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Interstage Business Application ServerV10.0.0 インストールガイド
Interstage

4.3.1 install.shシェルの実行

install.shシェルによるインストール手順を説明します。
マルチユーザモードでインストールする場合は、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認してください。

インストールを行う場合、スーパーユーザになります。

# su -<RETURN>

サーバパッケージDVDを挿入します。製品メディアのマウント方法については、“3.4 製品メディア(DVD-ROM)のマウント方法について”を参照してください。次に任意のディレクトリ上からDVD-ROMに格納されているインストールシェルスクリプト(install.shシェル)を実行してください。なお、DVD-ROM上のディレクトリから実行することはできません。

# cd <任意のディレクトリ> <RETURN>
# <DVD-ROMマウントディレクトリ>/install.sh <RETURN>

注意

  • install.shシェル実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。

  • install.shシェルを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、場合によっては文字化けして表示されたりすることがあります。日本語表示でインストールを行う場合、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、install.shシェルを実行してください。

  • 他製品で同梱される共通のパッケージのなかで、混在できないパッケージがすでにインストールされている場合、エラーメッセージを表示してインストールは中断します。
    この場合、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

  

以下のようにシステムパラメタのチューニングに関する確認メッセージが表示されます。
システムパラメタが適切に設定されていない状態でインストールを実行した場合、本製品が正常に動作しないことがありますので注意してください。

Interstage Business Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。
IPC資源のチューニングを行っていない場合は、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。

インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]:

次にフレームワークのみをインストールするかどうかを指定してください。フレームワークのみをインストールする場合はy<RETURN>を入力してください。フレームワーク以外もインストールする場合はn<RETURN>を入力してください。

フレームワークのみをインストールしますか?[y,n,q]:

上記に続いて表示される以下の対話処理で、インストール方法等を選択し、<RETURN>キーを押してください。

注意

すでにInterstageの構成パッケージがインストールされている場合、以下の注意が必要です。構成パッケージについては、“1.7 パッケージについて”を参考にしてください。

  • すでにアプリケーションサーバ機能のインストールを実行している場合は、他のサーバタイプを選択、またはインストールタイプに標準インストールを選択してインストールを実行できません。
    カスタムインストールにより機能、またはパッケージの追加を実施するか、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

  • すでにデータベースサーバ機能のインストールを実行している場合は、同じサーバタイプを選択してインストールを実行できません。
    アプリケーションサーバ機能のカスタムインストールにより機能、またはパッケージの追加を実施するか、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

  • すでに管理サーバ機能、またはWeb Package機能のインストールを実行している場合は、同じサーバタイプを選択、または他のサーバタイプを追加で選択してインストールを実行できません。
    インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

  • 異なるバージョンのInterstage Business Application Serverがインストールされている場合や、同一筐体にインストールできない他製品に同梱されている、Interstage Business Application Serverと共通のパッケージがインストールされている場合は、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールしてください。

  • 以下のメッセージが表示された場合は、インストール対象のマシンに、本製品に同梱されているパッケージのバージョンよりも古いバージョンのパッケージがインストールされています。
    表示されたパッケージが必須パッケージの場合は、表示されたパッケージをアンインストールしてから、再度インストールを実行してください。表示されたパッケージが必須パッケージではない場合は、表示されたパッケージを使用しない場合に限り、該当パッケージをインストールせずに、インストールを続行することができます。

    以下の必須パッケージは、古いバージョンのパッケージがインストールされています。
    <パッケージ名>
    上記必須パッケージをアンインストール後、再度インストールしてください。
    以下の選択可能パッケージは、古いバージョンのパッケージがインストールされています。
    <パッケージ名>
    上記パッケージをインストールせずに、インストールを続行しますか?(省略: n) [y,n]:

本製品の運用コマンドを操作するグループ名を入力してください。システムに存在しないグループ名を指定することはできません。省略した場合は、“ismnggrp”が選択されます。

Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: ismnggrp) [?,q]:

注意

グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: データベースサーバ機能,3: 管理サーバ機能,4: Web Package機能)[1,2,3,4,q]:

  “1: アプリケーションサーバ機能”を選択すると、以下の問い合わせが表示されます。
  “2: データベースサーバ機能”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.4 データベースサーバ機能のインストールの場合”を参照してください。
  “3: 管理サーバ機能”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.5 管理サーバ機能のインストールの場合”を参照してください。
  “4: Web Package機能”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.6 Web Package機能のインストールの場合”を参照してください。
  

インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:

  “1: 標準”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.1 標準インストールの場合”を参照してください。
  “2: カスタム”を選択すると、以下の問い合わせが表示されます。
  

