繰返し数指定可変長フォーマットとは、「ヘッダ部」と「明細部」で構成されており、明細部が繰り返されるフォーマットです。
明細部の繰返しは無制限で、レコードごとに繰返し数が異なってもかまいません。
ここまでは「行終端可変長フォーマット」と同じですが、改行マークは不要で、代わりに「ヘッダ部」の1つの項目に「明細部の繰返し回数を示す項目」をもち、その値が「明細部」の繰返し数を表します。
図5.20 繰返し数指定可変長フォーマット
ポイント
明細部の中にさらに明細部をもつことはできません。また異なる明細部を1レコードの中に複数箇所もつこともできません。
繰返し数指定可変長フォーマットは、Formatmanagerクライアントで定義することは可能ですが、XML変換の対象にはなりません。
登録方法
[繰返し数指定可変長フォーマット登録]画面で、以下の内容を設定します。
可変長ID
ヘッダ部フラットID
明細部フラットID
繰返し回数を示す項目の指定
繰返し数指定可変長フォーマットは、登録済みの一般フォーマットを組み合わせて定義します。
繰返し数指定可変長フォーマットは、ヘッダ部と明細部で構成されており、それぞれのフラットIDを1つずつ指定します。1つの繰返し数指定可変長フォーマットを「可変長ID」で管理します。
図5.21 繰返し数指定可変長フォーマットの登録
図5.22 繰返し数指定可変長フォーマット登録の例
一般フォーマット登録で登録したフラットIDを、正しい順序に指定します。
繰返し数指定可変長フォーマットの登録方法の詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。