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Systemwalker IT Change Manager V14g クラスタ適用ガイド
Systemwalker

2.3.6 Systemwalker IT Change Managerのセットアップ(現用ノード)

Systemwalker IT Change Managerのセットアップを実施します。

Systemwalker IT Change Managerのセットアップを実施する前に、セットアップに必要なユーザーをLDAPに登録してください。

詳細については、“Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド”の“LDAPへのユーザーの登録”を参照してください。

【Windows版】

注意

  • 事前に現用ノードで共有ディスクをオンラインにし、Interstageを起動しておく必要があります。

  • セットアップが何らかの原因で失敗した場合は、システム再起動後に必ずアンセットアップを実施してください。

  1. 現用ノードのサーバに管理者権限をもったユーザーでログインします。

  2. 以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。

    [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_setup -s

  3. Systemwalker IT Change Managerセットアップツールが起動されます。

    表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  4. 構築するサーバ種別を選択します。

    各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    入力値

    構築するサーバの種別

    "スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)"を選択します。

    共有ディスク

    現用ノードと待機ノードで共有するデータを格納するディスクを選択します。

    共有ディスクへデータを構築する(※注)

    データベース等の現用ノードと待機ノードで共有するデータの構築を行う場合にチェックします。

    現用ノードが壊れて再構築する際に、共有ディスク上のデータをそのまま利用する場合は、チェックを外してください。

    ※注:
    一度、"共有ディスクへデータを構築する"にチェックをして環境構築を行った場合、[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\etc\setup.infが作成されます。このファイルをバックアップしておくことにより、現用ノードのみが壊れて再構築する場合、ファイルを上記ディレクトリへ複写し、"共有ディスクへデータを構築する"のチェックを外してセットアップすることで、以降のパラメタ入力を実施することなく、同一構成で環境を構築することができます。

  5. BASEDBシステムの設定を行います。

    各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    入力値

    BASEDBポート番号

    BASEDBが通信に利用するポート番号を入力します。1~65535の範囲で指定してください。
    デフォルト値:9655

    RDB管理情報ディレクトリ

    BASEDBのシステムファイルを格納する共有ディスク上のディレクトリを入力します。100バイト以内で指定してください。必須サイズは"Systemwalker IT Change Manager 解説書"を参照してください。

    注意

    • [RDB管理情報ディレクトリ]には、空白を含むディレクトリを指定することはできません。

    • [RDB管理情報ディレクトリ]には、NTFS形式のディスクを指定してください。

  6. データベーステーブル設定を行います。

    各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。また、デフォルトサイズでテーブルを作成する場合は何も変更せずに[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    入力値

    保持伝票数

    起票済み、もしくは処理済みの伝票保有数を入力します。1~9999999の範囲で指定してください。
    デフォルト値:10000

    追加するアクティビティ履歴の数

    伝票ごとに、取戻および差戻などによりアクティビティを複数回遷移する際に確保する履歴数の平均値を指定します。0~9999の範囲で指定してください。
    デフォルト値:0

    入力項目数上限

    電子フォームに配置する入力項目数を入力します。1~999の範囲で指定してください。
    デフォルト値:100

    データ項目のタグ長上限

    電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長の上限を入力します。1~999の範囲で指定してください。
    デフォルト値:50バイト

  7. 確認画面が表示されます。

    データベーススペース容量を確認し、よろしければ[はい]をクリックします。
    再計算が必要であれば、[いいえ]をクリックしてください。
    [いいえ]をクリックすると、手順5に戻ります。

  8. BASEDBデータベーススペース格納ディレクトリを設定します。

    100バイト以内で指定してください。共有ディスク上のパスを指定する必要があります。指定したディレクトリには、手順7でメッセージボックスに表示されたサイズ以上の容量が必要です。

    注意

    • [BASEDBデータベーススペース格納ディレクトリ]には、空白を含むディレクトリを指定することはできません。

    • [BASEDBデータベーススペース格納ディレクトリ]には、NTFS形式のディスクを指定してください。

  9. FLOWDBの設定を行います。

    各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

    項目名

    入力値

    FLOWDBのポート番号

    FLOWDBが通信に利用するポート番号を入力します。
    デフォルト:9652

    FLOWDBデータベーススペースサイズ

    FLOWDBのデータベーススペースサイズを指定します。3072~2097152の範囲で指定してください
    デフォルト: 11,700MB

    FLOWDBデータベーススペース格納ディレクトリ

    データベーススペースを格納する共有ディスク上のディレクトリを入力します。100バイト以内で指定してください。
    指定したディレクトリには、手順6でメッセージボックスに表示されたサイズ以上の容量が必要です。