機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]:

  “1: 機能選択”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.2 カスタムインストール(機能選択)の場合”を参照してください。
  “2: パッケージ選択”を選択した場合の対話処理については、“4.3.1.3 カスタムインストール(パッケージ選択)の場合”を参照してください。
  

注意

必要な機能・パッケージはすべて、一度のinstall.shシェルの実行で同時にインストールすることをお勧めします。
Javaを使用するパッケージとJDK/JREを同時ではなく別にインストールする場合、パッケージに関連する機能のJDK/JREに関する手動設定が必要となる場合があります。インストール済みのJDK、またはJREを後から入れ替える場合も同様です。

各パッケージをJDK/JREと別にインストールした場合の設定については、下記を参照してください。

  • FJSVj2ee、FJSVejb  :  “Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”の“動作環境のカスタマイズと確認”の“動作環境の確認”

  • FJSVisjmx、FJSVjs2su  :  “Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”

  • FJSVots  :  “Interstage Application Server チューニングガイド”の“データベース連携サービスの環境定義”の“configファイル”の“JAVA_VERSION”および“PATH”

4.3.1.1 標準インストールの場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. 高信頼性ログのインストール方法を入力してください。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    高信頼性ログClient機能またはServer機能を選択してください。(1: Client機能 2: Server機能) (省略: 1) [1,2,q]:
    高信頼性ログの格納文字コード系を選択してください。(1:UTF-8 2:EUC_S90 3:SJIS) (省略:1) [1,2,3,q]:

    注意

    • 高信頼性ログの格納文字コード系の選択肢には、選択可能な文字コード系のみ表示されます。

    • 高信頼性ログの格納文字コード系の選択については“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“文字コード系の決定”を参照してください。

    • Symfoware Serverなどの関連製品がインストールされている場合、高信頼性ログ機能の格納文字コード系の問い合わせは行われません。

    高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別を選択してください。(1:非クラスタ運用 2:フェイルオーバ運用) (省略:1) [1,2,q]:

    注意

    • 高信頼性ログClient機能をインストールする場合、高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別の問い合わせは行われません。

    • Symfoware Serverなどの関連製品がインストールされている場合、高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別の問い合わせは行われません。

    • クラスタ製品(PRIMECLUSTER)がインストールされていない場合、高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別の問い合わせは行われません。

  2. Java EEで使用するJDKを選択します。
      

    Java EEで使用するJDKを選択してください。(1: JDK6, 2: JDK5.0) (省略: 1) [1,2,q]:

  3. Java EEで使用するポート番号を表示します。変更する場合は、y<RETURN>を入力してください。
      

    Java EEのデフォルトポートは以下です。

    HTTPリスナーポート: 28080
    運用管理用HTTPリスナーポート: 12001
    IIOPポート: 23600
    IIOP_SSLポート: 23601
    IIOP_MUTUALAUTHポート: 23602
    JMX_ADMINポート: 8686

    デフォルトのポートを変更しますか?(省略: n) [y,n,q]:

    上記の問い合わせでy<RETURN>を入力した場合、Java EEで使用するポート番号を設定します。それぞれ他の機能で設定するポート番号と重複しない番号を、HTTPリスナーポートについては5001~65535の範囲で、その他のポート番号については1~65535の範囲で指定してください。
      

    Java EEのHTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 28080) [?,q]:
    Java EEの運用管理用HTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 12001) [?,q]:
    Java EEのIIOPポートを指定してください。(省略: 23600) [?,q]:
    Java EEのIIOP_SSLポートを指定してください。(省略: 23601) [?,q]:
    Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポートを指定してください。(省略: 23602) [?,q]:
    Java EEのJMX_ADMINポートを指定してください。(省略: 8686) [?,q]:

  4. Interstage Java EE管理コンソールにの運用形態を選択します。
      

    Java EEの運用管理用HTTPリスナーでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage Java EE管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

  5. Java EE共通ディレクトリを設定します。
      

    Java EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt/FJSVisjee) [?,q]:

    注意

    • 省略値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。

    • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

  6. CORBAサービスのポート番号を設定します。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]:

    注意

    /etc/servicesに設定したポート番号が“odserver”以外で使用されている場合、上書き確認(“/etc/servicesの設定を上書きしますか? [y,n,q]:”)の問い合わせが表示されます。/etc/servicesに設定されているポート番号の情報を上書きして問題ないか確認してください。

  7. Webサーバのポート番号を設定します。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:

  8. Interstage管理コンソールに関する設定を行います。
      

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:
    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:
    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

