第3章フォーマット変換の手順

下記の例を使用して、伝票形式フォーマットから一般フォーマットへのフォーマット変換の手順を説明します。

図3.1 伝票形式フォーマットから一般フォーマットへの変換

各一般フォーマットの詳細は、以下のように登録します。

フラットID：HED ファイルヘッダレコード

表3.1 フラットID：HEDの形式
	フィールド名	属性	桁数	小数部桁数	詰め文字	＋符号の有無
1	区分	X属性	1桁	―	―	―
2	所属コード	N属性(符号無)	6桁	０	空白詰め	―
3	所属名称	K属性	14桁	―	―	―

フラットID：MEI 明細レコード

表3.2 フラットID：MEIの形式
	フィールド名	属性	桁数	小数部桁数	詰め文字	＋符号の有無
1	区分	X属性	1桁	―	―	―
2	従業員コード	N属性(符号無)	6桁	０	空白詰め	―
3	基本給	9属性(符号無)	7桁	０	―	―
4	手当	9属性(符号無)	7桁	０	―	―

フラットID：TRE ファイルトレーラレコード

表3.3 フラットID：TREの形式
	フィールド名	属性	桁数	小数部桁数	詰め文字	＋符号の有無
1	区分	X属性	1桁	―	―	―
2	年月日	9属性(符号無)	8桁	０	―	―
3	備考	K属性	12桁	―	―	―

フラットID：IPA 一般サンプル

表3.4 フラットID：IPAの形式
	フィールド名	属性	桁数	小数部桁数	詰め文字	＋符号の有無
1	所属コード	N属性(符号無)	6桁	０	空白詰め	―
2	従業員コード	N属性(符号無)	6桁	０	空白詰め	―
3	従業員氏名	K属性	12桁	―	―	―
4	支給額	9属性(符号無)	8桁	０	―	―
5	年月日	9属性(符号無)	8桁	０	―	―

このフォーマット変換によって、入力ファイル[SAMPLE_IN.txt]のデータを[SHO1OUT.txt]ファイルに出力します。
入力ファイル、出力ファイルの内容は以下のとおりです。

図3.2 入力ファイル [SAMPLE_IN.txt]

図3.3 出力ファイル [SHO1OUT.txt]

さらに項目コード変換を行うために、項目コード変換用ファイルを用意します。

図3.4 項目コード変換用ファイル [simei.csv]

伝票形式フォーマットから一般フォーマットへのフィールドごとの設定(マッピング)は、以下のとおりです。

図3.5 変換情報設定チャート

第3章 フォーマット変換の手順