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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 導入ガイド
ETERNUS

まえがき

本書の目的

本マニュアルは、ストレージ基盤ソフトウェア ETERNUS SF(以降、“ETERNUS SFシリーズ”と略します)の以下の製品を利用した、ストレージシステムの導入方法を説明しています。

本書の読者

本マニュアルは、ETERNUS SFシリーズの3製品を利用する方を対象としています。
クラスタシステムやサーバ仮想化に関する一般的な知識をご理解のうえで、本マニュアルをお読みください。

旧バージョンレベルから本バージョンレベルへバージョンアップする場合は、『ETERNUS SF バージョンアップガイド』を参照してください。


本書の構成

本マニュアルは、次の構成になっています。

第1章 製品構成と導入プログラム

ETERNUS SFシリーズの構成、および導入の種類について説明します。

第2章 動作環境

ETERNUS SFシリーズのサポートOS、ハード装置などについて説明します。

第3章 ETERNUS SF Managerのインストール

ETERNUS SF Managerのインストール手順について説明します。

第4章 ETERNUS SF Managerのセットアップ

ETERNUS SF Managerのセットアップについて説明します。

第5章 ETERNUS SF Agentのインストール

ETERNUS SF Agent(Storage Cruiserエージェント、AdvancedCopy Managerエージェント)のインストールについて説明します。

第6章 ETERNUS SF Agentのセットアップ

ETERNUS SF Agent(Storage Cruiserエージェント、AdvancedCopy Managerエージェント)のセットアップについて説明します。

第7章 AdvancedCopy Manager CCMのインストール

AdvancedCopy Manager CCMのインストールについて説明します。

第8章 AdvancedCopy Manager CCMのセットアップ

AdvancedCopy Manager CCMのセットアップについて説明します。

第9章 ETERNUS SF Managerのアンインストール

ETERNUS SF Managerのアンインストールについて説明します。

第10章 ETERNUS SF Agentのアンインストール

ETERNUS SF Agent(Storage Cruiserエージェント、AdvancedCopy Managerエージェント)のアンインストールについて説明します。

第11章 AdvancedCopy Manager CCMのアンインストール

AdvancedCopy Manager CCMのアンインストールについて説明します。

第12章 利用製品の追加・変更

利用製品を追加・変更する方法について説明します。

付録A 構成プログラム

構成プログラムについて説明します。

付録B ライセンスの管理

ライセンス管理機能によるライセンス管理について説明します。

付録C 性能管理実施時に必要な容量

ETERNUS SF Managerで性能管理を実施する際に必要なディスク容量について説明します。

付録D インストールパラメーターの説明

インストールパラメーターファイルの内容とインストールパラメーターの意味を説明します。


本書の表記について

本マニュアルでは、製品名または製品群を以下の略称で表記します。

オペレーティングシステム

正式名称

略称

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

Windows Server 2003

Windows

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM) (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM) (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM) (32-bit)(64-bit)

Windows Server 2008

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Windows Server 2008 R2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

Windows Server 2012

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition

Windows XP

Windows Vista(R) Home Basic
Windows Vista(R) Home Premium
Windows Vista(R) Business
Windows Vista(R) Enterprise
Windows Vista(R) Ultimate

Windows Vista

Windows(R) 7 Home Basic
Windows(R) 7 Home Premium
Windows(R) 7 Professional
Windows(R) 7 Enterprise
Windows(R) 7 Ultimate

Windows 7

Windows(R) 8
Windows(R) 8 Pro

Windows 8

Solaris(TM) 9 オペレーティングシステム

Solaris 9

SolarisまたはSolaris OS

Oracle Solaris 10

Solaris 10

Oracle Solaris 11

Solaris 11

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for EM64T)

RHEL-AS4

Linux

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for EM64T)

RHEL-ES4

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

RHEL5

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for Intel64)

