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Interstage Service Integrator V9.4.1 解説書
Interstage

5.1.4 行終端可変長フォーマット

行終端可変長フォーマットとは、「ヘッダ部」、「明細部」、「行終端文字」で構成されており、明細部が繰り返されるフォーマットです。
明細部の繰返しは無制限で、レコードごとに繰返し数が異なってもかまいません。
ただし、繰返しの最終明細部の直後に、ここで明細部が終わることを示す識別記号(行終端文字)が付加されている必要があります。識別記号には、「改行マーク」( “LF”、 “CR+LF”)などを使用します。
識別記号と同じ文字列が、データとして明細部のデータ中に現れても問題ありませんが、明細部の先頭には現れてはなりません。なお、レコード長に識別記号は含まれません。

図5.17 行終端可変長フォーマット

登録方法

[行終端可変長フォーマット登録]画面で、以下の内容を設定します。

行終端可変長フォーマットは、登録済みの一般フォーマットを組み合わせて定義します。
行終端可変長フォーマットは、ヘッダ部と明細部で構成されており、それぞれのフラットIDを1つずつ指定します。1つの行終端可変長フォーマットを「可変長ID」で管理します。

図5.18 行終端可変長フォーマットの登録

図5.19 行終端可変長フォーマット登録の例

一般フォーマット登録で登録したフラットIDを、正しい順序に指定します。

行終端可変長フォーマットの登録方法の詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。