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Interstage Business Application ServerV11.0.0 チュートリアルガイド
Interstage

5.1.3 クライアントアプリケーションの配備

サーバ上にIJServerクラスタを作成し、クライアントアプリケーションを配備する手順について説明します。

IJServerクラスタの作成、およびIJServerクラスタへの配備には、Interstage Java EE管理コンソールを使用します。
Webブラウザを起動して、以下のURLを指定してください。

https://host01:12001/javaee_admin/

ログインは、“ibas”ユーザで行ってください。

5.1.3.1 IJServerクラスタの作成

Interstage Java EE管理コンソールを使用してクライアントアプリケーションを配備するためのIJServerクラスタを作成します。

  1. ツリーコンポーネントで[クラスタ]ノードを選択します。

  2. [クラスタ]ページで[新規]をクリックしてください。

  3. [新しいクラスタ]画面で、以下の情報を入力してください。

    [新しいクラスタ]画面

    以下の値を設定してください

    項目

    設定

    名前

    COBOLSAMPLECL

    設定

    default-config

    選択している設定のコピーを作成(初期値)


  4. [作成するサーバーインスタンス」セクションで、[新規]をクリックしてください。

  5. 以下の情報を入力し、[了解]をクリックしてください。

    作成するサーバーインスタンス

    以下の値を設定してください。

    項目

    設定

    インスタンス名

    COBOLSAMPLE

    ノードエージェント

    ijna(初期値)


5.1.3.2 JVM設定の変更

クラスパスの設定とVMオプションの設定を行います。


  1. ツリーコンポーネントで[設定]ノードを選択してください。

  2. [COBOLSAMPLECL-config]を選択し、[構成]ページの[JVM設定]をクリックしてください。

  3. [パス設定]タブをクリックし、[JVMクラスパス設定]画面でクラスパスの設定を行います。以下の情報を入力し、[保存]をクリックしてください。

    設定 > COBOLSAMPLECL-config > JVM 設定 > パス設定

    以下の値を設定してください。

    項目

    設定

    クラスパス

    /opt/FJSVibs/lib/apfwibscm.jar
    /opt/FJSVibs/lib/apfwibssc.jar

    ライブラリパス

    /opt/FJSVibs/lib


    以下の値を設定してください。

    項目

    設定

    クラスパス

    C:\Interstage\BAS\lib\apfwibscm.jar
    C:\Interstage\BAS\lib\apfwibssc.jar

  4. [JVMオプション]タブをクリックし、[JVMオプション]画面で、[JVMオプションを追加]をクリックし、以下の情報を設定してください。

    設定 > COBOLSAMPLECL-config > JVM 設定 > JVM オプション

    以下の値を設定してください。

    設定

    -Dcom.fujitsu.interstage.apfw.server.port=8002

    -Dcom.fujitsu.interstage.apfw.server.host=192.168.0.10

5.1.3.3 HTTPリスナーの編集

HTTPリスナーの編集を行います。


  1. ツリーコンポーネントで[設定]ノードを展開してください。

  2. [COBOLSAMPLECL-config]を選択し、[HTTPサービス]ノード、[HTTPリスナー]ノードの順に選択してださい。

  3. [default]リンクをクリックし、[追加プロパティ]セクションでプロパティの編集を行います。以下の情報を入力し、[保存]をクリックしてください。

    設定 > COBOLSAMPLECL-config > HTTP サービス > HTTP リスナー > default

    以下の値を設定してください。

    プロパティ名

    requestCheck

    nocheck

5.1.3.4 Webアプリケーションの配備

Interstage Java EE管理コンソールを使用して、IJServerクラスタにクライアントアプリケーション用の配備ファイルを配備します。

  1. ツリーコンポーネントで[アプリケーション] > [Webアプリケーション]を選択してください。

  2. [配備されている Webアプリケーション]セクションで、[配備]をクリックしてください。

  3. [エンタープライズアプリケーション/モジュールを配備]画面で、以下の情報を入力して[了解]をクリックしてください。

    [エンタープライズアプリケーション/モジュール配備]画面

    以下の値を設定してください。

    項目

    設定

    配備ファイル注)

    ファイルをアップロードして配備する

    【配備対象のファイル】

    • AcceptWEBCBL.war

    • PaymentWEBCBL.war

    • StockWEBCBL.war

    タイプ

    Webアプリケーション (.war) (初期値)

    アプリケーション名

    • AcceptWEBCBL

    • PaymentWEBCBL

    • StockWEBCBL

    コンテキストルート

    • /AcceptWEBCBL

    • /PaymentWEBCBL

    • /StockWEBCBL

    ターゲット

    • COBOLSAMPLECL

    注)配備ファイルは1つずつ選択して配備を行ってください。

  4. [アプリケーション状態/配備解除]画面で、[モジュール一覧]を選択して、クライアントアプリケーションが正しく配備されていることを確認してください。

    [アプリケーション状態/配備解除]画面