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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

10.2 縮退の失敗

ロードシェア運用では、システムダウンが発生した場合、縮退し、運用を継続します。
縮退処理の開始時にはqdg12781i、終了時にはqdg14194iまたはqdg14195iのメッセージがSymfoware/RDBのメッセージログファイルに出力されます。
ただし、以下の異常が発生している場合は、縮退に失敗します。
縮退の確認は、qdg14196eまたはqdg14197wのメッセージが出力されていないか確認してください。

縮退に失敗すると、ユーザロググループは、どのノードにも引き継がれない状態となります。この場合は、システムファイルのリカバリを行います。
リカバリ操作はCapitalシステムで実施してください。
リカバリ方法の詳細は、“10.3 システムファイルのリカバリ”の“Symfoware/RDBの停止中のリカバリ”を参照してください。
なお、ユーザロググループの状態は、rdbloggroupコマンドのpオプション、かつ、aオプションで表示することが可能です。