概要
本書は、Systemwalker Desktop Keeperの以下のバージョンを利用した場合に発生したトラブルの対処方法について説明しています。
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V12.0L10
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V12.0L20
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V12.0L20
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.0.0
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.0.0
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.2.0
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.2.0
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.2.1
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.3.0
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.3.0
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.0.0)
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.0.1)
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.1.0)
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.2.0)
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.3.0)
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.3.1)
対象読者と前提知識
本書は、Systemwalker Desktop Keeperを使用して情報漏洩防止システムを構築・運用する方を対象に書かれています。
また、本書を読むためには、以下の知識が必要です。
パーソナルコンピュータに関する一般的な知識
Microsoft® Windowsに関する一般的な知識
インターネットに関する一般的な知識
Microsoft® SQL Serverに関する一般的な知識(V12.0L20以前の製品を使用する場合、またはV12.0L20以前の製品からバージョンアップする場合)
VMware ViewTMに関する一般的な知識(VMware ViewTM環境にクライアント(CT)を導入する場合)
Citrix XenDesktopTMに関する一般的な知識(Citrix XenDesktopTM環境にクライアント(CT)を導入する場合)
Citrix XenAppTMに関する一般的な知識(Citrix XenApp監視機能を使用する場合)
Google AndroidTMに関する一般的な知識(スマートデバイス(エージェント)を導入する場合)
記載内容
本書は、想定される異常事象に対する、原因と対処方法を説明しています。
本書の読み方
本書では、各トラブルに対して、以下の項目を説明しています。
トラブルの内容(現象)を記述しています。
例:
1. ポリシーを更新したところ、「1件中0件の更新を行いました」のメッセージが表示されました。
トラブルが発生したときに表示されるエラーメッセージを記述しています。
例:
エラーメッセージ
「[SYEN-ERR050]データベース構築処理でエラーが発生しています。ログを確認してください。」
対象となるバージョン/エディションを記述しています。
例:
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
太字で記述され、セルが色づけされている部分が、本現象が発生するバージョン/エディションであることを意味しています。
バージョン/エディションの正式名称に関しては、“略称について”を参照してください。
現象が発生する原因を記述しています。
例:
◆ 原因 1
クライアント(CT)が起動していません。
トラブルの原因となっている情報の設定場所や、解決するために調査が必要な場所を記述しています。
例:
【確認ポイント】
ワークグループ環境でクライアント(CT)をインストール後、ドメイン環境でログインしていませんか。
トラブルの対処方法、手順を記述しています。
例:
【対処方法】
サーバ設定ツールの[システム設定]画面で、[クライアント(CT)登録時の同一クライアント(CT)判断条件]を設定し、管理サーバにクライアント(CT)を再登録してください。
略称について
本書では、以下のように製品表示名を略して表記しています。
製品表示名 | 略称 |
---|---|
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V12.0L10 | BE V12.0L10 |
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V12.0L20 | BE V12.0L20 |
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.0.0 | BE V13.0.0 |
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.2.0 | BE V13.2.0 |
Systemwalker Desktop Keeper Base Edition V13.3.0 | BE V13.3.0 |
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V12.0L20 | SE V12.0L20 |
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.0.0 | SE V13.0.0 |
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.2.0 | SE V13.2.0 |
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.2.1 | SE V13.2.1 |
Systemwalker Desktop Keeper Standard Edition V13.3.0 | SE V13.3.0 |
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.0.0) | V14.0.0 |
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.0.1) | V14.0.1 |
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.1.0) | V14.1.0 |
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.2.0) | V14.2.0 |
Systemwalker Desktop Keeper V14g(14.3.0) | V14.3.0 |
Microsoft® Internet Explorer® 6.0 | Internet Explorer® |
本書では、以下のようにオペレーティングシステム名を略して表記しています。
オペレーティングシステム名 | 略称 |
---|---|
Windows® 8 Enterprise | Windows® 8(※) |
Windows® 7 Ultimate | Windows® 7(※) |
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter | Windows Server® 2012(※) |
Microsoft® Windows Server® 2008 Foundation | Windows Server® 2008(※) |
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition | Windows Server® 2003(※) |
Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system | Windows® 2000 |
Microsoft® Windows NT® Server Version 4.0 | Windows NT® |
Microsoft® Windows® XP Professional | Windows® XP(※) |
Windows Vista® Home Basic | Windows Vista®(※) |
Microsoft® Windows® Millennium Edition | Windows® ME |
Microsoft® Windows® 98 Second Edition | Windows® 98 |
Microsoft® Windows® 95 operating system | Windows® 95 |
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter | Windows |
Android™ 2.2 | Android |
※) コマンドやファイルの格納場所など、特に64ビット版の場合を区別して記述する場合は、略称として以下のように表記します。
Windows Server® 2012
Windows ServerR 2008 64ビット版
Windows ServerR 2008 R2
Windows ServerR 2003 x64 Edition
Windows ServerR 2003 R2 x64 Edition
Windows® XP 64ビット版
Windows Vista® 64ビット版
Windows® 7 64ビット版
Windows® 8 64ビット版
マニュアル内で掲載している画面イメージについて
マニュアルおよびオンラインヘルプ上で説明に使用しているSystemwalker Desktop Keeperの画面イメージは、V14.3.0のものを採用しています。
Windows® 8およびWindows Server® 2012で使用する場合の読み方
Systemwalker Desktop Keeperのマニュアルでは、Windows OS上における操作手順について、Windows® 7およびWindows Server® 2008 以前のOSを例に、説明しています。
Windows® 8およびWindows Server® 2012で使用する場合、[スタート]メニューに関する記述を、[アプリ]画面に読み替えてください。
[アプリ]画面は、[スタート]画面を右クリックして表示される、[すべてのアプリ]をクリックすることで表示できます。
また、[アプリ]画面においては、Windows® 7およびWindows Server® 2008 以前のOSにおけるサブメニューのフォルダ名が省略されてメニューが並びます。
このため、Windows® 8およびWindows Server® 2012では、サブメニューを省略した形で読み替えてください。
以下に読み替えの例を示します。
Windows® 7およびWindows Server® 2008 以前の説明 | Windows® 8およびWindows Server® 2012での読み替え |
---|---|
[スタート]メニューの[プログラム]または[すべてのプログラム]から[プログラム名]を選択します。 | [アプリ]画面から、[プログラム名]を選択します。 |
スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。 | [アプリ]画面から、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] を選択します。 |
[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]をクリックします。 | [アプリ]画面の[ファイル名を指定して実行]をクリックします。 |
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[タスクスケジューラ]を選択します。 | [アプリ]画面から[管理ツール]-[タスクスケジューラ]を選択します。 |
[スタート]画面のショートカットがどの製品のものかを確認するためには、対象のショートカットを右クリックし、画面下部に表示されるメニューから[ファイルの場所を開く]を選択してください。
表示されるエクスプローラから、製品名を確認することができます。
輸出管理規制について
当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となります。
商標について
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Vista、およびWindows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Androidは、Google Inc.の登録商標または商標です。
その他の製品名は、各社の商標または登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
平成25年 2月
出版年月および版数 | マニュアルコード |
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平成19年9月 初版 | B1WD-0901-01Z0(00) |
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