4.3.1.2 カスタムインストール(機能選択)の場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. インストールする機能の番号を“,”で区切って入力してください(例: 1,2,3 <RETURN>)。
    すべての機能をインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
    なお、すでに機能を構成するパッケージがインストールされている場合、機能名の横に“*”が表示されます。

    注意

    • インストール済みの機能のみを選択した場合、インストールは続行されません。

    • all指定などによりインストールされていない機能のみインストールされます。

    Functions:
        1 Java EE
        2 マルチ言語サービスの基本機能
        3 データベース連携サービス
        4 イベントサービス
        5 MessageQueueDirector
        6 Portable-ORB
        7 Webサーバ
        8 セキュア通信サービス
        9 シングル・サインオン(業務サーバ)
       10 シングル・サインオン(認証サーバ)
       11 シングル・サインオン(リポジトリサーバ)
       12 Interstageディレクトリサービス
       13 Interstage管理コンソール
       14 Webサーバコネクタ/J2EE互換
       15 フレームワーク
       16 Java SE 6
       17 Java SE 5.0
       18 サンプルアプリケーション
       19 Fujitsu XMLプロセッサ
       20 アプリケーション連携実行基盤
       21 高信頼性ログ機能
    
    インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。
    なお、Interstage Business Application Server必須パッケージだけをインストールする場合は、
    <RETURN>キーを押してください。[?,??,all,q]:

    注意

    必須パッケージがすでにインストールされている場合は、必須パッケージだけをインストールする場合の表示は行われません。

    ポイント

    Java EE選択時、いずれのバージョンのJava SEがインストールも選択もされていない場合、自動的にJava SE 6がインストールされます。Java EEをJava SE 5.0と組み合わせて使用する場合は、Java SE 5.0を同時に選択してください。

  2. 以降、選択した機能をインストールするための問い合わせが表示されます。
    以下の説明を参考にして、インストール情報を設定してください。
      

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

4.3.1.3 カスタムインストール(パッケージ選択)の場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. インストールするパッケージの番号を“,”で区切って入力してください(例: 1,2,3 <RETURN>)。
    すべてのパッケージをインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
    なお、すでに機能を構成するパッケージがインストールされている場合、パッケージ名の横に“*”が表示されます。

    注意

    パッケージによっては依存関係を持っているため、必要となるパッケージがすべて選択されていない場合、インストールやセットアップに失敗することがあります。“1.7.3 必要なパッケージ”で確認の上、パッケージを選択してください。

    Packages:
        1 FJSVtdis      The operational commands for Interstage
        2 FJSVextp      Transaction Processing Monitor
        3 FJSVjdk6      Fujitsu Java Development Kit 6
        4 FJSVisjee     Interstage Java EE
        5 FJSVirepc     Interstage Directory Service Software Development Kit
        6 FJSVirep      Interstage Directory Service
        7 FJSVena       Interstage data store for enterprise content knowledge and document management
        8 FJSVsclr      Securecrypto Library RunTime
        9 FJSVsmee      S/MIME & EE Certificate Management Package
       10 FJSVisscs     Interstage Secure Communication Service
       11 FJSVxmlpc     Fujitsu XML Processor
       12 FJSVjdk5      Fujitsu Java Development Kit
       13 FJSVtd        TransactionDirector
       14 FJSVod        ObjectDirector
       15 FJSVots       ObjectTransactionService
       16 FJSVporb      ObjectDirector[Portable-ORB]
       17 FJSVssosv     Interstage Single Sign-on Repository server
       18 FJSVssoac     Interstage Single Sign-on Authentication server
       19 FJSVssoaz     Interstage Single Sign-on Business server
       20 FJSVssocm     Interstage Single Sign-on Common Library
       21 FJSVfsvl      Single Sign-on Federation Service Library Package
       22 FJSVssofs     Interstage Single Sign-on Federation Service
       23 FJSVjs2su     Interstage JServlet (OperationManagement)
       24 FJSVes        ObjectDirector/EventService
       25 FJSVihs       Interstage HTTP Server
       26 FJSVbcco      Interstage Apcoordinator - Bccoordinator
       27 FJSVwebc      Interstage Apcoordinator - Webcoordinator
       28 FJSVapcst     Interstage Apcoordinator - Struts
       29 FJSVisjmx     Interstage JMX Service
       30 FJSVejb       Interstage EJB Service
       31 FJSVjms       Interstage JMS
       32 FJSVj2ee      Interstage J2EE Common Resource
       33 FJSVjs5       Interstage JServlet (Tomcat 5.5 based servlet service)
       34 FJSVsvmon     Web Service Monitor
       35 FJSVisgui     Interstage Management Console
       36 FJSVisspl     Interstage Sample Integration
       37 FJSVmqd       MessageQueueDirector base
       38 FJSVjssrs     Interstage JServlet Session Registry Server
       39 FJSVjssrc     Interstage JServlet Session Registry Client
       40 FJSVapcfc     Interstage Apcoordinator - Web Application Framework for Formcoordinator
       41 FJSVapcef     Interstage Apcoordinator - Enterprise Application Framework
       42 FJSVapclg     Interstage Apcoordinator - Log
       43 FJSVfcdn      Formcoordinator
       44 FJSVibscf     Interstage Business Application Server C/COBOL Framework common package
       45 FJSVibspo     Interstage Business Application Server process observer
       46 FJSVibssc     Interstage Business Application Server sync-func(C/COBOL)
       47 FJSVibsjf     Interstage Business Application Server Java Framework
       48 ULOG          High reliability log function
    
