ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

18.2.1 利用状況分析

利用状況分析機能では、dbprtコマンドにより、利用状況DBのデータをデータ種別に応じてCSV形式でファイルへ出力することができます。

以下に、dbprtコマンドの使用方法を説明します。


18.2.1.1 dbprt

■形式

Windows版】

dbprt [/f][/h] 対象サーバ 開始日 終了日 データ種別 出力ファイル

UNIX版】

dbprt [-f][-h] 対象サーバ 開始日 終了日 データ種別 出力ファイル


■機能

利用状況DBからデータを取り出し、CSV形式で出力します。


■オプション

Windows版】

オプション

意味

/f

出力ファイルの上書き確認を抑止します。

/f を付けると、ファイルが既存の場合でも、そのまま強制的に上書きされます。

/fを付けないと、ファイルが既存の場合、実行はキャンセルされます。

/h

コマンドヘルプを表示します。詳細は、「■コマンドヘルプ」を参照してください。


UNIX版】

オプション

意味

-f

出力ファイルの上書き確認を抑止します。

-f を付けると、ファイルが既存の場合でも、そのまま強制的に上書きされます。

-fを付けないと、ファイルが既存の場合、実行はキャンセルされます。

-h

コマンドヘルプを表示します。詳細は、「■コマンドヘルプ」を参照してください。


■オペランド

オペランド

意味

対象サーバ

利用状況DB環境定義ファイルに設定した分析対象サーバのシンボルを指定します。(利用状況DB環境定義ファイルに関しては、「15.2.1 利用状況DB環境定義ファイル」を参照してください。)

開始日

取り出し期間の開始日を指定します。形式は、以下のとおりです。

終了日

取り出し期間の終了日を指定します。形式は、開始日と同じです。

データ種別

取り出すデータの種別を指定します。以下のいずれかのデータ種別を指定します。

出力ファイル

取り出したデータを格納するファイルのパスを指定します。

パスの文字列に空白が含まれる場合は、ダブルクォーテーションで囲んで指定します。


■終了状態

コマンド実行終了時の戻り値と表示メッセージは以下のとおりです。

終了状態

戻り値

表示メッセージ

正常終了時

0

出力ファイル名を出力しました

異常終了時

>0(以上)

エラーメッセージ

正常終了時には、出力ファイル名に表示されたファイルが作成されます。

異常終了時には、エラーメッセージが表示され、ファイルは作成されません。

エラーメッセージには各エラーに応じたメッセージが表示されます。詳細は、「17.2 利用状況分析機能」を参照してください。


■実行例

コマンドの実行例は、以下のとおりです。この例では、シンボルが”PUBLIC”の分析対象サーバについて、2001年1月のセッション情報をファイル名が”session-2001-01.csv”のファイルへ出力しています。

Windows版】

C:\temp> "C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin\dbprt" PUBLIC 20010101 20010131 session session-2001-01.csv

C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin\dbprt:session-2001-01.csv へ出力しました。

C:\temp>


UNIX版】

# /opt/FJSVssqc/bin/dbprt PUBLIC 20010101 20010131 session session-2001-01.csv

/opt/FJSVssqc/bin/dbprt:session-2001-01.csv へ出力しました。

#


■コマンドヘルプ

dbprtコマンドでは、以下の場合にヘルプメッセージを出力します。

ヘルプメッセージの内容は、以下のとおりです。


[環境変数LANGに「ja」が設定されている場合]

Windows版】

CSV サポートユーティリティは、WWW サービス分析機能のデータベースのデータをデー

タ種別に応じて CSV 形式でファイルへ出力します。

dbprt [/h][/f] 対象サーバ 開始日 終了日 データ種別 出力ファイル

/h ヘルプを表示します。

/f 出力ファイルの上書き確認を抑止します。

対象サーバ 分析対象サーバのシンボルを指定します。

開始日 取り出し期間の開始日を 20010101 のような形式で指定します。

終了日 取り出し期間の終了日を 20010131 のような形式で指定します。

データ種別 取り出すデータの種別を指定します。

出力ファイル 取り出したデータを格納するファイル名を指定します。

CSV サポートユーティリティを利用するには、あらかじめ、データベース登録エンジン

が起動されている必要があります。


UNIX版】

CSV サポートユーティリティは、WWW サービス分析機能のデータベースのデータをデー

タ種別に応じて CSV 形式でファイルへ出力します。

dbprt [-h][-f] 対象サーバ 開始日 終了日 データ種別 出力ファイル

-h ヘルプを表示します。

-f 出力ファイルの上書き確認を抑止します。

対象サーバ 分析対象サーバのシンボルを指定します。

開始日 取り出し期間の開始日を 20010101 のような形式で指定します。

終了日 取り出し期間の終了日を 20010131 のような形式で指定します。

データ種別 取り出すデータの種別を指定します。

出力ファイル 取り出したデータを格納するファイル名を指定します。

CSV サポートユーティリティを利用するには、あらかじめ、データベース登録エンジン

が起動されている必要があります。


[環境変数LANGに「ja」が設定されていない場合]

Windows版】

dbprt outputs data in WWW Service Analyze Function Database to a file

formed CSV according to a data kind.

dbprt [/f][/h] server start-date end-date data-kind output-file

/f Not confirm to overwrite the output file.

/h Display help message.

server A symbol of the server in database environment

definition file.

start-date Start date of an output period. Form like 20010101.

end-date End date of an output period. Form like 20010131.

data-kind A kind of output data.

output-file A file name to store the data.

Using dbprt, it required to be started the Database Register Engine

in advance.


UNIX版】

dbprt outputs data in WWW Service Analyze Function Database to a file

formed CSV according to a data kind.

dbprt [-f][-h] server start-date end-date data-kind output-file

-f Not confirm to overwrite the output file.

-h Display help message.

server A symbol of the server in database environment

definition file.

start-date Start date of an output period. Form like 20010101.

end-date End date of an output period. Form like 20010131.

data-kind A kind of output data.

output-file A file name to store the data.

Using dbprt, it required to be started the Database Register Engine

in advance.