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Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
Systemwalker

3.14.1 繰返し時間の経過確認

機能説明

本運用操作部品は、自動運用プロセス内で処理を繰り返す場合に使用します。
1回目に実行された時間を起点として、指定した時間が経過しているか確認します。経過してない場合は一定時間待ちます。

オプション

基本オプション

(1) iteration_duration

繰り返し継続時間(秒)です。

繰り返し継続時間を省略した場合、引数エラーとなります。

30~86400(1日)の範囲で指定可能です。

(例)1時間繰り返す場合:3600

上記の範囲外の値を入力した場合は、引数エラーとなります。

(2) iteration_sleep_time

繰り返し処理の待ち時間(秒)です。

指定した時間の経過を待ちます。

繰り返し待ち時間を省略した場合、引数エラーとなります。

0~600(10分)の範囲で指定が可能です。

上記の範囲外の値を入力した場合は、引数エラーとなります。

待ち時間を経過すると継続時間を超える場合には、継続時間を超えた時点で待ち状態を解除します。

拡張オプション

なし。

復帰値

アイコン

シンボル名
矢印名

復帰値

意味

時間内

0

繰り返し時間内です。

時間超過

1

繰り返し時間を超過しました。

202

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品を実行するための設定に問題があります。

203

運用操作部品を正常に実行できませんでした。管理サーバの環境に問題があります。

205

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品の入力情報の指定に問題があります。

206

運用操作部品を正常に実行できませんでした。運用操作部品の出力情報の指定に問題があります。

207

運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品が管理サーバに登録されていない可能性があります。

208

運用操作部品の実行途中に自動運用プロセスのリカバリが行われたため、自動運用プロセスを中止状態にしました。

失敗

上記以外の159~240

Systemwalker Runbook Automationで使用する復帰値です。

出力情報

変数

意味

message

継続時間内で処理継続の場合、以下のメッセージを設定します。

The iteration continues.

繰り返し処理継続時間を経過した場合、以下のメッセージを設定します。

The duration is over.

操作に失敗した場合、エラー内容を文字列として設定します。

first_start_time

継続処理の開始時間(yyyyMMddHHmmss)を設定します。1回目の処理時間です。

returnCode

復帰値を設定します。

注意事項