ロードシェア運用は、1つのスケーラブル型のクラスタアプリケーションの中に複数のスタンバイ型のクラスタアプリケーションが存在する運用形態です。
ロードシェア運用とフェイルオーバ運用を併用する場合に、この形態を選択します。それぞれのスタンバイ型のクラスタアプリケーションには運用と待機のSymfoware/RDBを配置し、フェイルオーバ運用を実現します。ロードシェア運用の運用形態には以下があります。
N:1運用待機
N:M運用待機
1:1運用待機
カスケード
ロードシェア運用とフェイルオーバ運用を併用しない場合はスケーラブル型クラスタアプリケーションのみの形態を選択します。スケーラブル型のクラスタアプリケーションにはSymfoware/RDBを配置し、異常時には縮退運転を実現します。運用形態には以下があります。
スケーラブル
ロードシェア運用のシステムの構成について、以下に示します。
1つのノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。
複数のノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。
“2.2.1 フェイルオーバ運用の場合の構成”を参照してください。
“2.2.1 フェイルオーバ運用の場合の構成”を参照してください。
複数のノードで動作し、任意のノードがダウンした場合は縮退する形態です。この形態は、待機ノードが不要な形態です。
Symfoware/RDBのRDBネットとの接続または切断は、PRIMECLUSTERの状態遷移と連動して行います。