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Interstage Business Application ServerV11.0.0 解説書
Interstage

9.2.2 フロー定義の作成

非同期アプリケーション連携実行基盤を使用する場合、フロー定義は、以下の手順に従って作成します。

9.2.2.1 業務データ定義の作成

メッセージとして持ち回る業務データの構造を設計します。

9.2.2.2 ルーティング定義の作成

メッセージのルーティングをDestinationに関連付け、メッセージの起点から終点までのフローをフロー定義ツールのGUI画面上で設計します。

9.2.2.3 呼出し定義の作成

フローの各処理(アクティビティ)に関連付けられる業務処理実行アプリケーションの呼び出し情報を設定します。業務処理実行アプリケーションを呼び出すための関数やメソッド、入出力パラメタおよび補償ルート制御機能を使用する場合は、補償ルート用の関数やメソッドの定義などを行います。

9.2.2.4 異常処理定義の作成

メッセージのルーティング中にエラーが発生した場合の後処理を定義します。

9.2.2.5 定義情報の登録

業務データ定義、ルーティング定義、呼出し定義および異常処理定義の各種定義情報をデータベースサーバへ登録します。フロー定義の登録方法は、以下の3つの方法があります。