    注意

    • [FLOWDBデータベーススペース格納ディレクトリ]には、空白を含むディレクトリを指定することはできません。

    • [FLOWDBデータベーススペース格納ディレクトリ]には、NTFS形式のディスクを指定してください。

  10. Systemwalker IT Change Managerの環境設定を行います。

    各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

    項目名

    入力値

    ワークフロー格納ディレクトリ

    ワークフロー履歴情報を格納する共有ディスク上のディレクトリを指定します。

    注意

    空白を含むディレクトリを指定することはできません。

    メール機能を使用する

    メール機能を使用する場合はチェックします。チェックすると、メール設定の入力が可能となります。

    SMTP認証や、POP before SMTPなどは使用できません。

    なお、ここでチェックをはずした場合でも、セットアップ後にメール送信機能の設定を行うことが可能です。設定方法については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"メール送信機能"を参照してください。

    メールサーバ名

    メールサーバ名を指定します。
    最大長:255文字

    注意

    メールサーバ名に使用できるのは、半角英数字、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)、「'」(シングルクォーテーション)のみです。

    メール送信者名

    伝票の承認者などへ送られる承認依頼メールの送信者の表示名を指定します。

    最大長:1024文字
    英数字以外は使用できません。

    送信元アドレス

    送信元メールアドレスを指定します。
    最大長:1024文字
    必須文字:@

  11. LDAPの設定を行います。

    各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

    項目名

    入力値

    使用するLDAP

    使用するLDAPを指定します。クラスタシステムで運用する場合には、必ずActive Directoryを指定します。

    ホスト名

    LDAPサーバのホスト名を設定します。

    上限値:64バイト

    ポート番号

    LDAPサーバのポート番号を設定します。

    1~65535の範囲で指定してください。

    デフォルト: 389

    キー名

    ドメイン環境を設定します。以下の書式に従い設定してください。
    書式:dc=[第nレベルドメイン],dc=[第n-1レベルドメイン],...dc=[トップ(第1)レベルドメイン]
    上限値:255バイト

    注意

    ドメインが複数階層の場合、カンマ(,)で連結してください。
    例:ドメイン名がitpm.comの場合
    dc=itpm,dc=com

    組織単位

    組織単位名を指定します。以下の書式に従い設定してください。

    書式:ou=組織単位名
    上限値:255バイト
    デフォルト: ou=Groups

    アカウント格納単位

    アカウント格納単位を指定します。以下の書式に従い設定してください

    書式:ou=アカウント格納単位名
    上限値:255バイト
    デフォルト: ou=People

    運用フロー管理者アカウント

    運用フローを管理する管理者アカウントを設定します。

    なお、以下の管理者アカウントは、推奨の管理者アカウントですが、任意に指定することも可能です。

    • ibpm_server1

    • itpmadm

    • flowadm

    • 0001

  12. 設定内容が表示されます。

    表示された値に誤りがないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。セットアップが開始されます。

  13. LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを入力します。

    LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを、推奨値(初期値)から変更してLDAPに登録した場合は、以下の入力画面が表示されます。

    LDAPに登録したLDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。

    注意

    LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりLDAPアクセスアカウントのIDとパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。

    以下を確認してください。

    • 使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと

    • LDAPのサービスが起動していること

    • LDAPサーバ、およびプロセス管理サーバがネットワークに接続されていること

    LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。

  14. ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを入力します。

    ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを推奨値(初期値)から変更した場合は、以下の入力画面が表示されます。

    LDAPに登録したワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。

    注意

    ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。

    以下を確認してください。

    • 使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと

    • LDAPのサービスが起動していること

    • LDAPサーバおよびプロセス管理サーバがネットワークに接続されていること

    LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。

  15. Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを入力します。

    Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを推奨値(初期値)から変更した場合は、以下の入力画面が表示されます。

    LDAPに登録したInterstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。

    注意

    Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりInterstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。

