ここでは、本製品をインストールする際のソフトウェア条件について説明します。
本製品を使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。
基本ソフトウェア
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 マネージャーをクラスタで運用する場合、Microsoft Failover Cluster(MSFC)を利用するため、Enterprise以上が必要です。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 必須パッケージは、「表2.33 マネージャーの必須パッケージ【Linuxマネージャー】」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 (注) |
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合、FJ-LSP以外にインストールが必要なパッケージがあります。
詳細は、「表2.33 マネージャーの必須パッケージ【Linuxマネージャー】」を参照してください。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition | SP2に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。 必須パッケージは、「表2.34 エージェントの必須パッケージ【Linux】」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム | 05/09(Update7)以降の版数に対応します。 SANブートを使用する場合、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
VMware Infrastructure 3 | 本製品は、VMware ESXホスト上にインストールします。インストール操作は、VMware Service Consoleを利用してください。 (注) |
注) VMware vSphere 4.0以前のVMwareESXiは管理対象サーバとして利用できません。
VMware vSphere 4.1以降のVMware ESXiも管理対象サーバとして利用できますが、VMware ESXiに本製品をインストールする必要はありません。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Citrix XenServer(TM) 6.0 | - |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | - |
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 必須パッケージは、「表2.35 HBA address rename設定サービスの必須パッケージ【Linux】」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 |
注意
【VMware】
無償版ライセンスのVMware ESXiは、管理対象サーバとして利用できません。
VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合、適切なライセンスを購入してください。
本製品のエージェントをサポートしていないOSにインストールしようとすると、インストールに失敗します。
【Hyper-V】
管理対象サーバでHyper-Vを利用する場合、管理サーバのOSはWindowsだけサポートします。
【Xen】
管理対象サーバでRHEL5-Xenを利用する場合、管理サーバのOSはLinuxだけサポートします。
管理クライアントの基本ソフトウェア
管理クライアントに本製品のソフトウェアのインストールは必要ありませんが、以下の基本ソフトウェアが必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | SP1以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
必須パッチ
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition | KB942589の修正プログラム (注) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition | KB942589の修正プログラム (注) |
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを、管理する場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません。 | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U07121 (5.1対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U07121 (5.1対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for x86) | 一括修正 U06091 (Update4対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for x86) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for EM64T) | 一括修正 U06091 (Update4対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for EM64T) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
必須パッケージ【Linux】
本製品を使用する場合、下記の必須パッケージが必要です。
必要に応じて、事前に必要なパッケージをインストールしてください。
インストールする必須パッケージのアーキテクチャを丸括弧"()"内に示しています。
インストールするアーキテクチャの指定がないものは、OSと同じアーキテクチャのパッケージをインストールしてください。
基本ソフトウェア名(OS) | 必須パッケージ |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | alsa-lib(i686) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86) | apr(i686) |
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | 必須パッケージ |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | alsa-lib(i686) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86) | alsa-lib(i686) |
基本ソフトウェア名(OS) | 必須パッケージ |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) | alsa-lib(i686) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86) | alsa-lib(x86_64) |
注) OSインストール時にパッケージを指定してインストールしてください。
本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
