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Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
Interstage

23.1.2 保存先の生成

以下の機能を使用する場合、Interstage管理コンソールまたはesmkunitコマンドで、メッセージの保存先(ユニット)を作成します。

Interstage管理コンソールを使用する場合

Interstage管理コンソールの使用方法については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”およびInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。


esmkunitコマンドを使用する場合

esmkunitコマンドで、メッセージの保存先(ユニット)を作成します。

ユニット定義ファイル“unit1.def”で、ユニットを生成する場合

esmkunit -uf unit1.def

ユニット定義ファイルは、以下のディレクトリにデフォルトのファイルが格納されています。ユニット定義ファイルの設定項目を必要に応じて編集して、メッセージの保存先(ユニット)を作成してください。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\eswin\etc\def

(インストールパスはデフォルト)

/opt/FJSVes/etc/def

esmkunitコマンドおよびユニット定義ファイルの項目の詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“イベントサービス運用コマンド”-“esmkunit”を参照してください。


注意

ユニット定義ファイルの以下の設定項目は、正確に見積もった値を設定するように注意してください。


設定項目

内容

unitmode

ユニットのモードを指定します。

  • std:標準ユニット

  • ext:拡張ユニット(グローバルトランザクション機能を使用する場合)

tranmax

ユニット内のイベントチャネルに対して、同時にトランザクション運用を行う多重度を指定します。

tranunitmax

1トランザクション内で操作することができる最大メッセージサイズをブロック数で指定します(1ブロック:16Kバイト(固定))。

syssize

システム(ユニット制御)用ファイルの容量(Mバイト)を指定します。

sysqnum

システム(ユニット制御)用データ格納域の数を指定します。

usersize

イベントデータ(メッセージ)用ファイルの容量(Mバイト)を指定します。

userqnum

イベントデータ(メッセージ)用データ格納域の数を指定します。

shmmax

ユニットで使用する共用メモリサイズ(Mバイト)を指定します。