    以下を確認してください。

    • 使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと

    • LDAPのサービスが起動していること

    • LDAPサーバおよびプロセス管理サーバがネットワークに接続されていること

    LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。

  16. セットアップ状況表示画面が表示されます。

  17. セットアップが正常終了した場合、設定内容が表示されます。表示内容を確認して[完了]ボタンをクリックしてください。

  18. システムを再起動します。

【UNIX版】

注意

  • LDAPへ登録するibpm_server1/itpmadm/flowadmユーザーのパスワードは、「systemwalker#1」にしてセットアップしてください。セットアップ完了後にパスワードを変更してください。パスワード変更方法については、“Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド”の“管理者のパスワードの変更”を参照してください。

  • 事前に現用ノードで共有ディスクをオンラインにし、Interstageを起動しておく必要があります。

  • ローデバイスを作成する際、シリンダ0のデバイスは指定できません。


  1. プロセス管理サーバにスーパーユーザーでログインします。

  2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのセットアップを開始します。

    # /opt/FJSVswpm/bin/swpm_setup -s -dispbasedbsys

  3. セットアップ開始のメッセージが表示されます。

    =======================================================================

    Systemwalker IT Change Manager セットアップツール

    V14.1.1

    Copyright FUJITSU LIMITED 2010-2013

    =======================================================================

    Systemwalker IT Change Managerセットアップを開始します。

  4. 構築するサーバの種別を指定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、構築するサーバの種別を示す番号を入力します。現用ノードの場合は2を入力します。

    [運用構築設定]
    構築するサーバの種別を選択してください。
    1. スタンドアロンサーバ(通常運用)
    2. スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)
    3. スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 待機ノード)
    ENTER==>

  5. 共有ディスクにデータを構築するかどうかを指定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、データを構築するディレクトリをフルパスで入力します。(例:/share/itcmbasedb)

    [共有ディスク設定]
    共有ディスクへデータを構築しますか?
    [y:構築する/n:構築しない]
    ENTER==>y

  6. 共有ディスクのマウントポイントを指定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。

    [共有ディスクのマウントポイント設定]
    共有ディスクのマウントポイントを指定してください。
    ENTER==>

  7. 前回設定情報(setup.infファイル)がある場合、このファイルにもとづいてセットアップを行うかどうかを指定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、このファイルの設定にしたがってセットアップを行う場合は"y"を、異なる設定でセットアップを行う場合は"n"をそれぞれ入力します。

    "y"を指定した場合は手順36に進みます。"n"を指定した場合は次の手順に進みます。

    また、前回設定情報(setup.infファイル)がない場合、この画面は表示されません。手順8に進みます。

    [前回設定情報の読み込み]
    setup.infが存在します。setup.infの設定に基づいてセットアップしますか?
    [y:セットアップする/n:セットアップしない]
    ENTER==>y

  8. BASEDBの管理情報ディレクトリを設定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
    エンターキーのみが入力された場合、デフォルト値"/share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB "を設定します。(手順5でデータを構築するディレクトリに/share/itcmbasedbを指定した場合)
    すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合、指定するディレクトリに72MB以上の容量が必要です。また、指定可能なパス長は最大100バイトです。

    [BASEDB用RDB管理情報ディレクトリ設定]
    BASEDBで使用するRDB管理情報格納用ディレクトリを指定してください。
    ※すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合
    指定するディレクトリに72M以上の容量が必要です。
    ※指定可能なパス長は最大100バイトです。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB )
    ENTER==>

  9. BASEDBのRDBディクショナリ用ファイルを作成するディレクトリ名を設定します。

    プロンプト"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
    エンターキーのみが入力された場合、手順4で入力されたディレクトリ配下にディクショナリファイルを作成します。
    指定可能なパス長は最大100バイトです。
    指定するディレクトリに20MB以上の容量が必要です。
    また、"d"と入力すると、手順10に進み、ローデバイスの設定画面が表示されます。
    それ以外の場合は、手順11に進みます。

    [BASEDB用RDBディクショナリファイル設定]
    BASEDBで使用するRDBディクショナリ用ファイルを作成するディレクトリを指定してください。
    ※ディレクトリに20M以上の容量が必要です。
    ※指定可能なパス長は最大100バイトです。
    エンターキーのみを押下された場合、RDB管理情報ディレクトリ配下に作成します。
    また、”d”と入力すると、ローデバイスの設定画面を表示します。
    ( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB/DIC )
    ENTER==>d