必須ソフトウェア(Windowsマネージャー)
Windowsマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。
特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。
WindowsマネージャーでRORコンソールを起動する場合、管理クライアントの必須ソフトウェアについても必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Operations Manager for Windows (注1) | V4.20.25以降 | VIOM連携、RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.30以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | |
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | 物理サーバのバックアップ・リストア、クローニングで使用します。 |
BACS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、以下のパッチが必要です。
|
ServerView Virtual-IO Manager | 2.6以降 | VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64) Failover Cluster(MSFC) | - | 管理サーバでクラスタを構成する場合に必要です。 |
VMware vCenter Server | 2.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 | - | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 |
Windows PowerShell | 2.0 | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 |
SNMP Service | - | ServerView Operations Manager で必要です。 |
SNMP Trap Service (OS標準のサービス) | - | ServerView Operations Manager で必要です。 |
DHCP Server (OS標準のサービス) | - | 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation | 8.2以降 | SolarisコンテナでVMゲストのサーバ間移動をする場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation Console | 8.2以降 | SolarisコンテナでVMゲストのサーバ間移動をする場合に必要です。 |
注1) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。
注2) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。
Microsoft社のFTPサイト
URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe |
注3) ローカルディスクには、サーバの内蔵ディスクとストレージブレードを含みます。
必須ソフトウェア(Linuxマネージャー)
Linuxマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。
特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Operations Manager for Linux | V4.81.05以降 | RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.30以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | |
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングで利用します。 |
ServerView Virtual-IO Manager | 2.6以降 | VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。 |
PRIMECLUSTER Enterprise Edition | 4.2A00以降 | 管理サーバでクラスタを構成する場合にどちらかのソフトウェアが必要です。 |
PRIMECLUSTER HA Server | 4.2A00以降 | |
PRIMECLUSTER GLS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 |
DHCP Server (OS標準のサービス) | - | 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation | 8.2以降 | SolarisコンテナでVMゲストのサーバ間移動をする場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation Console | 8.2以降 | SolarisコンテナでVMゲストのサーバ間移動をする場合に必要です。 |
注) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。
Microsoft社のFTPサイト
URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Windows (注1) | V4.50.05以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
"setupcl.exe"モジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。 なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。 |
BACS | - | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、以下のパッチが必要です。
|
注) インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のWebサイトで確認してください。
Microsoft社のWebサイト
URL(x86): URL(x64): |
最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については、「導入ガイド VE」の「2.2.1.1 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Linux | V4.50.12以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
PRIMECLUSTER GLS (注) | 4.2A00以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
PRIMECLUSTER GLS | 4.2以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | 管理対象サーバの運用サーバで、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 |
