機能説明
PC稼働管理機能を利用するために、稼働管理対象PCの情報登録をします。
記述形式
dtpamtent.exe | /s|/g /fファイル名 [/eエラーファイル名] |
オプション
稼働管理対象PCの情報を登録・更新、または出力を指定します。
/s:登録・更新
/g:出力
登録・更新(/s)の場合は登録・更新をするファイル名を、出力(/g)の場合は出力するファイル名を指定します。ファイル名は絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符(””)で囲んでください。また、文字列長は引用符を除いて最大256バイトまでです。
ファイルの形式については、“2.6 稼働管理対象PC情報定義ファイル”を参照してください。
エラー情報を出力するエラーファイル名を指定します。登録・更新(/s)の場合は、本オプションは省略できません。また、出力(/g)の場合は、本オプションは不要であり、指定時は無効となります。エラーファイルは絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符(””)で囲んでください。また、文字列長は引用符を除いて最大256バイトまでです。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
CSのインストールディレクトリ\bnserv\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
CSインストールPC上で実行してください。
注意事項
入力ファイルに記述した内容のみが稼働管理対象PCの情報として登録されます。差分情報の登録はできません。入力ファイルにはすべての稼働管理対象PCの情報を記述して登録を実施してください。
登録・更新の場合、形式違反(ユーザーID、PC名の文字数、文字種)がある場合、登録・更新に失敗します(1行も登録・更新されません)。その際、違反している行はエラーファイルに出力されます。
使用例
登録・変更を行う場合
コマンドの定義例を以下に示します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\BNServ\bin\dtpamtent.exe" /s /fC:\tmp\amt.csv /eC:\tmp\amterror.csv |
エラーファイルの出力例を以下に示します。
"10.xx.xxx.11","admin","AMTPW","UserID11*","PC11" "10.xx.xxx.12","admin","AMTPW","UserID12","PC12*" "10.xx.xxx.13","admin","AMTPW","%UserID13","PC13" |
出力を行う場合
コマンドの定義例を以下に示します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\BNServ\bin\dtpamtent.exe" /g /fC:\tmp\amt.csv |
ファイルの出力例を以下に示します。
2007/03/30 12:00:00 "10.xx.xxx.1","admin","","UserID1","PC1" |
備考.パスワードは空文字のカラムで出力されます。
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.8 稼働管理対象PC情報の登録コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。