通信データの暗号化を行う/行わないの変更、サーバ認証を行う/行わないの変更をする場合は、以下の手順で行います。
操作の手順
運用系および待機系のRDBシステムに対して、以下の手順で作業します。
(1) クラスタアプリケーション配下の業務を完全に停止します。 (2) 運用系および待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。 クラスタアプリケーションの保守停止手順は、 “5.6 クラスタアプリケーションの保守のための停止”を参照してください。 (3) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。 (Symfoware/RDBを配置している各ノードのメッセージログファイルに、 Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、 正常に停止していることを確認します。) (4) 運用系および待機系のシステム用の動作環境ファイルを編集します。 システム用の動作環境ファイルの詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。 (5) クライアント用の動作環境ファイルを編集します。 クライアント用の動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”を参照してください。 (6) 運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止を解除します。 クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、 “5.7 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除”を参照してください。 (7) 業務を再開します。
注意
サーバとクライアントで暗号化の指定が矛盾している場合は、エラーになります。
通信データの暗号化を行う/行わないの設定を行う場合は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタと、クライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタの指定に矛盾がないことを確認してください。