HTMLモードはブラウザの標準機能のみを使用して実装しているため、ActiveXモードとは機能の差がいくつかあります。以下に機能の違いを示します。
種別 | 機能 | ActiveXモード | HTMLモード |
---|---|---|---|
ディスプレイ | F6680ディスプレイエミュレーション | ○ | ○*1 |
磁気カード・バーコード入力 | ○ | ○ | |
F6683グラフィック表示 | ○ | ○*2 | |
ローカルコピー | ○ | ○ | |
画面印刷 | ○ | × | |
フルスクリーン表示 | ○ | ○*3 | |
ウインドウ表示位置設定 | ○ | ○ | |
JEF拡張漢字表示 | ○ | ○ | |
JapanistによるJEF入力 | ○ | × | |
ファイル転送 | ○ | ○*4、*5 | |
マクロ | ○ | ○ | |
即時変更 | ○ | ○*6 | |
プリンタ | F6685プリンタエミュレーション | ○ | × |
FMLBP114端末プリンタエミュレーション | ○ | × | |
F6671プリンタエミュレーション | ○ | × |
○:サポート
×: 使用できません。
*1:IEアドオンを使用しない場合、一部キーボード入力に制約があります。
・EnterキーとテンキーのEnterは区別できません。
・テンキーをエミュレータ機能キーに割り当てて使用することはできません。
(→「A.14 HTMLモードのブラウザごとのキー比較」参照)
*2:Internet Explorer 8を使用時は利用できません。(HTML5対応ブラウザが必要です)
*3:ブラウザのフルスクリーン機能に従った表示範囲になります。
*4:IEアドオンを使用しない場合、パラメータリストファイルによる転送はできません。
*5:スマートデバイスの場合、ファイル転送機能は利用できません。
*6:エミュレータツールバーからのプロファイル選択による即時変更のみです。
(→「A.12 HTMLモードとActiveXモードの機能比較」参照)