  10. BASEDBのRDBディクショナリ用デバイスを設定します。

    【Solaris】

    プロンプト"ENTER==>/dev/rdsk/"が入力されたところで、ローデバイス名"c?t?d?s?"を入力します。本画面は手順9で"d"と入力した場合のみ表示されます。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには20MB以上の容量が必要です。

    [ BASEDB用デバイス設定 ]
    BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。
    ( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? )
    ENTER==>/dev/rdsk/

    【Linux】

    プロンプト“ENTER ==>/dev/raw/”が表示されたところで、ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。本画面は手順9で”d”と入力された場合のみ表示します。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには20M以上の容量が必要です。

    [ BASEDB用デバイス設定 ]
    BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。
    ( example: /dev/raw/raw? )
    ENTER==>/dev/raw/

  11. BASEDBのRDBログ管理ファイル用ディレクトリを設定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
    指定されたディレクトリ配下にRDBログ管理ファイルを作成します。
    エンターキーのみが入力された場合、RDB管理情報ディレクトリ配下にLOGディレクトリを作成し、その配下にRDBログ管理ファイルを作成します。
    指定するディレクトリに2MB以上の容量が必要です。
    また、"d"と入力すると、手順12に進み、ローデバイスの設定画面が表示されます。
    それ以外の場合は、手順13に進みます。

    [BASEDB用RDBログ管理ディレクトリ設定]
    BASEDBで使用するRDBログ管理ディレクトリを指定してください。
    ※ディレクトリに1M以上の容量が必要です。
    ※指定可能なパス長は最大100バイトです。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    また、”d”と入力するとローデバイスの設定画面を表示します。
    ( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB/LOG )
    ENTER==>

  12. BASEDBのRDB管理ログファイル用デバイス名を設定します。

    【Solaris】

    プロンプト"ENTER==>/dev/rdsk/"が表示されたところで、ローデバイス名"c?t?d?s?"を入力します。
    本画面は手順11で"d"と入力された場合のみ表示されます。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには2MB以上の容量が必要です。

    [BASEDB用RDBログ管理ファイルデバイス設定]
    BASEDBで使用するRDBログ管理ファイル用ローデバイスを設定してください。
    ※デバイスに1M以上の容量が必要です。
    ( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? )
    ENTER==>/dev/rdsk/

    【Linux】

    プロンプト“ENTER==>/dev/raw/”が表示されたところで、ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。本画面は手順11で”d”と入力された場合のみ表示します。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには2M以上の容量が必要です。

    [BASEDB用RDBログ管理ファイルデバイス設定]
    BASEDBで使用するRDBログ管理ファイル用ローデバイスを設定してください。
    ※デバイスに1M以上の容量が必要です。
    ( example: /dev/raw/raw? )
    ENTER==>/dev/raw/

  13. BASEDBのRDBテンポラリログファイル用ディレクトリを設定します。

    プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
    指定されたディレクトリ配下にRDBテンポラリログファイルを作成します。
    エンターキーのみが入力された場合、RDB管理情報ディレクトリ配下にLOGディレクトリを作成し、その配下にRDBテンポラリログファイルを作成します。
    また、"d"と入力すると、手順14に進み、ローデバイスの設定画面が表示されます。
    それ以外の場合は、手順15に進みます。

    [BASEDB用RDBテンポラリログディレクトリ設定]
    BASEDBで使用するRDBテンポラリログディレクトリを指定してください。
    ※ディレクトリに20M以上の容量が必要です。
    ※指定可能なパス長は最大100バイトです。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    また、”d”と入力するとローデバイスの設定画面を表示します。
    ( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB/LOG/TL )
    ENTER==>

  14. BASEDBのテンポラリログファイル用デバイス名を設定します。

    【Solaris】

    プロンプト"ENTER==>/dev/rdsk/"が表示されたところで、ローデバイス名"c?t?d?s?"を入力します。
    本画面は手順13で"d"と入力された場合のみ表示されます。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには20MB以上の容量が必要です。

    [BASEDB用RDBテンポラリログファイルデバイス設定]
    BASEDBで使用するRDBテンポラリログファイル用ローデバイスを設定してください。
    ※デバイスに20M以上の容量が必要です。
    ( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? )
    ENTER==>/dev/rdsk/