RHEL6

HP-UX 11.0
HP-UX 11i v1
HP-UX 11i v2
HP-UX 11i v3

HP-UX

AIX 5L(TM) V5.1
AIX 5L(TM) V5.2
AIX 5L(TM) V5.3
AIX(R) V6.1
AIX(R) V7.1

AIX

VMware(R) Infrastructure 3 Foundation
VMware(R) Infrastructure 3 Standard
VMware(R) Infrastructure 3 Enterprise

VMware Infrastructure 3

VMware

VMware(R) vSphere 4 Essentials Kit
VMware(R) vSphere 4 Essentials Plus Kit
VMware(R) vSphere 4 Standard Edition(TM)
VMware(R) vSphere 4 Standard Plus Data Recovery
VMware(R) vSphere 4 Advanced Edition(TM)
VMware(R) vSphere 4 Enterprise Edition(TM)
VMware(R) vSphere 4 Enterprise Plus Edition(TM)

VMware vSphere 4

VMware(R) vSphere 5 Essentials Kit
VMware(R) vSphere 5 Essentials Plus Kit
VMware(R) vSphere 5 Standard Edition(TM)
VMware(R) vSphere 5 Standard Plus Data Recovery
VMware(R) vSphere 5 Enterprise Edition(TM)
VMware(R) vSphere 5 Enterprise Plus Edition(TM)

VMware vSphere 5

Oracle SolarisはSolaris、Solaris Operating System、Solaris OSと記載することがあります。

富士通ストレージシステム ETERNUS、およびストレージ基盤ソフトウェア ETERNUS SFの関連製品

正式名称

略称

ETERNUS DX60/DX60 S2
ETERNUS DX80/DX80 S2
ETERNUS DX90/DX90 S2

ETERNUS DX series

ETERNUS ディスクアレイ

ETERNUS DX410
ETERNUS DX440

ETERNUS DX400 series

ETERNUS DX400/DX400 S2 series

ETERNUS DX410 S2
ETERNUS DX440 S2

ETERNUS DX400 S2 series

ETERNUS DX8100
ETERNUS DX8400
ETERNUS DX8700

ETERNUS DX8000 series

ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series

ETERNUS DX8100 S2
ETERNUS DX8700 S2

ETERNUS DX8000 S2 series

ETERNUS2000
ETERNUS4000
ETERNUS8000

ETERNUS DX seriesのWeb GUI

ETERNUS Web GUI

ETERNUSmgr

ETERNUS VX710
ETERNUS VX740

ETERNUS VX700 series

ETERNUS SF TSM

TSM

ETERNUS LT20/LT20 S2
ETERNUS LT40/LT40 S2
ETERNUS LT60/LT60 S2
ETERNUS LT200
ETERNUS LT210
ETERNUS LT220
ETERNUS LT230
ETERNUS LT250
ETERNUS LT270

ETERNUS テープライブラリ

ソフトウェア製品

正式名称

略称

Microsoft(R) Internet Explorer(R)

Internet Explorer

Mozilla(R) Firefox(R)

Firefox

Microsoft(R) Cluster Service

MSCS

Microsoft(R) Windows Server(R) Failover Clustering

WSFC

Microsoft(R) Exchange Server

Exchange Server

Microsoft(R) SQL Server(TM)

SQL Server

PRIMECLUSTER Global Disk Services

GDS

PRIMECLUSTER Global File Services

GFS

Symfoware Server Enterprise Extended Edition
Symfoware Server Enterprise Edition

Symfoware

VMware(R) ESX(R)

VMware ESX

VMware(R) ESXi(TM)

VMware ESXi

マニュアル

正式名称

略称

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入ガイド

ETERNUS SF 導入ガイド

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager バージョンアップガイド

ETERNUS SF バージョンアップガイド

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Webコンソール説明書

ETERNUS SF Webコンソール説明書

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編

ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編

ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド

ETERNUS SF クラスタ適用ガイド

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager メッセージ説明書

ETERNUS SF メッセージ説明書

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser イベント説明書

ETERNUS SF イベント説明書

ETERNUS SF Express / ETERNUS SF Storage Cruiser / ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 用語集

