複合イベント処理言語で記述する文(複合イベント処理文)には次のようなものがあります。ルール記述の中心となるのはselect文です。イベントのデータをメモリ内に保持しておき、後続する処理で活用したい場合に、名前付きウィンドウを使用します。
カテゴリー | 複合イベント処理文の種類 | 説明 |
---|---|---|
イベントストリームに対する問合せ | select文 | ルール記述の中心となる複合イベント処理文です。イベントストリームに対する問合せを実施します。 |
名前付きウィンドウの操作 | create window文 | イベントのデータをメモリに保持しておくための名前付きウィンドウを生成します。 |
on select文 | イベントの発生を契機に、名前付きウィンドウに対する問合せを実施します。 | |
on update文 | イベントの発生を契機に、名前付きウィンドウ内のイベントのデータを更新します。 | |
on delete文 | イベントの発生を契機に、名前付きウィンドウ内のイベントを削除します。 | |
on merge文 | イベントの発生を契機に、名前付きウィンドウに対するイベントの追加、更新、削除の操作を一度に行います。 |
ポイント
ルール定義に記述した複合イベント処理ルールには、複合イベント処理文の最後にセミコロン(;)を置き、複数の複合イベント処理文を記述することができます。