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FUJITSULinkexpress Replication option 説明書

3.3.4 Linkexpressのセットアップ

ここでは、Linkexpressのセットアップの方法について説明します。

Linkexpressのセットアップは以下の手順で行います。

  1. インストール

  2. TCP/IPの環境定義

  3. Linkexpressの環境定義

  4. DB連携機能の環境定義

3.3.4.1 インストール

Linkexpressのインストールの方法については、Linkexpressのソフトウェア説明書を参照してください。

3.3.4.2 TCP/IPの環境定義

オープンサーバ間でのレプリケーション運用では、通信プロトコルにTCP/IPのFTP+プロトコルを使用します。

TCP/IPの環境定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

3.3.4.3 Linkexpressの環境定義

Linkexpressの環境定義は以下の手順で行います。

  1. 動作環境定義

  2. ネットワーク定義

  3. サーバグループ定義

動作環境定義

動作環境定義は、Linkexpressの基礎的な動作規定に関する情報を定義します。動作環境定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

ネットワーク定義

ネットワーク定義は、データ通信を行うための情報を定義します。ネットワーク定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

サーバグループ定義

サーバグループ定義は、サーバ間の運用情報のやり取りで使用されるセキュリティ情報を定義します。サーバグループ定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

なお、Linkexpressの環境定義については、“付録D Linkexpressの環境定義例”も併せて参照してください。

3.3.4.4 DB連携機能の環境定義

LinkexpressのDB連携機能は、あるシステムのデータを他のシステム上のデータベースに展開(格納)する機能を提供します。Linkexpress Replication optionではDB連携機能を使用してレプリケーション運用を行います。


DB連携機能の環境定義は以下の手順で行います。

  1. 環境変数の設定

  2. DB動作環境定義の作成

環境変数の設定

環境変数の設定方法については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

DB動作環境定義の作成

DB動作環境定義の作成方法については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

DB動作環境定義については、以下の場所にサンプルを提供しています。セットアップ時の参考にしてください。

参考

Linkexpress Replication optionでは、抽出処理時にも内部的にDB連携機能が動作します。このため、サンプルは、格納処理時と抽出処理時の2種類を提供しています。

複写先システムのDB動作環境定義

複写元システムでOracleの緊急停止、またはオペレーティングシステムのダウンが発生した場合、レプリケーションで重複した差分ログが抽出される場合があります。このため、複写先システムのDB動作環境定義のオペランドDIFFERENCE_APPLY_ERRORオペランドに“CONTINUE”を指定してください。

複写元システムのDB動作環境定義