ETERNUS SF 用語集

その他の表記
  • 本マニュアルでは、Windowsで使用されている「フェールオーバー」の用語を「フェイルオーバ」に統一して表記します。

  • 本マニュアルでは、製品名で使用されている「ファイバチャネル」の用語を「ファイバーチャネル」に統一して表記します。

  • 本マニュアルで「ETERNUS4000」とだけ表記している場合、ETERNUS4000 モデル80、100は含みません。

  • 本マニュアルで「ETERNUS CS800」と表記している場合、ETERNUS CS800 S2/CS800 S3を含みます。

  • 本マニュアルでは、以下の製品群をまとめて表す場合に“Windows Server 2008以降”と記載しています。

    • Windows Server 2008

    • Windows Server 2008 R2

    • Windows Server 2012

  • 本製品およびマニュアルは、Softek Storage Cruiser(SSC)、Systemwalker Resource Coordinatorストレージリソースマネージャーを基に開発しています。このため、出力されるメッセージや画面に、「Softek Storage Cruiser」「SSC」「Systemwalker Resource Coordinator」「リソースコーディネータ」という表記が含まれる場合があります。


輸出管理規制表記

本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替、外国貿易法、米国輸出管理関連法規などの規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。


商標について

出版年月および改版履歴

出版年月

版数

マニュアルコード

2012年 1月

初版

B1FW-5957-01Z0(00) / B1FW-5957-01Z2(00)

2012年 1月

第1.1版

B1FW-5957-01Z0(01) / B1FW-5957-01Z2(01)

2012年 2月

第1.2版

B1FW-5957-01Z0(02) / B1FW-5957-01Z2(02)

2012年 3月

第1.3版

B1FW-5957-01Z0(03) / B1FW-5957-01Z2(03)

2012年 4月

第2版

B1FW-5957-02Z0(00) / B1FW-5957-02Z2(00)

2012年 5月

第2.1版

B1FW-5957-02Z0(01) / B1FW-5957-02Z2(01)

2012年 8月

第2.2版

B1FW-5957-02Z0(02) / B1FW-5957-02Z2(02)

2012年 8月

第3版

B1FW-5957-03Z0(00) / B1FW-5957-03Z2(00)

2012年12月

第4版

B1FW-5957-04Z0(00) / B1FW-5957-04Z2(00)

2013年 2月

第4.1版

B1FW-5957-04Z0(01) / B1FW-5957-04Z2(01)


お願い

著作権表示

Copyright 2012-2013 FUJITSU LIMITED


記述内容に関する注意事項

本マニュアルでは、記事の不備修正および改善に加えて、以下の緊急修正を適用した際に有効となる機能や処理動作を記載している箇所があります。

プラットフォーム

緊急修正番号

Windows

T007787WP-01、T007792WP-01、T007793WP-01、T007799XP-01、T007816WP-01、T007819XP-01、T007820WP-01

Linux

T007789LP-01、T007795LP-01、T007796LP-01、T007797LP-01、T007801LP-01、T007803LP-01、T007805LP-01、T007806LP-01、T007821LP-01、T007825LP-01、T007826LP-01、T007843LP-01、T007844LP-01

