ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
Systemwalker

1.4.10 ciexport(構成アイテムエクスポートコマンド)

機能説明

CMDBから構成アイテムをエクスポートします。結果は、指定されたファイルもしくは標準出力にXML形式で出力されます。


記述形式

【Windows】

ciexport.exe -q xpath=”条件指定” [-x 出力ファイル]

Linux

ciexport.sh -q xpath=”条件指定” [-x 出力ファイル]


オプション

-q xpath="条件指定"

出力条件をXPath形式で指定します。XPathは、XMLドキュメントの特定の部分を指し示すための言語で、以下のような指定が可能です。

  • すべてのLogicalServerを検索

    /%LogicalServer

  • svr001というnameを持つLogicalServerを検索

    /%LogicalServer[./#observed/rc:LogicalServer/@name = 'svr001']

  • ソフトウェア「Systemwalker Centric Manager」がインストールされているLogicalServerを検索

    /%InstalledSoftware[./#observed/rc:InstalledSoftware/@productName = 'Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition V13.2.0']/&GRelation/%LogicalServer

ポイント

  • 通常のXPathの軸(axis)に対して、「%」「&」「#」を用いたCMDB独自の拡張が追加されています。

  • 「%」は構成アイテムを表します。%の後に構成アイテムのタイプ名を指定します。例えば、「%LogicalServer」は構成アイテム「LogicalServer」を表します。

  • 「&」はリレーションを表します。&の後にリレーションのタイプ名を指定します。通常は「&GRelation」を指定してください。

  • /%LogicalServer/&GRelation/%InstalledSoftwareのように記述することで、LogicalServerと関連しているInstalledSoftwareを検索できます(検索結果はInstalledSoftwareです)。

  • 「#」はレコードを表します。「#expected」は設計レコードを、「#observed」は実態レコードを表します。

  • 構成アイテムの定義については、“第6章 構成アイテム形式”を参照してください。


-x 出力ファイル

結果を出力するファイル名を指定します。省略すると標準出力に出力します。


復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了


コマンド格納場所

【Windows】

[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin
※デフォルトの場合はC:\Fujitsu\Systemwalker\SWRBAM

【Linux】

/opt/FJSVcmdbm/bin


実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

Linux