RSCD Agent | 8.2以降 | Solarisコンテナの大域ゾーンをエージェントとして利用し、VMゲストのサーバ間移動をする場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for VMware | V4.30-20以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
ServerView ESXi CIM Provider | 1.00以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Linux | V4.81-14以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Windows(R) Internet Explorer(R) | 8 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Firefox | 3 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
管理クライアントの必須ソフトウェア
管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Windows(R) Internet Explorer(R) | 8 | RORコンソールを表示する場合に必要です。 |
Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition | (注2) | 管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、またはVM管理画面を表示する場合に必要です。 |
VMware Virtual Infrastructure Client | 2.0 | 【VMware】 |
VMware vSphere Client | 4.0 | |
Hyper-V Manager | - | 【Hyper-V】 |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 VMM 管理者コンソール、またはMicrosoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager VMMコンソール | - | 【Hyper-V】 |
XenCenter | - | 【Xen】 |
注1) RORコンソールに接続する場合、互換表示設定を行ってください。
注2) ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。
VM管理画面またはコンソール画面を表示する場合、1.5以降が必要です。
参照
関連するServerView製品のインストールについて
"ServerView Operations Manager"のマネージャーへのインストールについては、注意事項があるので、「導入ガイド VE」の「2.1.1.1 ソフトウェアの準備と確認」の「ServerView Operations Manager 4.X for Windowsの設定」を参照してください。
本製品は、以下の製品、およびリソースコーディネータ、リソースコーディネータベースエディション、リソースオーケストレータとは併用できません。
ServerView Resource Coordinator VEは、本製品の旧製品の名称です。本製品と併用できませんが、アップグレードが行えます。アップグレードについては、「導入ガイド VE」の「付録E 旧バージョンからのアップグレード」を参照してください。
ソフトウェア名 | 製品名 |
---|---|
【Windowsマネージャー】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Installation Manager (注1) | |
ServerView Deployment Manager | |
【Linuxマネージャー】 | Server System Manager |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager (注2) | |
エージェント【Linux】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager (注2) | |
エージェント【Solaris】 | Server System Manager(マネージャーだけ) |
エージェント【VMware】 | ServerView Deployment Manager (注2) |
エージェント【Xen】【KVM】 | ServerView Deployment Manager (注2) |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager | |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Server System Manager |
注1) 本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。
注2) 本製品のインストール後に、ServerView Deployment Managerをインストールできます。インストール方法については、「導入ガイド VE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
注意
本製品のマネージャーは、SystemcastWizard Professionalのコンポーネントを一部含んでいます。SystemcastWizardと同一サブネットに配置して運用できません。
また、SystemcastWizard Professional(以降、ScwPro)、またはSystemcastWizard Lite(以降、ScwLite)と、同一サブネットに配置する場合、以下に注意してください。
ScwProとScwLiteを簡易DHCPサーバで運用し、ノンアグレッシブモードで使用してください。また、簡易DHCPで割り当てるIPアドレスのスコープ範囲が、本製品の管理対象サーバのIPアドレスと重複しないように設定してください。
本製品の管理対象サーバは、ScwProとScwLiteで同時に管理できません。
本製品に登録したサーバをScwProとScwLiteに登録しないでください。
複数のサーバを同時に操作する場合、ScwProのマルチキャストIPアドレスの設定を変更し、本製品のマネージャーと重複しないようにしてください。
詳細は、ScwProとScwLiteに関する以下の技術情報を参照してください。
URL: http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/tech/tech28.html |
ActiveDirectoryのドメインコントローラーを管理サーバとする場合、マネージャーのインストール後にドメインコントローラーに昇格させることで導入できます。
本製品のマネージャーは、DHCPサーバとPXEサーバの機能を含んでいます。管理LAN上に、ほかのDHCPサーバやPXEサーバの機能を持った製品やサービスを配置しないでください。
DHCPサーバやPXEサーバを含む商品の例
Windows Server 2003の"リモート インストール サービス"、またはWindows Server 2008/Windows Server 2003の"Windows 展開サービス"
Windows Server 2003のADS(Automated Deployment Services)
Boot Information Negotiation Layer(BINLSVC)