Solaris

T007788SP-01、T007794SP-01、T007822SP-01、T007824SP-01

緊急修正の内容は、それぞれの修正情報ファイルを参照してください。

緊急修正を適用しない場合は、記事の不備修正および改善箇所を除いて、製品DVD-ROMに含まれているマニュアルを参照してください。

本マニュアルの修正内容は、「変更履歴」で確認してください。


変更履歴

変更内容

変更箇所

版数

ライセンス管理機能に必要なディスク容量を追記しました。

2.2.4.1、2.2.5.1、2.2.6.1

第2.1版

動的ディスク容量の記載を修正しました。

2.2.4.1、2.2.5.1、2.2.6.1

ポート番号の説明を修正しました。

4.2.2、4.3.1、4.4.1

インストールパラメーターファイルの説明を変更しました。

3.1.7、3.3、3.4、7.3、7.4、付録D

Storage Cruiserがサポートする装置にETERNUS VX700 seriesを追記しました。

2.1

第2.2版

オペレーティングシステムとして、Oracle Solaris 11、AIX V6.1、AIX V7.1を追加しました。

まえがきの「本書の表記について」

第3版

共通制御用リポジトリの見積り式を変更しました。

2.2.4.1、2.2.5.1、2.2.6.1

Storage CruiserエージェントがAIX環境で動作する場合の説明を追加しました。

2.3.1、2.3.2、2.3.3.1、2.3.4、5.1.7、6.1、10.1.1.1、10.1.7、A.2.1

利用できる主な機能に、ボリューム割当てウィザードを追加しました。

B.2

オペレーティングシステムとして、Windows Server 2012およびWindows 8を追加しました。

まえがきの「本書の表記について」

第4版

Windows Server 2012を含む記載に変更しました。

第2章~第6章、第8章~第11章

ETERNUS ディスクアレイのインターフェース設定で、有効にする接続形態を追記しました。

2.1

Red Hat Enterprise Linux 5以降において、2TB以上のボリュームを未サポートとしている記事を削除しました。

2.2.2.1、2.4.2.1、2.5.2.1

Linux環境における必須ソフトウェアを追記しました。

2.2.2.2

静的ディスク容量の記載を変更しました。

2.2.3.1

Storage Cruiserエージェントの動作環境にAIX 5L 5.3を追加しました。

2.3.2.1

使用許諾契約の記事を変更しました。

3.2、3.3、3.4、7.2、7.3、7.4

修正例の誤記を訂正しました。

6.1.5

Storage Cruiserがサポートする装置にBrocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレードを追記しました。【緊急修正適用時】

2.1

第4.1版

性能改善に伴い、Storage Cruiser用リポジトリに必要な容量を変更しました。【緊急修正適用時】

2.2.4.1、2.2.5.1、2.2.6.1

AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境にHP-UX 11i v3(PA-RISC)を追加しました。

2.4.2.1


マニュアル体系と読み方

マニュアル体系

Express、Storage Cruiser、AdvancedCopy Managerのマニュアル体系は、以下のとおりです。

読む
時期

対象マニュアル
(略称)

対象製品()

説明

EXP

SC

ACM

導入前

クイックリファレンス

製品固有マニュアルです。以下のものがあります。

  • Express クイックリファレンス

  • Storage Cruiser クイックリファレンス

  • AdvancedCopy Manager クイックリファレンス

概説書

製品固有マニュアルです。

導入

導入ガイド

製品共通マニュアルです。

クラスタ適用ガイド

製品共通マニュアルです。

バージョンアップガイド

製品共通マニュアルです。

運用

運用ガイド

製品固有マニュアルです。以下のものがあります。

  • Express 運用ガイド

  • Storage Cruiser 運用ガイド

  • Storage Cruiser 運用ガイド Optimizationオプション編

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(HP-UX版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(AIX版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド テープサーバオプション編

運用ガイド Copy Control Module編

製品共通マニュアルです。

Webコンソール説明書

製品共通マニュアルです。

随時

イベント説明書

製品共通マニュアルです。

メッセージ説明書

製品共通マニュアルです。

用語集

製品共通マニュアルです。

: 「EXP」はExpressを、「SC」はStorage Cruiserを、「ACM」はAdvancedCopy Managerを指します。


マニュアルの読み方

Express、Storage Cruiser、AdvancedCopy Managerのマニュアルは、以下の表を参考に目的・用途に合わせてお読みください。

目的・用途

対象
製品
()