    【Linux】

    プロンプト“ENTER==>/dev/raw/”が表示されたところで、 ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。本画面は手順13で”d”と入力された場合のみ表示します。
    本入力内容に省略値はありません。
    指定するデバイスには1M以上の容量が必要です。

    [BASEDB用RDBテンポラリログファイルデバイス設定]
    BASEDBで使用するRDBテンポラリログファイル用ローデバイスを設定してください。
    ※デバイスに20M以上の容量が必要です。
    ( example: /dev/raw/raw? )
    ENTER==>/dev/raw/

  15. BASEDBのデータベーススペース用デバイス名を設定します。

    【Solaris】

    プロンプト"ENTER ==>/dev/rdsk/"が表示されたところで、ローデバイス名"c?t?d?s?"を入力します。

    [ BASEDB用デバイス設定 ]
    BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。
    ( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? )
    ENTER==>/dev/rdsk/

    【Linux】

    プロンプト“ENTER ==> /dev/raw/”が表示されたところで、ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。
    本入力内容に省略値はありません。

    [ BASEDB用デバイス設定 ]
    BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。
    ( example: /dev/raw/raw? )
    ENTER==>/dev/raw/

  16. BASEDBが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。

    [ BASEDB用通信ポート設定 ]
    BASEDBで利用する通信ポート番号を入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : 9655 )
    ENTER==>

  17. FLOWDBのデータベーススペース用ディレクトリを設定します。

    プロンプトに”ENTER==>”が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。

    [ FLOWDB用ディレクトリ設定 ]
    FLOWDBで使用するデータベーススペース用ディレクトリを指定してください。
    ( default : /share/itcmflowdb/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP )
    ENTER==>

  18. FLOWDBが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。

    [ FLOWDB用通信ポート設定 ]
    FLOWDBで利用する通信ポート番号を入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : 9652 )
    ENTER==>

  19. FLOWDBのデータベーススペースサイズを入力します。

    [ FLOWDB用データベーススペースサイズ ]
    FLOWDBのデータベーススペースサイズを入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    最小値:3072 最大値:2097152 (単位:MB)
    ( default : [11700]MB )
    ENTER==>

  20. テーブル設定―伝票保有数を入力します。

    [ BASEDBテーブル設定-伝票保有数 ]
    伝票履歴の保有数を指定します。
    ( default : 10000 )
    ENTER==>

  21. テーブル設定―追加するアクティビティ履歴の数を入力します。

    [ BASEDBテーブル設定-追加するアクティビティ履歴の数 ]
    追加するアクティビティ履歴数を指定します。
    ( default : 0 )
    ENTER==>

  22. テーブル設定―電子フォームに配置する入力項目数を入力します。

    [ BASEDBテーブル設定-電子フォームに配置する入力項目数 ]
    電子フォームに配置する入力項目数を指定します。
    ( default : 100 )
    ENTER==>

  23. テーブル設定―電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限を入力します。

    [ BASEDBテーブル設定-電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限 ]
    電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte)を指定します。
    ( default : 50 )
    ENTER==>

  24. テーブル設定―計算結果を表示します。

    BASEDB用データベーススペース格納ディレクトリの使用可能容量を確認後、処理を続行する場合は、”y”を入力します。処理を中止する場合は、”n”を入力します。”n”を入力するとプロンプトへ戻ります。

    [ BASEDBテーブル設定-データベーススペース計算結果 ]
    現在の設定では、データベーススペース格納ディレクトリに以下の容量が必要です。
    BASEDB用データベーススペース格納ディレクトリ:[?????]MB
    処理を続行しますか?
    [y:はい/n:いいえ]
    ENTER==>

  25. ワークフロー履歴情報の格納ディレクトリを設定します。

    プロンプト"ENTER==>"が表示されたところで、ディレクトリ名をフルパスで入力します。

    注意

    ディレクトリ名は、存在するディレクトリを設定してください。

    [ ワークフロー格納ディレクトリ設定 ]
    ワークフローを格納するディレクトリを入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値が設定されます。
    ( default : /share/itcmflowdb /FJSVswpm/data/files )
    ENTER==>

  26. メール送信機能を使用する場合、メールサーバを設定します。

    プロンプト"ENTER==>"が表示されたところで、メールサーバのホスト名を入力します。
    メールサーバを設定しない場合、何も入力せずにENTERキーを押すことで、手順28のセットアップ情報確認画面に移行します。