    パッケージを選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。
    なお、Interstage Business Application Server必須パッケージだけをインストールする場合は、
    <RETURN>キーを押してください。[?,??,all,q]:

    注意

    必須パッケージがすでにインストールされている場合は、必須パッケージだけをインストールする場合の表示は行われません。

  2. 以降の対話処理については、“4.3.1.2 カスタムインストール(機能選択)の場合”を参照してください。
      

4.3.1.4 データベースサーバ機能のインストールの場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. 高信頼性ログのインストール方法を入力してください。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    高信頼性ログの格納文字コード系を選択してください。(1:UTF-8 2:EUC_S90 3:SJIS) (省略:1) [1,2,3,q]:

    注意

    • 高信頼性ログの格納文字コード系の選択肢には、選択可能な文字コード系のみ表示されます。

    • 高信頼性ログの格納文字コード系の選択については“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“文字コード系の決定”を参照してください。

    • Symfoware Serverなどの関連製品がインストールされている場合、高信頼性ログ機能の格納文字コード系の問い合わせは行われません。

    高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別を選択してください。(1:非クラスタ運用 2:フェイルオーバ運用) (省略:1) [1,2,q]:

    注意

    • Symfoware Serverなどの関連製品がインストールされている場合、問い合わせは行われません。

    • クラスタ製品(PRIMECLUSTER)がインストールされていない場合、問い合わせは行われません。

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

4.3.1.5 管理サーバ機能のインストールの場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. ポート番号を入力してください。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:

  2. Interstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用について入力してください。使用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

  3. Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。インストールする場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

4.3.1.6 Web Package機能のインストールの場合

以下の対話処理を行ってください。

  1. ポート番号を入力してください。省略値を採用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:
    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:

  2. Interstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用について入力してください。使用する場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

  3. Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。インストールする場合は、そのまま<RETURN>キーを押してください。
      

    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

4.3.1.7 フレームワークのみインストールする場合

フレームワークのみインストールする場合のインストールシェルスクリプトによるインストール手順を説明します。

  1. フレームワークのみをインストールするかどうかの指定で、フレームワークのみをインストールする場合はy<RETURN>を入力してください。
      

    フレームワークのみをインストールしますか?[y,n,q]:

      

  2. 以下の対話処理を行ってください。
      

    インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:

    “1: 標準”を選択した場合は、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。

  3. “2: カスタム”を選択すると、パッケージの一覧が表示されます。インストールするパッケージの番号を“,”で区切って入力してください(例: 1,2,3 <RETURN>)。
    すべてのパッケージをインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
    なお、すでに機能を構成するパッケージがインストールされている場合、パッケージ名の横に“*”が表示されます。

    Packages:
        1 FJSVxmlpc     Fujitsu XML Processor
        2 FJSVbcco      Interstage Apcoordinator - Bccoordinator
        3 FJSVwebc      Interstage Apcoordinator - Webcoordinator
        4 FJSVapcst     Interstage Apcoordinator - Struts
        5 FJSVapcfc     Interstage Apcoordinator - Web Application Framework for Formcoordinator
        6 FJSVapcef     Interstage Apcoordinator - Enterprise Application Framework
        7 FJSVapclg     Interstage Apcoordinator - Log
        8 FJSVfcdn      Formcoordinator
        9 FJSVibsjf     Interstage Business Application Server Java Framework
    
    パッケージを選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。
    なお、Interstage Business Application Server必須パッケージだけをインストールする
    場合は、<RETURN>キーを押してください。[?,??,all,q]:

    注意

    必須パッケージがすでにインストールされている場合は、必須パッケージだけをインストールする場合の表示は行われません。

続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。詳細は、“4.3.2 インストール情報の確認と実行”を参照してください。