ここでは、フォーマット変換設定への自動登録機能について説明します。
フォーマット変換設定の自動登録は、CSVファイルをもとにして行います。ここではCSV読込み機能の登録仕様を説明します。
CSVファイルをあらかじめ用意し、[CSV読込み]画面から読み込みます。
CSVファイル上の定義を、フォーマット変換設定に読み込むことができます。
CSVファイルは以下の形式で記述されている場合だけ読み込むことができます。
値はカンマで区切られていること。
値にカンマが存在する場合、値はダブルクォーテーションで囲まれていること。(例: “123,45”)
値に含まれるダブルクォーテーションは、連続したダブルクォーテーション(“”)とし、値全体はダブルクォーテーションで囲まれていること。(例:“12”“34”)
値に制御コードが存在しないこと。
シフトJISで記述されていること。
“5.5.2 定義形式”に記述されているとおりに、CSVファイルに記述してください。
以下についてチェックし、違反があればエラーとなります。
“5.5.2 定義形式”に記述した規則に違反していないこと。
条件設定、および変換設定において、項目の部分的な参照、および設定は定義されていないこと。
条件設定において、“かつ”、“または”を使用した複数の条件式での比較は定義されていないこと。
項目設定において、ビット単位での設定は定義されていないこと。
計算設定では、3項目以上の演算は定義されていないこと。
項目名にピリオドまたは“]”を含むフォーマットは使用されていないこと。
ヘッダ出力条件は定義されていないこと。