■起動時の注意
エミュレータの起動に必要な起動情報(ユーザ名やURL等)が設定されるプロパティ、Open引数の文字列は大文字小文字が区別されます。
設定文字列が起動したいエミュレータ情報と完全一致してない場合、起動は失敗します。
キーCRT系インタフェースはアクティブなLUのみ操作が可能です。
非アクティブなLUに対して操作を行う場合は、そのLUをアクティブに切り替えてから操作を行ってください。
SendKeys ("LOGON TSS[ENTER]")
SendKeys ("USER1/PASWORD1[ENTER]")
‘ アクティブLUをDSP2に切り替える。
ChangeActiveLU(CX_SESSION_DSP2)
SendKeys ("LOGON TSS[ENTER]")
SendKeys ("USER2/PASWORD2[ENTER]")
■すぐに復帰しないメソッドを呼び出す場合
OLEオートメーションのいくつかのメソッドは呼び出し後にすぐにアプリケーションに復帰しません。この場合、システムはOLEサーバビジーのエラーを表示する場合があります。これを避けるために、メソッドタイムアウト値を小さくしてください。メソッドのタイムアウト値はWaitTimeプロパティ、またはメソッドの引数のタイムアウト値で設定します。
参考
Visual Basicの場合はOLEServerBusyTimeoutプロパティを使用して、OLEサーバのタイムアウト値を変更することができます。ただし、OLEサーバビジーの状態ではアプリケーションの操作を行うことができないため、一時的にハングアップ状態となります。そのため、タイムアウト値を小さくすることを推奨します。