Active DB Guardの運用で、より高度な業務継続性を必要とする場合、クラスタシステムを構築するか、DBミラーリングシステム連携のいずれかを利用します。それぞれのメリットを以下で説明します。
なお、クラスタシステムとDBミラーリングシステム連携を同時に利用することはできません。
DBミラーリングシステム連携 | クラスタシステム | ||
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データベース二重化 | データベース二重化(Mirroring Controller) | ||
ノード切替え時間 (フェイルオーバ) | × 手動 | ◎ 自動(数秒から数十秒) | ○ 自動(数十秒~数分) |
資源の冗長化 | ◎(注) 二重化 | ◎(注) 二重化 | ○ ストレージは共用ディスク |
監視資源 | × なし | ○ データベース資源 | ◎ ユーザの任意 |
注:DBミラーリングシステム連携ではノード切替え中はActive DB Guardによるデータベースの複製が実行できません。