Interstage Information Storage リリース情報

2.5 ログファイルの切替え方法の変更

変更内容

以下のログファイルにおいて、切替え方法を変更しました。

• 資源管理ログファイル

• 資源管理調査用ログファイル

• 抽出コマンドログファイル

• API連携ログファイル

非互換

ログファイルの切替えサイズの省略値、指定可能な最大値および旧世代のログファイル名に変更しました。

表2.2 切替え方法の変更

ログファイル名	切替え方式
	V10.0.0	V10.1.0以降
資源管理ログファイル	切替え時に新たにファイルを確保	2世代をサイクリックに使用
資源管理調査用ログファイル	切替え時に新たにファイルを確保	2世代をサイクリックに使用
抽出コマンドログファイル	切替え時に新たにファイルを確保	2世代をサイクリックに使用
API連携ログファイル	切替え時に新たにファイルを確保	2世代をサイクリックに使用

表2.3 切替えサイズの省略値

ログファイル名	切替えサイズの省略値
	V10.0.0	V10.1.0以降
資源管理ログファイル	2MB	100MB
資源管理調査用ログファイル	2MB	100MB
抽出コマンドログファイル	5MB	100MB
API連携ログファイル	5MB	100MB

表2.4 切替えサイズに指定可能な最大値

ログファイル名	切替えサイズに指定可能な最大値
	V10.0.0	V10.1.0以降
資源管理ログファイル	1TB	1GB
資源管理調査用ログファイル	1TB	1GB

表2.5 旧世代のログファイル名

ログファイル名	旧世代のログファイル名
	V10.0.0	V10.1.0以降
資源管理ログファイル	[指定ファイル名] YYYYMMDDhhmmssddd	[指定ファイル名].old
資源管理調査用ログファイル	[指定ファイル名] YYYYMMDDhhmmssddd	[指定ファイル名].old
抽出コマンドログファイル	[指定ファイル名]_YYYY-MM-DD-hh-mm-ss-ddd	[指定ファイル名].old
API連携ログファイル	[指定ファイル名]_YYYY-MM-DD-hh-mm-ss-ddd	[指定ファイル名].old

[指定ファイル名]は、資源管理動作環境定義ファイル、log4j設定ファイルで指定します。なお、指定ファイル名に“[]”は付加されません。

対処方法

ログファイルの切替え方法、旧世代のログファイル名

V10.0.0と同様の動作としたい場合、以下のパラメタをそれぞれの設定ファイルに設定してください。

ログファイル名	設定ファイル名	パラメタ名	値
資源管理ログファイル	資源管理動作環境定義ファイル (/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv)	DE_LOGROTATE	N
資源管理調査用ログファイル
抽出コマンドログファイル	ログ設定ファイル (/opt/FJSViisap/etc/environment.properties)	logRotate	false
API連携ログファイル

ログファイルの切替えサイズの省略値、指定可能な最大値

該当するログファイルの切替えサイズとして、V10.0.0での切替えサイズの省略値を使用している場合、または切替えサイズに指定可能な最大値を使用している場合は、値が変更となります。

資源管理動作環境定義ファイル、ログ設定ファイルに適切な値を指定してください。

参照

ログファイルの切替えサイズの設定方法の詳細については、“導入ガイド”の以下を参照してください。

• 資源管理動作環境定義ファイルのパラメタ

• log4j設定ファイルのパラメタ