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Systemwalker IT Change Manager V14g カスタマイズガイド
Systemwalker

3.2.5 ファイルを添付してメールを送信する

自動実行アクティビティで、伝票に添付されたファイルを任意の宛先にメールで送信することができます。

設定方法

ファイルを添付してメールを送信する設定手順を、以下に示します。

環境設定ファイルの設定

自動実行アクティビティの設定

環境設定ファイルの設定

添付ファイルをメールで送信するには、メール送信環境設定ファイル(swpm_sendmail.ini)に、使用するメールサーバや送信者のアドレスなどの情報を設定しておく必要があります。

設定する情報の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"ファイルリファレンス"を参照してください。

自動実行アクティビティの設定

自動実行アクティビティにメール送信を設定する場合の手順を、以下に示します。

  1. 運用フローを設計します。

    メールを送信するための自動実行アクティビティを配置します。

  2. アプリケーション環境設定ファイルを編集します。

    自動実行アクティビティの定義を、アプリケーション動作機能の設定ファイル(ae.ini)に追加します。

    【Windows】

    # メール送信
    APL100.path=[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]/itpm/bin/swpm_sendmail.cmd
    APL100.param=-gkey @3 $in -to info@fujitsu.com -subject 議事録の送付 -text D:/temp/mail.txt -af D:/temp/infomail(※注)
    APL100.in=D:/work
    APL100.timeout=54000
    APL100.retry=0

    【Solaris/Linux】

    # メール送信
    APL100.path=/opt/FJSVswpm/bin/swpm_sendmail
    APL100.param=-gkey @3 $in -to info@fujitsu.com -subject 議事録の送付 -text /var/myconf/mail.txt -af /var/myconf/infomail(※注)
    APL100.in=/tmp
    APL100.timeout=54000
    APL100.retry=0

    ※注:

    @3:一貫伝票ID
    $in:プロセス情報XMLファイル名
    info@fujitsu.com:宛先
    議事録の送付:件名
    D:/temp/mail.txt:メール本文
    D:/temp/infomail:メールに添付する添付ファイル名

    参照

    設定する情報の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"アプリケーション実行機能の動作設定ファイルの定義"を参照してください。

    注意

    • [アプリケーション名].pathには、実行するコマンド名を絶対パスで指定し、コマンド名は拡張子も記載してください。

    • ファイルデリミタは「/」を指定してください。