フェイルオーバ運用は、1つのスケーラブル型のクラスタアプリケーションの中に1つのスタンバイ型のクラスタアプリケーションが存在する運用形態です。PRIMECLUSTERが提供しているスタンバイ型のクラスタアプリケーションに、それぞれのSymfoware/RDBを配置します。待機系のクラスタアプリケーションの数によってフェイルオーバ運用の形態が決まります。フェイルオーバ運用の運用形態には以下があります。
1:1運用待機
カスケード
N:1運用待機
N:M運用待機
フェイルオーバ運用のシステムの構成について、以下に示します。
1つの運用系のクラスタアプリケーションに対して、1つの待機系のクラスタアプリケーションを配置します。
1つのノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。
複数のノードで待機系のクラスタアプリケーションが複数動作し、その他のノードで運用系のクラスタアプリケーションが動作する形態です。