マニュアル名称

主な記載項目

読み方

製品の概要、運用・使用するうえでの基礎知識を得る。

EXP

  • Express クイックリファレンス

  • 製品の概要

  • 導入判断基準

  • インストールから運用開始までに必要な作業の概要

実際に製品を運用するために、必要な基礎知識や導入判断基準を知りたい場合に、お読みください。

SC

  • Storage Cruiser クイックリファレンス

  • 製品の概要

  • 導入判断基準

  • インストールから運用開始までに必要な作業の概要

ACM

  • AdvancedCopy Manager クイックリファレンス

  • 製品の概要

  • 導入判断基準

  • インストールから運用開始までに必要な作業の概要

  • AdvancedCopy Manager 概説書

  • 主な機能

  • 連携できるアプリケーション

  • ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピーの処理概要

製品のバージョンレベルアップを判断する。

共通

  • ETERNUS SF バージョンアップガイド

  • 旧バージョンレベルからの非互換情報

  • バージョンレベルアップ時の注意事項

  • バージョンレベルアップの作業の流れ

旧バージョンレベルからバージョンレベルアップしたい場合に、お読みください。

製品をインストールして、正しく動作できるようにする。

導入目的に応じてシステム環境を設定する。

共通

  • ETERNUS SF 導入ガイド

  • 動作環境

  • インストール手順

  • セットアップ手順

  • アンインストール手順

製品のインストール手順、導入目的に応じたセットアップ手順などを知りたい場合に、お読みください。

SC、
ACM

  • ETERNUS SF クラスタ適用ガイド

  • サポートしているクラスタソフトウェア

  • クラスタシステムでのインストール手順

  • クラスタシステムでのセットアップ手順

  • クラスタシステムでのアンインストール手順

製品をクラスタシステムにインストールする場合に、お読みください。

構築したシステムを運用・操作する。

EXP

  • Express 運用ガイド

  • ソフトウェアの起動・停止方法

  • 装置の監視方法

  • ストレージ装置内のデータのバックアップ・リストア方法

  • システム構成変更時に必要な作業と製品の保守方法

システムの起動・停止、運用状況の把握・監視操作方法、バックアップ・リストア方法などのシステムの運用方法を知りたい場合に、お読みください。

SC

  • Storage Cruiser 運用ガイド

  • ソフトウェアの起動・停止方法

  • 装置の監視方法

  • システム構成変更時に必要な作業と製品の保守方法

  • コマンドリファレンス

  • Storage Cruiser 運用ガイド Optimizationオプション編

  • 運用環境の構築方法

  • 運用状況の監視方法

  • システム構成変更時に必要な作業と製品の保守方法

  • コマンドリファレンス

EXP、
ACM

  • ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編

  • ソフトウェアの起動・停止方法

  • ストレージ装置内のデータのバックアップ・リストア方法

  • システム構成変更時に必要な作業と製品の保守方法

  • コマンドリファレンス

ACM

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(HP-UX版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド(AIX版)

  • AdvancedCopy Manager 運用ガイド テープサーバオプション編

  • ソフトウェアの起動・停止方法

  • ストレージ装置内のデータのテープ媒体へのバックアップ・リストア方法

  • システム構成変更時に必要な作業と製品の保守方法

  • コマンドリファレンス

共通

  • ETERNUS SF Webコンソール説明書

  • 動作環境

  • 画面構成の説明

Webコンソールを理解したい場合に、お読みください。

出力されたメッセージに対して、対処する。

共通

  • ETERNUS SF メッセージ説明書

  • メッセージとその意味

  • パラメーター(可変情報)の意味

  • システムの処理

  • 対処方法

出力されたメッセージに対して、具体的な対処方法を調べる場合に、お読みください。

出力されたイベントに対して、対処する。

EXP、
SC

  • ETERNUS SF イベント説明書

  • イベントが発生した事象

  • 対処方法

出力されたイベントに対して、具体的な対処方法を調べる場合に、お読みください。

重要な用語や、製品固有の用語を調べる。

共通

  • ETERNUS SF 用語集

  • 製品固有の用語とその説明

  • マニュアルを読むときに必要な専門用語とその説明

  • 同義語および関連語

  • 略語の正式名称

マニュアルを読むときに必要な専門用語、製品固有の用語の意味や略語の正式名称がわからない場合に、お読みください。

: 「EXP」はExpressを、「SC」はStorage Cruiserを、「ACM」はAdvancedCopy Managerを指します。