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Interstage Service Integrator V9.4.1 ISI Studio ヘルプ
Interstage

10.2.2 DBの定義

ISIからDB接続を行うためのサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“DB”を指定します。

画面例(同期)

図10.12 DB(同期)の画面例(プロパティビュー)

画面例(非同期)

図10.13 DB(非同期)の画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.9 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“DB”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定したメッセージング種別(同期/非同期)が表示されます。

キュー名

メッセージング種別が非同期の場合、送信用アダプタにリクエストを渡すためのキュー名を指定します。

必須

ESISendQueue

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンス名

指定不要です。

データソース名

接続に使用するJDBCデータソース名を指定します。JMS-Rキューと同一データベースシステムのデータベースに接続する場合は指定不要です。

datasource1

アクセス種別

データベースへのアクセス種別を以下から指定します。

  • 更新
    INSERTやUPDATEといったデータベースを更新するSQL文を実行する時に指定します。

  • 取得
    SELECTなどデータベースから情報を取得するSQL文を実行する時に指定します。

  • ストアド実行(復帰値なし)
    復帰値がないストアドプロシージャを実行する時に指定します。

  • ストアド実行(結果セット復帰)
    SELECT文の実行結果である結果セットを返すストアドプロシージャを実行する時に指定します。

  • ストアド実行(パラメタ復帰)
    復帰値をパラメタで返すストアドプロシージャを実行する時に指定します。

取得

SQL文

実行するSQL文またはストアドプロシージャ実行文を指定します。シーケンスを流れるデータをデータベースアクセスで使用する場合、パラメタを?P1?,?P2?,...のように記述します。
また、復帰値ありのストアドプロシージャを実行する場合、結果を取得するパラメタを?R1?,?R2?,...のように記述します。(※1)
パラメタは半角英数字で指定してください。

  • 更新の例
    INSERT INTO 在庫管理.在庫表 VALUES(?P1?,?P2?,?P3?,?P4?)

  • 取得の例
    SELECT 製品番号,在庫数量 FROM 在庫管理.在庫表 WHERE 製品名=?P1?

  • ストアド実行(復帰値なし)の例
    {call 在庫管理.PROCEDURE1 (?P1?)}

  • ストアド実行(結果セット復帰)の例
    {call 在庫管理.PROCEDURE2 (?P1?)}

  • ストアド実行(パラメタ復帰)の例
    {?R1?=call 在庫管理.PROCEDURE3 (?P1?)}

リクエストの文字コード

シーケンスから渡すデータの文字コードを指定します。
指定を省略した場合、“UTF-8”指定として動作します。

UTF-8

DBへの入力パラメタ

データベースアクセスに使用する入力パラメタの指定を行います。

パラメタ

SQL文で定義したパラメタを半角英数字で指定します。

P1

データ型

データベースアクセスに使用するデータ型を以下から選択します。

  • 文字列型

  • バイナリ型

文字列型

[追加]ボタン

入力パラメタを追加します。

[削除]ボタン

選択した入力パラメタを削除します。

レスポンスの文字コード

データベースから返ってくるデータの文字コードを指定します。
指定を省略した場合、“UTF-8”指定として動作します。

UTF-8

DBからの出力パラメタ

データベースから返ってくるデータを取得するためのパラメタの指定を行います。取得の場合、結果カラムの数だけ行を追加してください。

パラメタ

以下の場合にパラメタ名を半角英数字で指定します。

  • ストアド実行(パラメタ復帰)の場合
    SQL文で定義したパラメタを指定します。

  • 取得およびストアド実行(結果セット復帰)でデータ型がバイナリ型の場合
    ここで指定したパラメタをユーザプログラムで指定することでバイナリデータを取得できます。(※2)

上記以外の場合は指定不要です。

データ型

データベースからの結果取得に使用するデータ型を指定します。

  • 取得およびストアド実行(結果セット復帰)の場合

    • 文字列型

    • バイナリ型

  • ストアド実行(パラメタ復帰)の場合

    復帰値の型に合うJDBCデータ型を指定します。復帰値の型に合うJDBCデータ型についてはデータベースシステムのマニュアルを参照してください。

文字列型

[追加]ボタン

入力パラメタを追加します。

[削除]ボタン

選択した入力パラメタを削除します。

JMS-Rキューと同一データベースシステムのデータベースに接続

JMS-Rキューを構築しているデータベースと同一システム上に構築されたデータベースにアクセスする場合に指定します。

接続しない(チェックなし)

メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する

メッセージング種別が非同期の場合にメッセージを蓄積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

蓄積する(チェックつき)

※1:シーケンスを流れるデータがどのようにデータベースとやりとりされるかは“ISI アプリケーション開発ガイド”の“データベースアダプタ利用時の定義”を参照してください。
※2:取得方法については“ISI アプリケーション開発ガイド”の“バイナリデータの使用”を参照してください。