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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

4.3 RDBシステムの変更

本節では、以下の操作について説明します。

RDBシステムの情報の表示

登録されているRDBシステムの情報を表示する場合は、rdbhsrscコマンドのpオプションにより表示します。

# rdbhsrsc -p

  RDBII rdbhsrsc DATE:2008/05/14 TIME:14/13/46

  Resource:rdbsys1                       (1)
  Interval:3                             (2)
  Lang    :ja_JP.eucJP                   (3)
  Mode    :hotstandby                    (4)
  RDA-SV  :off                           (5)
  Timeout:600                            (6)
  ChkTimes:6                             (7)
  Action  :message                       (8)
  SysNode :node1RMS                      (9)
  SysNode :node2RMS                      (9)
(1) RDBシステム名(RDBシステム名をつけない運用の場合は“RDBII”)
(2) プロセス監視間隔(単位は秒)
(3) 言語種別
    Symfoware/RDB起動時に使用するロケールを表示します。
(4) RDBシステムの利用モード
    standby   :スタンバイ機能を利用した運用
    hotstandby:ホットスタンバイ機能を利用した運用
(5) RDA-SVとの連携
    on        :RDA-SVと連携する
    off       :RDA-SVと連携しない
(6)タイムアウト時間(単位は秒)
   0の場合は無応答監視はしない
(7)タイムアウトチェック回数(単位は回)
(8)無応答検出時のアクション
    message :qdg13960wのメッセージを出力し、タイムアウト時間内に
              レスポンスを保証できなかったことを通知します。
    failover:qdg12673uのメッセージを出力し、クラスタ切替えを行います。
(9) SysNode名

ポイント

ノード名にはクラスタノード名とSysNode名があります。SysNode名はクラスタノード名+“RMS”で表現します。Symfoware/RDBはSysNode名を使用します。SysNodeの詳細については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。

RDBシステムの内容の変更

RDBシステムの内容の変更は以下の手順で行います。

  1. クラスタアプリケーションおよびRMSを停止します。

  2. rdbhsrscコマンドのuオプションでRDBシステムの内容を変更します。

  3. クラスタアプリケーションおよびRMSを起動します。

注意

リソースを登録したノード構成を変更する場合は、RDBシステムをいったん削除した後に再作成してください。

RDBシステムの削除

登録されているRDBシステムを削除する場合は、以下の手順で行います。

  1. 対象のRDBシステムが登録されているクラスタアプリケーションを停止します。

  2. クラスタアプリケーションとRDBリソースを削除します。

  3. rdbhsrscコマンドのdオプションによりRDBシステムを削除します。

登録されているRDBシステムを削除する場合

# rdbhsrsc -d