cepdeployrsc - 開発資産の配備
cepdeployrsc resource [-o] [-e engine_name] -f xml_filePath
CEPエンジンに対して開発資産を配備します。
配備する開発資産の種別(イベントタイプ定義/ルール定義/マスタ定義/SOAPリスナ定義)を指定します。
コマンド実行時は、配備の実施を確認する問い合わせが行われます。yを入力して<ENTER>で配備が実行されます。また、nもしくはqを入力して<ENTER>で実行をキャンセルすることができます。
例
問い合わせの例(SOAPリスナ定義の場合)
Are you sure you want to deploy the SOAP listener definition?(default: y) [y,n,q]:
開発資産の種別を指定します。
イベントタイプ定義
ルール定義
マスタ定義
SOAPリスナ定義
定義内容を上書きします。
本オプションを省略した場合、定義ファイルで指定した開発資産IDと同じ開発資産が既に配備済みであれば、エラーメッセージが出力されて配備に失敗します。
開発資産を配備するCEPエンジン名を指定します。
構成しているCEPエンジンが1つだけの場合は、本オプションを省略できます。
本オプションを省略した場合、構成済みのCEPエンジンが2個以上存在していると、エラーメッセージが出力されて配備に失敗します。
開発資産の定義内容が記述された定義ファイルを指定します。指定ミス防止のため、絶対パスでの指定を推奨します。
参照
定義ファイルの定義詳細については、「9.2 開発資産の定義」を参照してください。
以下のステータスが返されます。
正常終了
異常終了
注意
定義ファイルには、cepgetrscコマンドが出力する詳細表示結果(XML形式)を保存したファイルも指定可能です。詳しくは、「8.7 cepgetrsc」を参照してください。
配備対象のCEPエンジンが起動中の場合は、配備できません。
例
正常終了時の出力例
SOAPリスナ定義ファイル(listenerdeploy.xml)をCEPエンジン(CepEngine1)に配備する場合の出力例です。
$ cepdeployrsc listener -o -e CepEngine1 -f /tmp/listenerdeploy.xml <ENTER>
Are you sure you want to deploy the SOAP listener definition?(default: y) [y,n,q]:y <ENTER>
Command cepdeployrsc executed successfully.
異常終了時の出力例
他のコマンド(同時実行が不可であるコマンド)の実行中に、SOAPリスナ定義を配備しようとした場合の出力例です。
$ cepdeployrsc listener -o -e CepEngine1 -f /tmp/listenerdeploy.xml <ENTER>
Are you sure you want to deploy the SOAP listener definition?(default: y) [y,n,q]:<ENTER>
Processing cannot be performed because another command is executing.
Command cepdeployrsc execution failed.