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Interstage Service Integrator V9.4.1 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)チュートリアル
Interstage

3.5.2 明細レコードの変換設定

伝票形式フォーマット明細レコードのフォーマット変換設定を行います。明細レコードでは、項目設定、項目コード変換設定、計算設定を行います。

(1)項目設定

入力元の“従業員コード”と、出力先の“従業員コード”を項目設定します。“条件”の設定はありません。

手順1)

項目設定を行います。
以下の操作を行うと、画面下に[項目変換設定]画面が表示されます。

3.5.1 ファイルヘッダレコードの変換設定を参考にしてください。

[項目変換設定]画面に[選択している1行上に行挿入]ボタンをクリックすると、“条件/設定内容”を設定する1行が追加されます。設定内容の[下向き三角]から“項目設定”を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[項目設定]画面が表示され、項目の詳細を設定することができます。

手順2)

“入力元項目”に“従業員コード”を選択して[確定]ボタンをクリックします。今回“条件”の設定はないので、[項目設定]画面の各項目の入力が終わったら、そのまま[登録]ボタンをクリックします。

図3.43 “入力元項目”選択後の項目設定画面

手順3)

データを登録する確認メッセージが表示され、[はい]をクリックすると更新処理を実行します。
更新処理が終了すると、[項目変換設定]画面に戻ります。更新された“設定内容”が[項目変換設定]の右フレームに表示され、“設定内容”を確認することができます。

変換情報が設定されたフィールドが線で結ばれます。

図3.44 “従業員コード”リンク設定後のフォーマット変換設定画面

(2)項目コード変換設定

出力先の“従業員氏名”の設定をします。入力元の“従業員コード”の値から項目コード変換を行い、“従業員氏名”を取得します。“条件”の設定はありません。

手順1)

項目コード変換設定(CSV)を行います。
以下の操作を行うと、画面下に[項目変換設定]画面が表示されます。

[項目変換設定]画面に[選択している1行上に行挿入]ボタンをクリックすると、“条件/設定内容”を設定する1行が追加されます。設定内容の[下向き三角]から“項目コード変換設定(CSV)”を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[項目コード変換設定(CSV)]画面が表示され、項目の詳細を設定することができます。

図3.45 項目コード変換設定(CSV)画面

手順2)

各項目を入力します。項目名の入力には、右側にある[下矢印]ボタンをクリックし、[対象項目の設定]画面を利用します。“従業員コード”を選択して、[確定]ボタンをクリックします。

図3.46 対象項目の設定画面

手順3)

“入力元項目”が表示されます。

図3.47 入力元項目選択後の項目コード変換設定(CSV)画面

手順4)

項目コード変換用ファイルを選択します。“CSV ID:SIMEI、CSV名称:SIMEI_CSV(インストールフォルダ配下の[sample]フォルダにある“simei.csv”ファイル)“を選択します。今回“条件”の設定はないので、[項目コード変換設定(CSV)]画面の各項目の入力が終わったら、そのまま[登録]ボタンをクリックします。

図3.48 入力元項目選択後の項目コード変換設定(CSV)画面

手順5)

データを登録する確認メッセージが表示され、[はい]をクリックすると更新処理を実行します。
更新処理が終了すると、[項目変換設定]画面に戻ります。更新された“設定内容”が[項目変換設定]の右フレームに表示され、“設定内容”を確認することができます。

変換情報が設定されたフィールドが線で結ばれます。

図3.49 “従業員氏名”リンク設定後のフォーマット変換設定画面

(3)計算設定

変換元の“基本給”と“手当”を加算し、変換先の“支給額”に出力する計算設定を行います。“条件”の設定はありません。

手順1)

計算設定を行います。
以下の操作を行うと、画面下に[項目変換設定]画面が表示されます。

3.5.1 ファイルヘッダレコードの変換設定を参考にしてください。

[項目変換設定]画面に[選択している1行上に行挿入]ボタンをクリックすると、“条件/設定内容”を設定する1行が追加されます。設定内容の[下向き三角]から“計算設定”を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[計算設定]画面が表示され、項目の詳細を設定することができます。

図3.50 計算設定画面

手順2)

各項目を入力します。上段の“入力元項目”を入力します。入力フィールドの右側にある[下矢印]ボタンをクリックし、[対象項目の設定]画面を表示します。“基本給”を選択して[確定]ボタンをクリックします。

図3.51 対象項目の設定画面

手順3)

同様に、中段の“入力元項目”を入力します。入力フィールドの右側にある[下矢印]ボタンをクリックし、再び[対象項目の設定]画面を表示させます。[対象項目の設定]画面から“手当”を選択します。

手順4)

入力した2つの項目の間にある計算方法を、オプションボタンで選択します。ただし、初期値で“+”が選択されているので、今回は操作する必要はありません。
また、使用する項目は以上で終わりです。下段の“入力元項目”入力欄は使用しません。下段の“入力元項目”の右側にある計算方法は、オプションボタンで“なし”を選択します。ただしこの欄も、初期値で“なし”が選択されているので、今回は操作する必要はありません。

手順5)

“入力元項目”に“基本給”、“手当”を入力したら[確定]ボタンをクリックします。今回“条件”の設定はないので、[計算設定]画面の各項目の入力が終わったら、そのまま[登録]ボタンをクリックします。

図3.52 “入力元項目”入力後の計算設定画面

手順6)

データを登録する確認メッセージが表示され、[はい]をクリックすると更新処理を実行します。
更新処理が終了すると、[項目変換設定]画面に戻ります。更新された“設定内容”が[項目変換設定]の右フレームに表示され、“設定内容”を確認することができます。

変換情報が設定されたフィールドが線で結ばれます。

図3.53 “支給額”リンク設定後のフォーマット変換設定画面