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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

1.4 CTControl.exe(クライアント抑止機能の無効化)

機能説明

CTにおいて、以下の機能を一時的に無効にします。

本コマンドは、CT上で実行することでCT環境のクライアント抑止機能を一時的に無効にします。

機能の無効化を行った後に、CTのサービスの停止、CTの製品のアンインストールまたはCTの接続サーバの変更を行えます。

また、セキュリティ監査の診断結果に付与された修正情報を一括で削除できます。


記述形式

CTControl.exe

[-service.cannot.stop off]
[-cannot.uninstall off]
[-edit.primaryserver off]
[-clear.recognition]


オプション

各オプションは大文字/小文字のどちらでも動作します。

-service.cannot.stop off

サービス停止抑止機能の無効化を行います。

-cannot.uninstall off

アンインストール抑止機能の無効化を行います。

-edit.primaryserver off

接続先サーバ名変更抑止機能の無効化を行います。

-clear.recognition

セキュリティ監査の診断結果に付与された修正情報をすべて削除します。

復帰値

0:正常終了

0以外:異常終了


コマンド格納場所

CTの以下のフォルダ

CTのインストールディレクトリ\FJSVsbtrsc\bin


実行に必要な権限/実行環境

本コマンドはCTで実行する必要があります。

CS/DSでも実行できます。([-edit.primaryserver off]はCS/DSのCTにも有効です。)


注意事項

以下の画面が起動されていないことを確認してから実行してください。

なお、CTがポリシーを受信後、クライアント抑止機能の設定が再度有効になります。


使用例

実行結果/出力形式

コマンドが正常に実行された場合は、以下のメッセージが出力されます。

Command execution succeeded.

処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.1.8 クライアント抑止機能で出力するメッセージ”を参照してください。