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Interstage Service Integrator V9.4.1 解説書
Interstage

2.2.3 ルーティング機能

ルーティング機能は、ISIを流れるメッセージ内の値によって、後続の処理を変える機能です。
通常は定義時に一意に決定する“サービスエンドポイント”、“シーケンス”を、メッセージ内の値によって、動的に変更するときに使用します。
ISIは、以下のルーティング機能を提供します。

図2.5 ルーティング機能のイメージ

条件の指定については、以下の特長があります。

注意

  • アウトバウンドルーティングは、ペイロードの値に加え、共通メッセージのヘッダパラメタの値も指定できます。

  • CSVファイルは、以下の形式で記述されている場合だけ読込みができます。

    • 値はカンマで区切られている

    • 値にカンマが存在する場合、値はダブルクォーテーションで囲まれている(例:"123,45")

    • 値に含まれるダブルクォーテーションは、連続したダブルクォーテーション("")とし、値全体はダブルクォーテーションで囲まれている(例:"12" "34")

    • 値に制御コードが存在しない

  • ペイロードの値が暗号化されている場合、ペイロードの値を利用したルーティングはできません。