cepdispeng - CEPエンジンの情報表示
cepdispeng [-i] [-a | -e engine_name]
CEPエンジンの基本情報または動作状態を表示します。
CEPエンジンの基本情報を表示します。
本オプションを指定しない場合、CEPエンジンの動作状態を表示します。
表示される項目について、以下に説明します。
項目名 | 意味 | 表示有無 |
---|---|---|
engineId | CEPエンジン名 | ○ |
eventtype | 配備されているイベントタイプ定義の開発資産ID | △ |
rule | 配備されているルール定義の開発資産ID | △ |
master | 配備されているマスタ定義の開発資産ID | △ |
listener | 配備されているSOAPリスナ定義の開発資産ID | △ |
○:必ず表示されます。
△:該当の開発資産が配備されている場合に表示されます。
ポイント
同一定義の開発資産が2つ以上配備されている場合は、複数行で表示されます。
項目名 | 意味 | 表示有無 |
---|---|---|
engineId | CEPエンジン名 | ○ |
port | Socket通信用のポート番号(Socketアダプターポート) | △(*1) |
socket | Socket通信の同時接続数 | △(*1) |
status_filter | CEPエンジン(高速フィルター)の状態 RUN:正常稼働 STARTING:起動中 STOP:停止 STOPPING:停止中 ABNORMAL:異常 | ○ |
status_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)の状態 RUN:正常稼働 STARTING:起動中 STOP:停止 STOPPING:停止中 ABNORMAL:異常 | ○ |
inEvent_filter | CEPエンジン(高速フィルター)の入力イベント数 高速フィルターへ入力されたイベント数を指します。CEPエンジンが起動された時点からの累積値を表示します。 | △(*2) |
inEvent_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)の入力イベント数 複合イベント処理へ入力されたイベント数を指します。CEPエンジンが起動された時点からの累積値を表示します。 | △(*3) |
outEvent_filter | CEPエンジン(高速フィルター)の出力イベント数 複合イベント処理に送信したイベント数を指します。CEPエンジンが起動された時点からの累積値を表示します。 | △(*2) |
outEvent_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)の出力イベント数 ユーザー開発Webサービスに送信したイベント数を指します。CEPエンジンが起動された時点からの累積値を表示します。 | △(*3) |
logging_filter | CEPエンジン(高速フィルター)のロギング数 | △(*2) |
logging_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)のロギング数 | △(*3) |
heap_filter | CEPエンジン(高速フィルター)のJavaヒープの使用量と領域量 以下の形式で表示します。 Javaヒープ使用量(バイト)/領域量(バイト) | △(*2) |
heap_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)のJavaヒープの使用量と領域量 以下の形式で表示します。 Javaヒープ使用量(バイト)/領域量(バイト) | △(*3) |
useMemory_filter | CEPエンジン(高速フィルター)プロセスのメモリ使用量(キロバイト) | △(*2) |
useMemory_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)プロセスのメモリ使用量(キロバイト) | △(*3) |
countRule_filter | CEPエンジン(高速フィルター)に適用されているルール数 | △(*2) |
countRule_cep | CEPエンジン(複合イベント処理)に適用されているルール数 | △(*3) |
countListener | 適用リスナ数 CEPエンジン(複合イベント処理)に適用されているSOAPリスナ定義数を指します。 | △(*3) |
○:必ず表示されます。
△:以下の場合に表示されます。
*1) Socket通信を利用している場合(CEPエンジンでSocketアダプターを使用している場合)
*2) CEPエンジン(高速フィルター)が正常稼働している場合(status_filterが“RUN”の場合)
*3) CEPエンジン(複合イベント処理)が正常稼働している場合(status_cepが“RUN”の場合)
構成済みのすべてのCEPエンジンの情報を表示します。
情報を表示するCEPエンジン名を指定します。
構成しているCEPエンジンが1つだけの場合は、本オプションを省略できます。
本オプションを省略した場合、構成済みのCEPエンジンが2個以上存在していると、エラーメッセージが出力されて表示に失敗します。
以下のステータスが返されます。
正常終了
異常終了
例
正常終了時の出力例
構成済みのすべてのCEPエンジンの動作状態を表示する場合の出力例です。
$ cepdispeng -a <ENTER>
engineId :CepEngine1
port :9600
socket :1
status_filter :RUN
status_cep :RUN
inEvent_filter :100
inEvent_cep :100
outEvent_filter :100
outEvent_cep :100
logging_filter :100
logging_cep :100
heap_filter :98,725,088 / 532,545,536
heap_cep :98,725,088 / 532,545,536
useMemory_filter :823,493,339
useMemory_cep :823,493,339
countRule_filter :1
countRule_cep :1
countListener :1
engineId :CepEngine2
port :9601
status_filter :STOP
status_cep :STOP
Command cepdispeng executed successfully.
CEPエンジン(CepEngine1)の基本情報を表示する場合の出力例です。
$ cepdispeng -i -e CepEngine1 <ENTER>
engineId :CepEngine1
eventtype :EVENT_01
rule :RULE_01
master :MASTER_01
listener :LISTEN_01
listener :LISTEN_02
Command cepdispeng executed successfully.