    [ メールサーバ設定 ]
    メールサーバ名を入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、メールの設定は行いません。
    例)xxx.com
    ENTER==>

    参照

    ここでメールサーバの設定を行わない場合でも、セットアップ後にメール送信機能の設定を行うことが可能です。設定方法については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"メール送信機能"を参照してください。

  27. Systemwalker IT Change Managerがメールを送信する場合の、メール送信者名を設定します。

    プロンプト"ENTER ==>"が表示されたところで、メール送信者名を入力します。

    注意

    メール送信者名には、半角英数字を指定してください。

    [ メール送信者名設定 ]
    メール送信者名を入力してください。
    利用できる文字は半角英数字のみです。
    例)PMadmin
    ENTER==>

  28. Systemwalker IT Change Managerがメールを送信する場合の、送信元メールアドレスを設定します。

    プロンプト"ENTER==>"が表示されたところで、送信元メールアドレスを入力します。

    [ 送信元メールアドレス設定 ]
    送信元メールアドレスを入力してください。
    例)PMadmin@xxx.com
    ENTER==>

  29. 使用するLDAPの種類を設定します。

    プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、使用するLDAPの種類に対応する番号を入力します。

    [ 使用するLDAP設定 ]
    使用するLDAPを選択してください。
    1. Active Directory
    2. OpenLDAP
    3. Interstage ディレクトリサービス
    ENTER==>

  30. LDAPのホスト名を設定します。

    プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのホスト名を入力します。

    [ ホスト名設定 ]
    LDAPサーバのホスト名を入力してください。
    ENTER==>

  31. LDAPのポート番号を設定します。

    [ ポート設定 ]
    LDAPのポート番号を入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : 389 )
    ENTER==>

  32. LDAPのキー名を設定します。

    プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPのキー名を入力します。

    [ キー設定 ]
    ドメイン環境を入力してください。
    ( format : dc=ドメイン名 )
    例)ドメインがxxx.comの場合[dc=xxx,dc=com]
    ENTER==>

  33. LDAPの組織単位名を設定します。

    プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPの組織単位名を入力します。

    [ 組織単位設定 ]
    組織単位名を入力してください。
    ( format : ou=組織単位名 )
    例)組織単位名がGroupsの場合[ou=Groups]
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : ou=Groups )
    ENTER==>

  34. LDAPのアカウント格納単位名を設定します。

    プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのアカウント格納単位名を入力します。

    [ アカウント格納単位設定 ]
    アカウント格納単位名を入力してください。
    ( format : ou=アカウント格納単位名 )
    例)組織単位名がPeopleの場合[ou=People]
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : ou=People )
    ENTER==>

  35. 運用フロー管理者アカウントを設定します。

    [ 運用フロー管理者アカウントの設定 ]
    運用フロー管理者アカウントを入力してください。
    エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
    ( default : 0001 )
    ENTER==>

  36. セットアップ情報を確認します。

    設定画面で入力した情報を確認し"y"を入力すると、セットアップ処理が実行されます。
    "n"を入力した場合、セットアップ処理を中止してプロンプトに戻ります。
    また、"r"を入力した場合、手順3から再実行します。

    • システムファイルをすべてディレクトリに設定した場合の例【Solaris】

      [ セットアップ情報確認 ]
      指定された値を確認してください。
      ================================================================
      Systemwalker IT Change Manager運用モデル
      運用構築するサーバの種別                          : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード) 
      共有ディスクへのデータ構築                         : あり
      共有ディスク                                       : /share/itcmbasedb
      BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ                  : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/BASEDB
      BASEDBのDBスペース用ローデバイス                   : /dev/rdsk/c0t1d0s1
      BASEDB通信ポート番号                               : 9655
      FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ                   : /share/itcmflowdb/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP
      FLOWDB通信ポート番号                               : 9652
      保持伝票数                                         : 100
      追加するアクティビティ履歴の数                     : 0
      電子フォームに配置する入力項目数                   : 100
      電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50
      BASEDBデータベーススペース量(MB)                   : 2205
      FLOWDBデータベーススペース量(MB)                   : 3072
      ワークフロー格納ディレクトリ                       : /share/itcmflowdb/FJSVswpm/data/files
      メールサーバ名                                     : xxx.com
      メール送信者名                                     : PMadmin
      メール送信者アドレス                               : PMadmin@xxx.com
      使用するLDAP                                       : Active Directory
      LDAPのホスト名                                     : itcm2
      LDAPのポート番号                                   : 389
      LDAPのドメイン環境                                 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com
      LDAPの組織単位名                                   : ou=Groups
      LDAPのアカウント格納単位名                         : ou=People
      運用フロー管理者アカウント                         : 0001
      ================================================================
      これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正]
      ENTER==>
    • システムファイルをすべてディレクトリに設定した場合の例【Linux】

