稼働管理対象PCの情報を定義します。本ファイルは、以下のコマンドで指定するファイルです。
dtpamtent.exe(稼働管理対象PC情報の登録)コマンド
ファイル形式
ファイルはCSV形式で、文字コードはSJISで作成してください。各項目はカンマで区切ります。各項目の値は引用符(””)で括ってください。
CSVファイルの1行目、2行目はコメント行です。3行目以降に稼働管理対象PCのデータを記述してください。
項番 | 項目名 | 説明 | 省略 |
---|---|---|---|
1 | 稼働管理対象PCのAMTのIPアドレス (注) | AMTのIPアドレスを指定します。 注意 IPv6環境で通信する場合 IPv6のIPアドレスは指定できません。IPv6のみの環境で通信する場合は、あらかじめ以下のどちらかの登録を実施し、ホスト名を入力してください。
| 不可 |
2 | 稼働管理対象PCのAMTのユーザーID | AMTのユーザーIDを指定します。 | 不可 |
3 | 稼働管理対象PCのAMTのパスワード | AMTのパスワードを指定します。 | 不可 |
4 | CTのユーザーID | CTのユーザーIDを指定します。 | 可 |
5 | CTのPC名 | CTのPC名を指定します。 | 可 |
注)
稼働管理対象PCの“Intel® AMT Configurationの設定”で指定する“IP address”と一致させてください。また、IPアドレス/ホスト名はCSから通信可能なものを設定してください。PC稼働管理機能が使用するポート番号については、“4.1 ポート番号一覧”を参照してください。
備考.
省略可の項目についても、カラムは記述してください。
例
CSVファイルの記述例を以下に示します。
(コメント) |
備考. 1行目、2行目はコメントです。指定しても無視されます。
注意事項
CTのユーザーIDおよびPC名を定義する場合、以下の情報と一致させてください。稼働管理対象PC情報の登録後に変更が発生した場合は、その都度、一致させるようにしてください。
CTのユーザーID:
[環境設定]画面の[利用者識別情報]タブの[ユーザーID]
CTのPC名:
[環境設定]画面の[利用者識別情報]タブの[PC名]
稼働管理対象PCのAMTのIPアドレスと、CTのユーザーIDおよびPC名に不整合(別々のPC)がある場合でも、[PC稼働管理]画面には本CSVファイルに定義して登録された情報が表示されます。PC稼働管理からの各操作(インベントリ情報の即時収集、電源の操作)は、登録されている稼働管理対象PCのAMTのIPアドレスのPCに対して操作を行います。
稼働管理対象PCのAMTのユーザーIDとパスワードに不整合がある場合でも、[PC稼働管理]画面では、本CSVファイルに定義して登録された情報が表示されます。[PC稼働管理]画面からの各操作(インベントリ情報の即時収集、電源の操作)は、処理が失敗します。