ServerView Deployment Manager (注)
ServerStart(リモートインストール機能利用時)
注) PXEサーバを含んでいるため、ServerView Resource Orchestratorと同一管理LANを使用する場合に制限される機能があります。詳細は、「導入ガイド VE」の「付録B ServerView Deployment Managerとの共存」を参照してください。
本製品のマネージャーは、TFTPサーバの機能を含んでいます。
マネージャー上では、OS標準のTFTPサービスを使用しないでください。
【Windows】
ドメインタイプによって、バックアップ・リストア、クローニング、およびバックアップ・リストア方式のサーバ切替えが利用できない場合や、管理対象サーバ上で追加の操作が必要になる場合があります。
ドメインタイプ | バックアップ・リストア | クローニング | バックアップ・リストア方式のサーバ切替え |
---|---|---|---|
ドメインコントローラー | × | × | × |
メンバーサーバ (注1) | △ (注2) | △ (注2、注3) | △ (注2、注4) |
ワークグループ | ○ | ○ | ○ |
○: 利用できます。
△: 追加の操作が必要です。
×: 利用できません。
注1) Windows NTドメインまたはActive Directoryのメンバーサーバです。
注2) 操作のあとにWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
注3) クローニングイメージを採取する前に、Windows NTドメインまたはActiveDirectoryに参加していない状態にしてください。
注4) 自動リカバリを利用して切り替えた場合も、業務を開始する前にWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
ドメインタイプがドメインコントローラーの場合、ドメインコントローラーに昇格した状態ではエージェントをインストールできません。
ドメインタイプがメンバーサーバ、ワークグループの場合、Administrators(権限)グループに所属するローカルアカウントでログインしている状態の場合、エージェントをインストールできます。
【物理サーバ】
ServerView Deployment Managerについては、当社技術員に連絡してください。
本製品を新規にインストールする場合、以下の静的ディスク容量が必要です。
ディスク容量は、確認する環境の違いに応じて、多少変動します。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位: MB) |
---|---|---|
【Windowsマネージャー】 | インストールフォルダー (注) | 800 |
【Linuxマネージャー】 | /opt | 665 |
/etc/opt | 15 | |
/var/opt | 120 | |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | インストールフォルダー (注) | 100 |
エージェント【Linux】【VMware】【Xen】【KVM】 | /opt | 95 |
/etc/opt | 5 | |
/var/opt | 5 | |
エージェント【Solaris】 | /opt | 100 |
/etc/opt | 5 | |
/var/opt | 5 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (注) | 75 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /opt | 90 |
/etc/opt | 1 | |
/var/opt | 3 |
注) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator
本製品を使用する場合、各フォルダーには、静的ディスク容量に加えて以下のディスク容量が必要です。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位: MB) |
---|---|---|
【Windowsマネージャー】 | インストールフォルダー (注1) | 2580 + 管理対象サーバ数 × 4 + 16 × 10 (注3) |
環境データ格納域 | ||
イメージファイル格納フォルダー (注2) | イメージファイル格納域 | |
【Linuxマネージャー】 | /etc | 2 |
/var/opt | 2580 + 管理対象サーバ数 × 4 | |
環境データ格納域 | ||
イメージファイル格納ディレクトリ (注2) | イメージファイル格納域 | |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | インストールフォルダー (注1) | 60 |
エージェント【Linux】【Solaris】【VMware】【Xen】【KVM】 | /etc | 1 |
/var/opt | 1 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (注1) | 60 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /etc | 1 |
/var/opt | 60 |
注1) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator
注2) 本ソフトウェアのインストール時に指定するイメージファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。
【Windows】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator\SVROR\ScwPro\depot
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator\SVROR\ScwPro\depot
【Linux】
デフォルトは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVscw-deploysv/depot
注3) イメージ操作がエラーまたはキャンセルの場合に、イメージ操作の調査資料が退避されます。1回の退避で最大16MB、過去10回まで退避します。
環境データ格納域
環境データ格納域は、電力監視を利用する場合に必要な領域です。
環境データ格納域は、電力採取対象装置から採取した環境データやそれらを集計したデータを格納する領域として、管理サーバのインストールフォルダーを使用します。
環境データ格納域として必要な容量は、登録する電力採取対象装置の数、ポーリング間隔、および環境データの保存期間から決定されます。
設定値については、「11.1.1 電力監視環境の設定値」を参照してください。
以下の計算式を元に見積ってください。
必要容量(MB) = (詳細値の保存期間(月) × 6 / ポーリング間隔(分) + 10) × 3 × 電力採取対象装置の数 |
イメージファイル格納域
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを行う場合に必要な領域です。
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを使用して採取する管理対象サーバのイメージファイル(システムイメージ、クローニングイメージ)を格納する領域として、管理サーバ上に確保します。
注意
