ここでは、ETERNUS SF Managerで性能管理を実施する場合に必要なディスク容量について説明しています。
性能管理を実施する場合は、性能情報を採取するファイバーチャネルスイッチ、対象となるETERNUS ディスクアレイの種類、論理ユニット数、DE数、および、性能情報を確保する日数に応じて以下の容量を必要とします。
参考
確保日数のデフォルトは 7 日です。確保 LU(論理ユニット)数は、性能管理が ETERNUS ディスクアレイに対して性能を確保する実 LU 数です。性能管理は ETERNUS ディスクアレイに対して 64 LUN 単位で確保するため、LUN 15 から LUN 200 まで確保指示があった場合、実 LU 数は 0 から 255 までの 256 個の情報を確保します。
装置 | ディスク所要量(単位: MB) |
---|---|
ETERNUS DX60/DX60 S2 | (確保日数 + 1) * (240 + (1.2 + 0.3 * 搭載DE数 + 0.3 * (確保LU数 + 確保RAIDGroup数[注1])) * (86400 / 性能監視間隔(秒)) + 3 * (10.6 + 0.07 * (86400 / 性能監視間隔(秒)[注2])) + (95 * 搭載DE数) + (50 * (確保LU数 + 確保RAIDGroup数[注1]))) / 1024 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS DX400 series | (確保日数+1) * (6837 + (17 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.2 * 確保LU数 + 0.3 * 確保RAIDGroup数[注1]) * (86400 / 性能監視間隔(秒)) + (10.6 + 0.07 * (86400 / 性能監視間隔(秒)[注2])) + (79 * 搭載DE数) + (89 * 確保LU数) + (103 * 確保RAIDGroup数[注1]) ) /1024 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS DX400 S2 series | (確保日数+1) * (6837 + (17 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.2 * 確保LU数 + 0.3 * 確保RAIDGroup数[注1]) * (86400 / 性能監視間隔(秒)) + 3 * (10.6 + 0.07 * (86400 / 性能監視間隔(秒)[注2])) + (79 * 搭載DE数) + (89 * 確保LU数) + (103 * 確保RAIDGroup数[注1]) ) /1024 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS DX8100 | ETERNUS DX400 series のディスク所要量を参照してください。 |
ETERNUS DX8400 | (確保日数+1) * (24090 + (60 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.2 * 確保LU数 + 0.3 * 確保RAIDGroup数[注1]) * (86400 / 性能監視間隔(秒)) + (10.6 + 0.07 * (86400 / 性能監視間隔(秒)[注2])) + (79 * 搭載DE数) + (89 * 確保LU数) + (103 * 確保RAIDGroup数[注1]) ) /1024 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS2000 | ファームウェア版数が V10L50 より前の場合: 注: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 ファームウェア版数が V10L50 以降の場合: 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS4000 モデル300, 500 | ファームウェア版数が V11L40 より前の場合: ファームウェア版数が V11L40 以降、V11L50 より前の場合: 注: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 ファームウェア版数が V11L50 以降の場合: 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS4000 モデル400, 600 | ETERNUS DX400 series のディスク所要量を参照してください。 |
ETERNUS8000 モデル700, 900, 1100, 2100 | ファームウェア版数が V11L40 より前の場合: ファームウェア版数が V11L40 以降、V11L50 より前の場合: 注: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 ファームウェア版数が V11L50 以降の場合: 注1: 確保RAIDGroup数は、確保LUより作成されているRAIDGroupの数です。 注2: 性能監視間隔設定が60秒未満の場合は60秒となります。 |
ETERNUS8000 モデル800 | ETERNUS DX400 series のディスク所要量を参照してください。 |
ETERNUS8000 モデル1200, 2200 | ETERNUS DX8400/DX8700 のディスク所要量を参照してください。 |
ETERNUS SN200 series ファイバーチャネルスイッチ PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード(4Gbps) Brocade ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * (30 / 性能監視間隔(秒)) * 1.6 |
ETERNUS SN200 series ファイバーチャネルスイッチ Brocade ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * (30 / 性能監視間隔(秒)) * 3.2 |
ETERNUS SN200 series ファイバーチャネルスイッチ Brocade ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * (30 / 性能監視間隔(秒)) * 13 |
ETERNUS SN200 series ファイバーチャネルスイッチ Brocade ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * (30 / 性能監視間隔(秒)) * 26 |
ETERNUS SN200 series ファイバーチャネルスイッチ Brocade ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * (30 / 性能監視間隔(秒)) * 39 |
ETERNUS SN200 MDS series ファイバーチャネルスイッチ | (確保日数+1) * 0.1 * 装置がサポートする最大スロット数[注] * 128 * (30 / 性能監視間隔(秒)) 注: MDS9120の場合は、最大スロット数は1で計算します。 |
また、性能情報の操作コマンドで性能情報を出力する際、性能情報を採取する ETERNUS ディスクアレイ、ファイバーチャネルスイッチの論理ユニット数、DE数、ポート数および性能情報を出力する日数に応じて以下の容量を必要とします。
それぞれの要素(搭載CM CPU数、搭載DE数、搭載CA Port数、搭載CM Port数、LU数、RAIDGroup数、搭載FCポート数)は、コマンド実行時に装置に実装されている数になります。
装置 | ディスク所要量(単位: MB) |
---|---|
ETERNUS DX60/DX60 S2 | 出力日数 * ( ( (0.1 + 0.4 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CM Port数 +0.2 * (LU数 + RAIDGroup数)) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.2 + 0.6 *搭載DE数 + 0.2 * 搭載CM Port数 + 0.4 * (LU数 +RAIDGroup数) ) ) / 1024 |
ETERNUS DX400/DX400 S2 series | 出力日数 * ( ( (0.1 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CA Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.9 + 0.8 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CA Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) ) / 1024 |
ETERNUS2000 | 出力日数 * ( ( (0.1 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CM Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数)) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.2 + 0.3 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CM Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) ) ) / 1024 |
ETERNUS4000 モデル300, 500 | 出力日数 * ( ( (0.3 + 0.4 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CA Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数)) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.9 + 0.8 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CA Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) ) ) / 1024 |
ETERNUS4000 モデル400, 600 | 出力日数 * ( ( (0.1 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CA Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.9 + 0.8 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CA Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) ) / 1024 |
ETERNUS8000 モデル700, 900, 1100, 2100 | 出力日数 * ( ( (0.3 + 0.4 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CA Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数)) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.9 + 0.8 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CA Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) ) ) / 1024 |
ETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200 | 出力日数 * ( ( (0.1 + 0.2 * 搭載DE数 + 0.1 * 搭載CA Port数 + 0.2 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) * (86400 / 性能監視間隔[秒] )) + (0.9 + 0.8 * 搭載DE数 + 0.2 * 搭載CA Port数 + 0.4 * (LU数 + RAIDGroup数) + 0.1 * 搭載CM CPU数) ) / 1024 |
ファイバーチャネルスイッチ | 出力日数 * (0.1 + 搭載FCポート数 + (0.1 * 搭載FCポート数)) + (0.1 + 搭載ポート数+ (0.1 * 搭載FCポート数 * (86400 / 性能監視間隔[秒])) / 1024 |
参照
性能情報の操作コマンドは、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「性能情報の操作コマンド(storageadm perfdata)」を参照してください。