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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

2.6 稼働管理対象PC情報定義ファイル

稼働管理対象PCの情報を定義します。本ファイルは、以下のコマンドで指定するファイルです。

ファイル形式

ファイルはCSV形式で、文字コードはSJISで作成してください。各項目はカンマで区切ります。各項目の値は引用符(””)で括ってください。

CSVファイルの1行目、2行目はコメント行です。3行目以降に稼働管理対象PCのデータを記述してください。

項番

項目名

説明

省略

1

稼働管理対象PCのAMTのIPアドレス (注)

AMTのIPアドレスを指定します。

注意

IPv6環境で通信する場合

IPv6のIPアドレスは指定できません。IPv6のみの環境で通信する場合は、あらかじめ以下のどちらかの登録を実施し、ホスト名を入力してください。

  • DNSサーバにCSおよびDSのホスト名・IPアドレスを登録

  • 通信元のPCのhostsファイルに、CSおよびDSのホスト名・IPアドレスを登録

不可

2

稼働管理対象PCのAMTのユーザーID

AMTのユーザーIDを指定します。
“admin”と指定してください。(AMTの機能により変更した場合は、変更したユーザーIDを指定してください)

不可

3

稼働管理対象PCのAMTのパスワード

AMTのパスワードを指定します。
稼働管理対象PCの“ME BIOS”を起動する際に入力するパスワードと一致させてください。

不可

4

CTのユーザーID

CTのユーザーIDを指定します。
最大20バイトの半角英数字および半角記号「-」、「@」、「.」、「_」で指定します。

5

CTのPC名

CTのPC名を指定します。
最大20バイトの半角英数字で指定し、空白指定も可能です。以下の特殊文字は指定できません。
「+」、「*」、「?」、「<」、「>」、「,」、「;」、「:」、「\」、「/」、「”」、「|」

注)

稼働管理対象PCの“Intel® AMT Configurationの設定”で指定する“IP address”と一致させてください。また、IPアドレス/ホスト名はCSから通信可能なものを設定してください。PC稼働管理機能が使用するポート番号については、“4.1 ポート番号一覧”を参照してください。

備考.

省略可の項目についても、カラムは記述してください。


CSVファイルの記述例を以下に示します。

(コメント)
(コメント)
"10.xx.xxx.1","admin","AMTPW","UserID1","PC1"
"10.xx.xxx.2","admin","AMTPW","",""
"10.xx.xxx.3","admin","AMTPW","UserID3","PC3"

備考. 1行目、2行目はコメントです。指定しても無視されます。


注意事項