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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

5.7 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除

クラスタアプリケーションの保守停止のための解除には、以下の2つの手順があります。対応する保守停止解除の手順を実行してください。

運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止を解除する場合の手順

  1. [Cluster Admin]画面を起動します。

  2. RMSが未起動の場合は[Cluster Admin]画面で[ツール]-[RMSの起動]を選択し、起動するノードを選択して[確認]ボタンをクリックします。

    なお、保守停止をhvutil -dコマンドで実施した場合は、RMSの起動前にhvutil -aコマンドを実施してください。

  3. クラスタアプリケーションを起動します。

    • スタンバイ機能を利用する場合

      [Cluster Admin]画面の“rmsツリービュー”でスタンバイ型のクラスタアプリケーションを右クリックし、ポップアップメニューから運用系として起動する場合は[Online]、待機系として起動する場合は[Standby]を選択して起動します。[Fault]状態の場合は、[Faultのクリア]を選択してください。

    • ホットスタンバイ機能を利用する場合

      [Cluster Admin]画面の“rmsツリービュー”でスケーラブル型のクラスタアプリケーションを右クリックし、ポップアップメニューから[Online]を選択して起動します。[Fault]状態の場合は、[Faultのクリア]を選択してください。

待機系のクラスタアプリケーションのみ保守停止を解除する場合の手順

  1. /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvenv.localファイルを編集して、“export HV_RCSTART=0”を削除してください。

    # vi /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvenv.local
    export HV_RCSTART=0 を削除
  2. [Cluster Admin]画面で[ツール]-[RMSの起動]を選択し、起動するノードを選択して[確認]ボタンをクリックします。

  3. [Cluster Admin]画面の“rmsツリービュー”で待機系として起動するクラスタアプリケーションを右クリックし、ポップアップメニューから[Standby]を選択して起動します。[Fault]状態の場合は、[Faultのクリア]を選択してください。