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Interstage Information Storage リリース情報
Interstage

2.8 エラーメッセージの変更

変更内容

環境変数RDBNAMEが未設定の場合に出力される資源管理コマンドのエラーメッセージが変更になりました。

V10.0.0の場合

qdg02250u

qdg02250u
RDBIIが未起動のため's*'コマンドは実行できません t*
[メッセージの意味]
Symfoware/RDBが未起動のためコマンドは実行できません。
[パラメタの意味]
s*: RDBコマンド
t*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
このコマンドの処理を中止します。
[利用者の処置]
Symfoware/RDBを起動して、再実行してください。

qdg12118u

qdg12118u
RDBIIシステム名に誤りがあります s*
[メッセージの意味]
RDBシステム名に誤りがあります。
[パラメタの意味]
s*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
処理を中止します。
[利用者の処置]
正しいシステム名を指定して、再度実行してください.

V10.1.0以降の場合

qdg02250u

qdg02250u
Symfoware/RDBが未起動または環境変数RDBNAMEが未設定のため's*'コマンドは実行できません t*
[メッセージの意味]
Symfoware/RDBが未起動または、環境変数RDBNAMEが未設定のためコマンドは実行できません。
[パラメタの意味]
s*: RDBコマンド
t*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
このコマンドの処理を中止します。
[利用者の処置]
RDBシステムが起動していない場合はRDBシステムを起動して、再度実行してください。
環境変数RDBNAMEが設定されていない場合は正しいRDBシステム名を指定して、再度実行してください。

qdg12118u

qdg12118u
環境変数RDBNAMEが設定されていないかまたは環境変数RDBNAMEに指定したRDBシステム名に誤りがあります s*
[メッセージの意味]
環境変数RDBNAMEが設定されていないか、環境変数RDBNAMEに指定したRDBシステム名に誤りがあるか、またはRDB
構成パラメタファイルが存在しません。
[パラメタの意味]
s*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
処理を中止します。
[利用者の処置]
以下のいずれかの処置を実施してください。
<RDBシステム名を付ける運用の場合>
環境変数RDBNAMEの設定を行っていない場合はRDBシステム名を指定して、再度実行してください。
環境変数RDBNAMEに誤りがある場合は正しいRDBシステム名を指定して、再度実行してください。
上記いずれでもない場合は以下のパスに指定したSymfoware/RDBシステムのためのRDB構成パラメタファイルが存在するか確認してください。
/opt/FJSVrdb2b/etc
<RDBシステム名を付けない運用の場合>
環境変数RDBNAMEの設定を行っている場合は設定しないようにして、再度実行してください。
環境変数RDBNAMEの設定を行っていない場合は、以下のRDB構成パラメタファイルが存在するか確認してください。
/opt/FJSVrdb2b/etcのrdbsysconfigファイル

非互換

環境変数“RDBNAME”未設定時に出力されるqdg02250u、qdg12118uのメッセージ内容が異なります。また、アプリケーションでメッセージ本文を解析している場合に影響があります。


対処方法

アプリケーションでメッセージ本文を解析している場合は、メッセージIDを解析するよう、アプリケーションを変更してください。