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Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
Systemwalker

3.14.2 文字列の並び替え

機能説明

デリミタ区切りの文字列を名前順に並び替えます。

オプション

基本オプション

(1) string

デリミタ区切りの文字列です。

文字列を省略した場合、引数エラーとなります。

文字列はデリミタ区切りで100個まで指定可能です。それより大きい場合、引数エラーとなります。

文字列には、改行で区切られた複数行の文字列が指定できます。

終端に改行がない文字列、および、改行で終了する1つの文字列は、いずれも1行とみなされます。

(2) delimiter

文字列を区切るためのデリミタです。

デリミタには半角記号、半角スペース、タブおよび、改行が指定可能です。ただし、ダブルクォーテーションは指定できません。スペースは“\s” 、タブは“\t”、 改行は“\n”または“\r\n”と指定します。

デリミタを省略した場合、“,”(カンマ)をデリミタとします。

デリミタは1つだけ指定できます。複数指定した場合、引数エラーとなります。

なお、stringに指定した文字列が複数行の場合は、指定できるのは改行だけです。改行以外を指定した場合、引数エラーとなります。

拡張オプション

(1) reverse

昇順/降順を指定します。

降順に並び替える場合は、“on”を指定します。

昇順に並び替える場合は、“off”を指定します。

省略値は“off”です。なお、大文字/小文字は区別しません。

復帰値

アイコン

シンボル名
矢印名

復帰値

意味

成功

0

デリミタ区切りの文字列の並び替えに成功しました。

失敗

197

オプションの内容に誤りがありました。

201

運用操作部品の実行がタイムアウトしました。

202

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品を実行するための設定に問題があります。

203

運用操作部品を正常に実行できませんでした。管理サーバの環境に問題があります。

205

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品の入力情報の指定に問題があります。

206

運用操作部品を正常に実行できませんでした。運用操作部品の出力情報の指定に問題があります。

207

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品が管理サーバに登録されていない可能性があります。

208

運用操作部品の実行途中に自動運用プロセスのリカバリが行われたため、自動運用プロセスを中止状態にしました。

出力情報

変数

意味

message

文字列の並び替えに成功した場合、以下のメッセージを設定します。

The operation component was successful.

文字列の並び替えに失敗した場合、エラー内容を文字列として設定します。

string

並び替えた文字列を設定します。

<例>stringに“server1,_server2,3server,server4”を指定した場合

“_server2,3server,server1,server4”

returnCode

復帰値を設定します。

注意事項