      [ セットアップ情報確認 ]
      指定された値を確認してください。
      ================================================================
      Systemwalker IT Change Manager運用モデル
      運用構築するサーバの種別                           : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)
      共有ディスクへのデータ構築                         : あり
      共有ディスク                                       : /share/itcmbasedb
      BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ                  : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB
      BASEDBのDBスペース用ローデバイス                   : /dev/raw/raw1
      BASEDB通信ポート番号                               : 9655
      FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ                   : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/FLOWDB/DBSP
      FLOWDB通信ポート番号                               : 9652
      保持伝票数                                         : 100
      追加するアクティビティ履歴の数                     : 0
      電子フォームに配置する入力項目数                   : 100
      電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50
      BASEDBデータベーススペース量(MB)                   : 2205
      FLOWDBデータベーススペース量(MB)                   : 3072
      ワークフロー格納ディレクトリ                       : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/data/files
      メールサーバ名                                     : xxx.com
      メール送信者名                                     : PMadmin
      メール送信者アドレス                               : PMadmin@xxx.com
      使用するLDAP                                       : Active Directory
      LDAPのホスト名                                     : itcm2
      LDAPのポート番号                                   : 389
      LDAPのドメイン環境                                 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com
      LDAPの組織単位名                                   : ou=Groups
      LDAPのアカウント格納単位名                         : ou=People
      運用フロー管理者アカウント                         : 0001
      ================================================================
      これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正]
      ENTER==>
    • RDBディクショナリ、RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをすべてローデバイスに設定したUNIXの場合の例【Solaris】

      [ セットアップ情報確認 ]
      指定された値を確認してください。
      ================================================================
      Systemwalker IT Change Manager運用モデル
      運用構築するサーバの種別                           : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)
      共有ディスクへのデータ構築                         : あり
      共有ディスク                                       : /share/itcmbasedb
      BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ                  : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/BASEDB
      BASEDBのRDBディクショナリ用ローデバイス            : /dev/rdsk/c0t1d0s1
      BASEDBのRDBログ管理ファイル用ローデバイス          : /dev/rdsk/c0t1d0s3
      BASEDBのRDBテンポラリログファイル用ローデバイス    : /dev/rdsk/c0t1d0s4
      BASEDBのDBスペース用ローデバイス                   : /dev/rdsk/c0t1d0s5
      BASEDB通信ポート番号                               : 9655
      FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ                   : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/FLOWDB/DBSP
      FLOWDB通信ポート番号                               : 9652
      保持伝票数                                         : 100
      追加するアクティビティ履歴の数                     : 0
      電子フォームに配置する入力項目数                   : 100
      電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50
      BASEDBデータベーススペース量(MB)                   : 2205
      FLOWDBデータベーススペース量(MB)                   : 3072
      ワークフロー格納ディレクトリ                       : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/data/files
      メールサーバ名                                     : xxx.com
      メール送信者名                                     : PMadmin
      メール送信者アドレス                               : PMadmin@xxx.com
      使用するLDAP                                       : Active Directory
      LDAPのホスト名                                     : itcm2
      LDAPのポート番号                                   : 389
      LDAPのドメイン環境                                 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com
      LDAPの組織単位名                                   : ou=Groups
      LDAPのアカウント格納単位名                         : ou=People
      運用フロー管理者アカウント                         : 0001
      ================================================================
      これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正]
      ENTER==>
    • RDBディクショナリ、RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをすべてローデバイスに設定したUNIXの場合の例【Linux】

