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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

2.5 ハードウェア環境

本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。

サポート機種については、ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。

マネージャーおよびエージェントの必須ハードウェア条件

表2.51 必須ハードウェア条件

ソフトウェア名

ハードウェア

備考

マネージャー

PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ

CPUは、デュアルコアCPU以上を必要とします。
本製品として必要なメモリ容量は、「2.4.2.6 メモリ容量」を参照してください。
本製品として必要なメモリ容量以外に別途必須ソフトウェアのメモリ容量を考慮してください。

PRIMEQUEST

-

エージェント

PRIMERGY BX620 S4
PRIMERGY BX620 S5
PRIMERGY BX620 S6
PRIMERGY BX920 S1
PRIMERGY BX920 S2
PRIMETGY BX920 S3
PRIMERGY BX922 S2
PRIMERGY BX924 S2
PRIMERGY BX924 S3
PRIMERGY BX960 S1
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
その他のPCサーバ

  • PRIMERGY BXシリーズ以外のサーバの場合

    IPMI(注1)に対応しているサーバ管理装置(注2)を搭載する必要があります。

  • HBA address renameを利用する場合

    "I/O仮想化オプション"が必要です。

  • VMwareを動作させているその他のPCサーバはサポートしていません。

  • FTモデルはサポートしていません。

  • PRIMERGY BX920S3またはBX924S3を利用する場合、本製品は各ポートのFunction 0のみ利用できます。

PRIMEQUEST

-

SPARC Enterprise Mシリーズ

消費電力監視を利用するには、XCPのバージョンが1090以降である必要があります。

SPARC Enterprise T5120
SPARC Enterprise T5140
SPARC Enterprise T5220
SPARC Enterprise T5240
SPARC Enterprise T5440

ILOMのバージョンが3.0以降である必要があります。

-

PRIMERGY SX650
PRIMERGY SX940

PRIMERGY BXシリーズのシャーシを登録することで自動的に表示されます。
ソフトウェアのインストールは必要ありません。

HBA address rename設定サービス

FMVシリーズほか(パソコン) (注3)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
PRIMEQUEST
その他のPCサーバ

-

注1) IPMI 2.0をサポートします。
注2) 一般的にBaseboard Management Controller(以降、BMC)と呼ばれる装置を指します。
注3) FMV ロングライフパソコンをお勧めします。

注意

エージェントで利用できる機能は、使用するハードウェアに応じて以下のように異なります。

表2.52 ハードウェア別機能一覧

機能

PRIMERGYシリーズ

PRIMEQUEST

SPARC Enterprise

その他のPCサーバ

ブレード型

ラックマウント型/タワー型

状態監視

○ (注1)

電源操作

バックアップとリストア(注2)

×

ハードウェア保守

○ (注3)

○ (注3)

×

○ (注3)

メンテナンスLED

×

×

×

×

管理画面起動

×

サーバ切替え

バックアップ・リストア方式

×

×

HBA address rename 方式(注4)

×

×

×

VIOMサーバプロファイル切替え方式

○ (注5)

×

×

×

×

ストレージアフィニティ切替え方式

×

×

×

○ (注6)

×

クローニング (注2、注7)

○ (注11)

×

HBA address rename (注4)

×

×

×

VIOM連携

○ (注5)

×

×

×

×

VLAN設定

×

×

×

×

一括設定

消費電力監視

○ (注8)

○ (注9)

×

○ (注10)

×

○: 利用できます。
×: 利用できません。
注1) サーバ管理ソフトウェアと連携したサーバ監視はできません。
注2) エージェントがiSCSIディスク上で動作している場合、以下のディスク構成ではイメージ操作を行えません。
iSCSIディスク単一構成で操作を行ってください。

  • iSCSIディスク + 内蔵ディスク

  • iSCSIディスク + SANディスク

注3) メンテナンスLEDは操作できません。
注4) HBA address renameを利用する場合、搭載しているHBAがHBA address renameに対応している必要があります。
注5) ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注6) M3000、領域を分割していないSPARC Enterpriseパーティションモデル、およびT5120/T5140/T5220/T5240/T5440だけをサポートします。領域を分割したSPARC Enterpriseパーティションモデルはサポートしません。
注7) iSCSIディスク上で動作しているエージェントがLinuxである場合、クローニングを行えません。
注8) シャーシBX900 S1と、サーバBX920 S1、BX920 S2、BX920 S3、BX922 S2、BX924 S2、BX924 S3およびBX960 S1をサポートします。
注9) ラックマウント型(RX200/300/600)だけをサポートします。
注10) M3000だけをサポートします。
注11) ブートオプションにLegacy bootを指定している場合だけクローニングを行えます。UEFIを指定している場合は行えません。


管理クライアントの必須ハードウェア条件

管理クライアントとして、以下のハードウェアが必要です。

表2.53 管理クライアントの必須ハードウェア条件

ソフトウェア

ハードウェア

備考

クライアント

FMVシリーズほか(パソコン)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
その他のPCサーバ

-


電力監視デバイスのハードウェア条件

表2.54 サポートする電力監視デバイス

ハードウェア

備考

Symmetra RM 4000VA
PG-R1SY4K/PG-R1SY4K2

ネットワーク・マネジメント・カードのファームウェアがv2.5.4またはv3.0以上

Smart-UPS RT 10000
PY-UPAR0K/PG-R1SR10K

-

Smart-UPS RT 5000
PY-UPAC5K

-