アプリケーションから実行できるSQL文には、以下があります。
システム制御文
ユーザ制御文
データベース定義文
データベース操作文
スキーマ定義文
スキーマ操作文
格納構造定義文
格納構造操作文
アクセス制御文
データ操作文
トランザクション管理文
コネクション管理文
セション管理文
動的SQL文
ストアドプロシジャ
SQL文の分類の詳細については、“付録G SQL文の使用範囲”を参照してください。
管理者はすべてのSQL文を実行できますが、利用者が実行できるSQL文は、一部のSQL文に限られています。
また、利用者が実行できるSQL文には、権限を必要としないSQL文と権限を必要とするSQL文があります。
利用者がSQL文でデータベースにアクセスする方法としては、参照、更新、削除および挿入の4つの操作があります。また、これらの操作を記述したルーチンを実行することもできます。
利用者に付与できる権限について以下の表に示します。
権限 | 操作の意味 |
---|---|
SELECT権 | データベース内の表のデータを参照する。 |
UPDATE権 | データベース内の表のデータを更新する。 |
DELETE権 | データベース内の表のデータを削除する。 |
INSERT権 | データベース内の表にデータを挿入する。 |
EXECUTE権 | データベース内のルーチンを実行する。 |
セキュリティ機能で使用できるSQL文の詳細については、“付録B SQL文一覧”を参照してください。