Linkexpress クラスタシステム導入説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 SafeCLUSTERシステムにおける設定と運用> 2.2 Solaris上の設定と運用(相互待機)

2.2.4 サービスの運用に関する注意事項

Linkexpressを導入した相互待機のSafeCLUSTERシステムで、サービスを運用する際の注意事項について説明します。

■Linkexpressのプロセス監視につい

相互待機のSafeCLUSTERシステムではSafeCLUSTERによるLinkexpressのプロセス監視を行っています。システムの運用上Linkexpressのプロセス監視を解除したい場合は、以下のファイル内の"clmonproc"コマンド記述行をコメント行に変更し、状態遷移プロシジャを再登録(lxclsetrsc)してください。

/opt/FSUNlnkexp/SAMPLE/CLUSTER/switch.FSUNlnkex_mo

/opt/FSUNlnkexp/SAMPLE/CLUSTER/switch.FSUNlnkex_ms


■待機インスタンのみの運用不可について

Linkexprssを相互待機で運用する場合、待機インスタンスを運用中に変更するには、同一ノード上の別サービスの運用インスタンスも運用中である必要があります。以下にこの条件による影響範囲について示します。

■サービス起動不可時の対処方法

異常発生により停止中となった運用インスタンスが含まれるサービスを起動する場合、そのサービスの起動前に事前操作が必要となります。以下にサービス起動不可時の対処方法について説明します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2012