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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

2.2.1 フェイルオーバ運用の場合の構成

フェイルオーバ運用は、1つのスケーラブル型のクラスタアプリケーションの中に1つのスタンバイ型のクラスタアプリケーションが存在する運用形態です。PRIMECLUSTERが提供しているスタンバイ型のクラスタアプリケーションに、それぞれのSymfoware/RDBを配置します。待機系のクラスタアプリケーションの数によってフェイルオーバ運用の形態が決まります。フェイルオーバ運用の運用形態には以下があります。

運用形態

フェイルオーバ運用のシステムの構成について、以下に示します。

1:1運用待機

1つの運用系のクラスタアプリケーションに対して、1つの待機系のクラスタアプリケーションを配置します。

スタンバイ機能

ホットスタンバイ機能

カスケード

1つの運用系のクラスタアプリケーションに対して、複数の待機系のクラスタアプリケーションを配置します。

N:1運用待機

1つのノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。

N:M運用待機

複数のノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。