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Systemwalker Centric Manager Lite Edition 監視スタートガイド
Systemwalker

7.4 システムの監視を抑止する

サーバのメンテナンスをする場合など、一時的に監視を中止したいサーバに対して、Systemwalker Centric Managerでの監視を抑止することができます。

また、Systemwalker Centric Managerが自動的に監視対象とした機器を監視対象から除外する場合にも利用できます。


ここでは、以下についてサーバを例にして説明します。

監視抑止のしくみ

監視の抑止/再開は、ポリシーの設定と配付を行うことによって有効になります。

監視を抑止する設定を行うと、監視抑止の対象としたサーバに対する、以下の監視が抑止されます。

監視抑止を行うと、監視抑止の対象としたサーバから通知されたイベントについては、[監視イベント一覧]への表示を行いません。

ただし、運用管理サーバについては、監視抑止の対象とした場合でも、運用管理サーバ自身で発生したイベントを抑止しません。


監視を再開したときの状態

監視を再開した場合、稼働状態の表示は状態を初期化した上で再開します。


監視を抑止/再開するまでの流れ

以降の説明では、監視を抑止して再開するまでの手順を、以下の運用を例にして説明します。

要件
  • サーバAでハードウェアの異常が発生したため、メンテナンス完了までサーバAに対する監視を抑止したい

  • サーバAの定期メンテナンスを行うため、メンテナンス中のサーバAに対する監視を抑止したい

運用例
  1. サーバAの監視を抑止する

  2. メンテナンス作業を行う

  3. サーバAの監視を再開する


上記の運用を行う場合の、監視の抑止/再開の流れは以下のとおりです。

  1. 抑止を開始する

    メンテナンス作業のために監視が不要となるノードに対し、監視を抑止するよう設定します。

    手順の詳細については、“抑止を開始する”を参照してください。

  2. 抑止状態を確認する

    ノードが監視抑止中かを確認します。

    手順の詳細については、“抑止状態を確認する”を参照してください。

  3. 監視を再開する

    メンテナンス作業が終了した場合に、監視を再開するよう設定します。

    手順の詳細については、“監視を再開する”を参照してください。