      [ セットアップ情報確認 ]
      指定された値を確認してください。
      ================================================================
      Systemwalker IT Change Manager運用モデル
      運用構築するサーバの種別                           : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)
      共有ディスクへのデータ構築                         : あり
      共有ディスク                                       : /share/itcmbasedb 
      BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ                  : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/BASEDB
      BASEDBのRDBディクショナリ用ローデバイス            : /dev/raw/raw1
      BASEDBのRDBログ管理ファイル用ローデバイス          : /dev/raw/raw2
      BASEDBのRDBテンポラリログファイル用ローデバイス    : /dev/raw/raw3
      BASEDBのDBスペース用ローデバイス                   : /dev/raw/raw4
      BASEDB通信ポート番号                               : 9655
      FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ                   : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP
      FLOWDB通信ポート番号                               : 9652
      保持伝票数                                         : 100
      追加するアクティビティ履歴の数                     : 0
      電子フォームに配置する入力項目数                   : 100
      電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50
      BASEDBデータベーススペース量(MB)                   : 2205
      FLOWDBデータベーススペース量(MB)                   : 3072
      ワークフロー格納ディレクトリ                       : /share/itcmbasedb /FJSVswpm/data/files
      メールサーバ名                                     : xxx.com
      メール送信者名                                     : PMadmin
      メール送信者アドレス                               : PMadmin@xxx.com
      使用するLDAP                                       : Active Directory
      LDAPのホスト名                                     : itcm2
      LDAPのポート番号                                   : 389
      LDAPのドメイン環境                                 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com
      LDAPの組織単位名                                   : ou=Groups
      LDAPのアカウント格納単位名                         : ou=People
      運用フロー管理者アカウント                         : 0001
      ================================================================
      これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正]
      ENTER==>
  37. セットアップが実行されます。

    セットアップ処理のメッセージが表示され、最後にセットアップ完了メッセージが表示されます。

    プロセス管理サーバ上へのSystemwalker IT Change Manager環境の構築を開始します。
    RDBシステムの構築を開始します。(作成には数分かかることがあります。)
    RDBシステムの構築が完了しました。
    システムデータベースの構築を開始します。(作成には数十分かかることがあります。)
    BASEDBで利用するデータベーススペースを作成します。
    BASEDBで利用するデータベーススペースを作成しました。
    BASEDBのテーブルを作成します。
            ・
            ・(テーブル数分、テーブル作成メッセージが出力されます。)
            ・
    BASEDBのテーブルを作成しました。
    BASEDBに初期データを投入します。
    BASEDBへの初期データ投入が完了しました。
    システムデータベースの構築が完了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境構築を開始します。(作成には数分かかることがあります。)
    Interstage Business Process Managerの環境構築が終了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境設定を開始します。
    Interstage Business Process Managerの環境設定が終了しました。
    CMDBの環境設定を開始します。(作成には数分かかることがあります。)
    CMDBの環境設定が終了しました。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を開始します。
    アプリケーションリリース管理の環境設定が終了しました。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を開始します。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定が終了しました。
    常駐モジュールの環境設定を開始します。
    常駐モジュールの環境設定が終了しました。
    初期伝票データを投入します。
    初期伝票データの投入が完了しました。
    プロセス管理サーバへのSystemwalker IT Change Manager環境の構築が完了しました。
  38. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerを停止します。

    # /opt/FJSVswpm/bin/swpm_stop

  39. 以下のコマンドを実行し、CMDBのEnablerサービスを停止します。

    # /opt/FJSVcmdbm/Enabler/server/bin/enablerstop

  40. 以下のコマンドを実行し、Interstageディレクトリサービスを停止します。

    # /opt/FJSVirep/bin/irepstop -R <リポジトリ名>

  41. Cronの設定

    アプリケーション配付のスケジュール実行のためのプログラムをcronに設定します。

    以下の記述を設定ファイル(/var/spool/cron/crontabs/root)に追記します。

    # Systemwalker IT Change Manager Aplmgt Scheduler

    1-59 * * * * /opt/FJSVswpm/bin/swpm_schexe

  42. Cronを再起動します

    svcadm restart /system/cron

注意

Systemwalker IT Change Managerのセットアップで異常が発生した場合は、以下の項目について確認してください。

  • セットアップ処理が異常終了した場合、アンセットアップを実行後、再度セットアップ処理を実行してください。

  • セットアップ処理が異常終了した後のアンセットアップでも異常が発生した場合、システムを再起動してください。それでも異常が解決しない場合は、技術員に連絡してください。