インベントリ管理に異常が発生した場合、次の方法でトレース情報を採取することができます。
操作方法
以下のコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe
→[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
ポイント
Windowsの画面設定
この操作を行うとき、Windowsの[画面のプロパティ]でのフォントサイズは、以下のとおり設定してください。
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 Foundationでは[大きなスケール]または[規定のスケール]
Windows Server 2008 R2 STD/Windows Server 2008 R2 DTC/Windows Server 2008 R2 EE/Windows Server 2008 R2 Foundationでは[小-100% (規定)]、[中-125%]または[大-150%]
[カスタムフォント]([カスタム DPI])を使用すると、[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックス内の文字が折り返して表示されたり、項目が重なって表示されたりすることがあります。
[デスクトップ管理 サーバ動作環境設定]ダイアログボックスで[トレース採取環境]ボタンをクリックします。
→[トレース採取環境]ダイアログボックスが表示されます。トレース採取環境を定義します。
すべての項目を設定し終えたら、[OK]ボタンをクリックします。
[採取するトレース情報]
[トレース採取環境]ダイアログボックスの[採取するトレース情報]には、採取するトレースの情報を指定します。
[プログラムトレース]
プログラムトレース情報を採取します。
[通信トレース]
クライアントとの通信トレースを採取します。
なお、初期値は、[プログラムトレース]、[通信トレース]ともにチェックされていません。
[トレース格納ディレクトリ]
[トレース採取環境]ダイアログボックスの[トレース格納ディレクトリ]には、トレース情報を格納するディレクトリを指定します。
[トレース情報のクリア]
[トレース採取環境]ダイアログボックスで[トレース情報のクリア]ボタンをクリックすると、採取済みのトレース情報を削除します。
注意
採取するトレース情報を変更する場合の注意事項
[プログラムトレース]または[通信トレース]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックすると、採取済みのプログラムトレースまたは通信トレースのトレース情報が自動的に削除されます。トレース情報が必要な場合は、トレース格納ディレクトリに存在するInLogFilexx.log(プログラムトレースファイル:xxは数字)、またはTraceFile.log(通信トレースファイル)を退避後、チェックボックスをオフにしてください。
トレース情報を採取する場合の注意事項
本トレースを採取する運用の場合、トレースファイルサイズはディスク容量が許す限り無限に増加するため、定期的にトレースファイルを退避または削除してください。また、本トレースを使用しなくなった場合は、本トレースを採取しないようにしてください。