イメージファイル格納域は、管理サーバのローカルディスクまたはSANストレージに作成してください。ネットワークドライブ上のフォルダーや、ネットワーク上のほかのマシンの共有フォルダー(NFS、SMBなど)、UNC形式のフォルダーは指定できません。
イメージファイル格納域として必要な容量は、"システムイメージの格納域として必要な容量"、"クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"一時的な作業領域として必要な容量"を合計した値です。
以下の計算式のとおり、それぞれの格納域に必要な容量を元に見積ってください。
以下の手順で、イメージファイル格納域として必要な容量を見積ります。
イメージファイルのサイズを算出します。
上記のA.~C.の必要容量を見積るための基礎データになるイメージファイルのサイズを算出します。
算出方法を以下に示します。
イメージファイルのサイズ = 管理対象サーバ1台のディスク使用量 × 圧縮率 |
同一ソフトウェア構成のシステム構築実績がある場合、そのシステムのディスク使用量(1つのディスクを複数の区画に分割している場合、各区画の使用量の合計)を用います。
ディスク使用量については、OSの機能を利用して確認してください。
同一ソフトウェア構成での構築実績がない場合、各ソフトウェアのインストールガイドなどに記載されたディスク容量から算出します。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
管理対象サーバのディスクの使用域をイメージファイルとして管理サーバ上に格納する際の圧縮率です。
ファイルの内容によりますが、一般的に50%程度が期待できます。すでに圧縮済みのファイル(ソフトウェアのインストール媒体や画像データなど)が多い場合、全体の圧縮率が低くなります。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
OSインストール直後のディスク使用量と圧縮率の測定例を以下に示します。
例
測定例
Windows Server 2003の場合
ディスク使用量: 1.9GB -> 圧縮後: 0.9GB 圧縮率: 0.9/1.9 = 47%
システムイメージの格納域として必要な容量を算出します。
システムイメージの格納域は、バックアップを行う場合に必要な領域です。システムイメージをバックアップする管理対象サーバごとに容量を確保してください。
バックアップを行わない場合は必要ありません。
システムイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。システムイメージのバックアップを行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を必要な容量にしてください。
システムイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数 |
システムイメージの世代数です。デフォルトではシステムイメージを3世代まで管理できます。
ポイント
システムイメージの保存世代数を減らすことで、システムイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
システムイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.8 rcxadm imagemgr」を参照してください。
システムイメージをバックアップするサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 × 3) + (1.6 × 3) + (1.6 × 3) = 18.6 (GB)
クローニングイメージの格納域として必要な容量を算出します。
クローニングイメージの格納域は、クローニングを行う場合に必要な領域です。クローニングイメージを採取する管理対象サーバごとに容量を確保してください。
クローニングを行わない場合は必要ありません。
クローニングイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。クローニングイメージの採取を行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を見積りサイズにしてください。
クローニングイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数 |
クローニングイメージの世代数です。デフォルトではクローニングイメージを3世代まで管理できます。
ポイント
クローニングイメージの保存世代数を減らすことで、クローニングイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
クローニングイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.8 rcxadm imagemgr」を参照してください。
クローニングイメージを採取するサーバとして、A、Bの2台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 × 3) + (1.6 × 3) = 13.8 (GB)
一時的な作業領域として必要な容量を算出します。
一時的な作業領域は、システムイメージまたはクローニングイメージの採取時に、採取完了まで前の世代を保持するために一時的に必要な領域です。
バックアップやクローニングを行わない場合は必要ありません。
一時的な作業領域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。
各管理対象サーバのイメージファイルの中で最大のサイズになる値を、イメージファイル最大サイズとし、以下の計算式で見積ってください。
一時的な作業領域として必要な容量 = イメージファイル最大サイズ × イメージファイル採取多重度 |
イメージファイル採取多重度は、1台の管理サーバの管理下にある複数の管理対象サーバに対して、イメージファイル採取(システムイメージのバックアップ、クローニングイメージの採取)の操作を最大でどれだけ同時に実行するかという運用設計から見積ります。ただし、管理サーバの負荷を抑えるため、本製品が4多重を超えないよう制御するため、多重度は最大で4となります。
システムイメージまたはクローニングイメージを採取するサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのイメージファイルのサイズは以下のとおりです。イメージファイル採取多重度を3と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
3.0 × 3 = 9.0 (GB)
手順2.~4.で算出した必要容量を元に、イメージファイル格納域として必要な容量を算出します。
手順2.~4.で算出した"A. システムイメージの格納域として必要な容量"、"B. クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"C. 一時的な作業領域として必要な容量"の合計を算出します。
本製品を使用する場合、以下のメモリ容量が必要です。
ソフトウェア名 | メモリ容量(単位: MB) |
---|---|
【Windowsマネージャー】 | 1638 (VMゲストを管理する場合は3328) |
【Linuxマネージャー】 | 1638 (VMゲストを管理する場合は3328) |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | 32 |
エージェント【Linux】 | 32 |
エージェント【Solaris】 | 64 |
エージェント【VMware】 | 32 |
エージェント【Xen】【KVM】 | 32 |
エージェント【Oracle VM】 | 32 |