インストール前の注意事項
ターミナルサーバがインストールされている場合、コマンド プロンプトから以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスをインストールモードに変更してください。
CHANGE USER /INSTALL |
インストール
以下の手順で、マネージャーをインストールします。
管理者権限(Administrator)でログオンします。
マネージャーをインストールするシステムにログオンします。
Administratorアカウントでログオンしてください。
インストーラを起動します。
DVD-ROM(1枚目)をセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合は"RcSetup.exe"を実行し、インストーラを起動してください。
"マネージャー(Cloud Edition)のインストール"をクリックしてください。
以降は、インストールウィザード画面に従って、「インストール時のパラメーター」で設計および確認したパラメーターを入力し、インストールします。
DVD-ROMの入れ替え要求に応じて、DVD-ROM(2枚目)とDVD-ROM(3枚目)に入れ替えてインストールを続行します。
ポイント
【Solarisコンテナ】
BMC BladeLogic Server Automationが管理サーバにインストールされている場合、および本製品インストール後にBMC BladeLogic Server Automationをインストールする場合は、以下の手順を実施してください。
管理ツールのサービス画面で[Interstage data store]サービスを停止します。
スタートアップの種類を[自動]から[無効]に変更します。
インストール完了後、マネージャーのセットアップが必要です。詳細は、「2.1.4 セットアップ」を参照してください。
注意
インストール先フォルダーを変更する際の注意事項
45文字以内の文字列を入力します。
Windows 2003 x64 EditionとWindows 2008 x64 Editionの場合、インストールフォルダーに"Program Files"フォルダーは指定できません。
インストールに失敗した場合、再起動後にインストールを行ったユーザーでログインし、アンインストール手順に従ってアンインストールしてください。
そのあと、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして失敗した原因を取り除き、再インストールしてください。
インストール時に内部不整合があると、"The problem occurred while installing it"または"Native Installer Failure"というメッセージが表示され、インストールに失敗します。その場合、マネージャーをアンインストール後、再インストールしてください。問題が解決しない場合、当社技術員に連絡してください。
マネージャーのアンインストールについては、「20.1.3 アンインストール【Windowsマネージャー】」を参照してください。問題が解決しない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
前回のインストール失敗後のロールバックが完了していない場合、"System has some on incomplete install information. Please delete before this installation"というメッセージが表示され、インストールに失敗します。マネージャーをアンインストール後、再インストールしてください。マネージャーのアンインストールについては、「20.1.3 アンインストール【Windowsマネージャー】」を参照してください。再インストールしても問題が解決しない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化
ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャー、エージェント、およびクライアント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。
本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号の変更を行った場合、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号を、インストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。
インストール時に使用済みのポートが存在していると"ServerView Resource Orchestratorで利用するポート番号:ポート番号はすでに使用されています"というメッセージが表示され、インストールに失敗します。その場合、当社技術員に連絡してください。
インストール後に以下のファイルがシステムドライブのドライブ直下に作成されます。
F4ANsetup.log
swinst.err
swrba_inst.log
これらのファイルは、インストール失敗時の調査用資料です。
インストール後の注意事項
ターミナルサーバがインストールされている場合、コマンド プロンプトから下記のコマンドを実行して、ターミナルサービスを実行モードに変更してください。
続けてセットアップを実行する場合は、この手順は必要ありません。
CHANGE USER /EXECUTE |
以下のユーザーが追加されます。
swrbadbuser
swrbadbuserは、プロセス管理用のデータベースサービスを起動するためのOSアカウントとして使用されます。本製品をインストールしている状態でこのアカウントを削除しないでください。
swrbajobuser
swrbajobuserは、ジョブ実行制御のサービスを起動するためのOSアカウントとして使用されます。
本製品をインストールしている状態でこのアカウントを削除しないでください。